夏目漱石 月が綺麗ですね 返し
9月19日は中秋の名月です。
1年で一番月が綺麗な夜は、今年も晴れました。3年連続して晴れになったそうです。
かつて小説家・夏目漱石は「I love you」を「月が綺麗ですね」と
和訳しました。とてもロマンチックな訳だと思います。
正確には夏目漱石が英語教師をしていたときに、「I love you」を
生徒が「我君を愛す」と訳した時に、
「日本人はそんなことを言わない。月が綺麗ですね、とでもしておきなさい」
と言ったという逸話から、日本人の奥ゆかしさをあらわした遠回しな告白の言葉として知られています。
分かりやすくいうと、「”あなたといると”月が綺麗ですね。」といったところなのでしょうか?
さて「月が綺麗ですね」を上記のような意味合いで恋人に言われたとき、
どのような返しをするのが良いのでしょうか?
その答えのひとつとして、「I love you」を小説家・二葉亭四迷は
「わたし、死んでもいいわ」と和訳しています。
これもとてもロマンチックな訳ですよね。
なので、
男「月が綺麗ですね」
女「わたし、死んでもいいわ」
と返すととてもおしゃれな会話になりますよね!
日本語の表現の奥の深さを感じる言葉だな~と思います。
中秋の名月の晩がすばらしい夜になりますように・・・
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