もうじやのたわむれ 270
「ええもう、三日間出突っ張りで」 「それで何もお買いにならなかったのでしょうか?」 「ええ、特に何も」 「気に入ったお土産品が何もなかったのでしょうか?」 補佐官筆頭は怪訝な顔をするのでありました。...
View Article独島中毒 [ 高月靖 ]
本と珈琲と甘味の時間にようこそ 独島中毒 [ 高月靖 ] 【送料無料】独島中毒 [ 高月靖 ] 1,050円(税込)送料無料 高月靖 文藝春秋...
View Article反省と「野心のすすめ」。
生理周期が整って喜んでいた私なんですが、 ふと我に返りました。 そもそも整っているのが当たり前なのに、 放置してきたからこのような事になったわけなんですよね。 それを、そのままにしておけば自然と治ると考えていたり、 いよいよおかしいと思っても、 病院に行けば治してくれるだろうと 安易に薬の力に頼ってなんとかしようとしていた自分が 恥ずかしく思います。 だから、喜んでいるばかりではなく、...
View Article『日本語は映像的である』
『日本語は映像的である』 熊谷高幸 2011/10 著者は福井大学教育地域科学部教授。 日本語はどのような言語かという本。 日本語は、共同注視という働きに忠実に発展してきた、非常に映像的な言語であるというのがテーマ。 A:なかなかこないね B:あ、来た A:どこ? B:あそこ。 「あ、来た」は Here he comes...
View Article第八百五十七話 嘘つき
小高い山の裾野を這う細い坂道を下ると、青いフィルターをかけられた天と地が溶け込んでいた。 なにかしら比喩的な異世界が見つかるのではないかという気がして、つい歩に力が入るんを感じた。 すぐに比較的広い道路に出くわして、鉄を纏った生き物が通り過ぎるのを待ってからそこを横切り、そのすぐ向こうにある抜け穴のような寂れたアーケードをも踏み越えて行くと、ようやく波の音が三半規管をくすぐった。...
View Article伴野朗『呉・三国志 長江燃ゆ』って…(2)
伴野朗:著 集英社文庫 『呉・三国志 長江燃ゆ』 ですが、『五 荊州の巻』までを読み終え、『六 巨星の巻』の頭をちょっと読みました。 だいたい、全体の半分くらいです。 … ……… …………… 読むのツラいです。 面白い、は、面白いのですがネ。 これ、 伴野朗『呉・三国志 長江燃ゆ』味見 の記事や、 伴野朗『呉・三国志 長江燃ゆ』って… の記事にも書いた事なのですが、かなりの情報戦になります。...
View Article「三つ星レストランの作り方: 史上最速でミシュラン三つ星を獲得した天才シェフの物語」石川拓治著:シェフ米田肇の伝記的本
三つ星レストランの作り方: 史上最速でミシュラン三つ星を獲得した天才シェフの物語作者: 石川 拓治出版社/メーカー: 小学館発売日: 2012/11/09メディア: 単行本7点 電子機器メーカーをやめ、フランス料理の世界に飛び込んで、たった12年ほど、 そして自分のフランス料理の店をオープンさせて1年5ヶ月目に、 ミシュランの三つ星を獲得したという米田肇氏の、波瀾万丈の人生を描いた本。...
View ArticleNHK文化講演会から(「マークスの山」の著者高村薫は現代日本の現状を言挙げし、その中、どう生きるべきか提言する)
「近代の終わりを生きる」と題して、去る5月5日、NHKラジオ第一で、高村薫の講演(録音)が放送された。 実際の講演は 2013年 3月23日(土) 14:00~15:30 第295回オムロン文化フォーラム講演 としてなされた。 NHKのサイトでは、講演の紹介として・・、...
View Article中村うさぎさんの小説 狂人失格 が名誉棄損で訴えられた?
小説家&エッセイストの中村うさぎさん(54)の小説で名誉を傷つけられたということで、大阪府高石市の女性が、中村さんと発行元の太田出版(東京都新宿区)に1千万円の慰謝料を求めた訴訟の判決が大阪地裁 堺支部でありました。(30日) 気になったので調べてみました。 まぁ当たり前のお話ですが中村うさぎさんの本名は中村典子(なかむら のりこ)さん。 福岡県のご出身だそうです。...
View Article羽生善治さんの本 人気ランキング
羽生善治さんの本を人気ランキング形式でご紹介。 将棋の世界で伝説的な天才棋士である羽生さん関連の 本や書籍の人気ランキングです。 2013年も名人戦など大舞台で活躍中の羽生善治さん。 対談本や名言も数多く残されています。 国民栄誉賞の話もでたことがあるとか。 ライバルである森内俊之さんや渡辺明さんとの対戦も 今後も目が離せませんね。 1位 決断力 (角川oneテーマ21) 羽生 善治 著...
View Article7(最終)回:高村薫講演会「近代の終わりを生きる」
「近代の終わりを生きる」 高村薫 2013年 3月23日(土) 第295回オムロン文化フォーラム講演から さてそのために求められるのが教育であります。政府は、道徳教育に熱心でありますけども、今必要なのは学力の方です。ただでさえ少子化で子どもの数が減っているのに、勉強についていけない落ちこぼれを出すのは、まさに、国の損失というものであります。...
View Article