太宰治の「人間失格」を読みました。青空文庫で。先日「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を読んでいる最中に、何かに語り口が似ているなぁとこの「人間失格」を思い出して久しぶりに再読しました。前から子どもの頃のエピソードの描写が好きでしたが、今回は大人になってからの描写もかなり心に響きました。なかなかすごい本だなと改めて思いました、やはり長年読み継がれるものはそれなりの良さがあるのだと思いました。物語の内容も、背景も違うのですが、ちなみに「The Catcher in the Rye」は1951年、「人間失格」は1948年と結構近いのですね。