・支配者の恋/岩本薫 マリンエンタテインメント
原作はこちら↓ 「ロッセリーニ家の息子」のリンク作「恋シリーズ」。 今回は、ロッセリーニ兄弟四男ルカの親友の東堂和輝の兄の桂一が主人公。 攻は、アラブのマラーク国の第2王子。 原作本は厚いので、CDも2枚組。 このCD、受の桂一が平川大輔さんなのは、わかる。 で、攻のラシード役は、立花慎之介さん。 私、たぶん、これまで立花さんの攻は聴いたことがない。 シチュエーションCDでは、女性向でけっこう出ていらっしゃるけれど、BLでは受な声だしなぁ。 どうなんだろう?と、聴いてみた。 立花さんの攻な声、わざわざ低くしゃべっている感じではなく、わりと普通。 いかにも攻!な声ではない。 原作どおり、わがまま王子という感じ。 一方の、今回は受役の平川さんも、普通のトーン。 いかにも受な高めの声ではなく。 兄のアシュラフ役の、河原さん。 テレビの吹き替えでは最近まで聴いていたけれど(放送が終わった)、BLCDでは久しぶり。 いやーん、腰にくるいい声しているわ 次に発売されるアシュラフが主人公のドラマCDが、楽しみ。 そして、おなじみ、和輝役の鳥海さん。 和輝は久しぶりだ。 次は和輝が主人公(受)のだから、楽しみだよ。 SPのサクル役の藤沼さん。 低ーいいい声だ。 原作ではちょこっと出てくるホテルの総支配人の成宮は、残念ながらCDでは出てこない。 うーん、残念だ。 ま、しかたないか。 えっちシーンは、原作どおり、中間と最後の2回と+α。 どっちも最後までしている。 桂一役の平川さんは、さすがの演技。 ラシード役の立花さんは、いつもの艶っぽい声で、色っぽい。 うれしいことに、原作本の口絵のシーンになっているバスルームでのシーンも、ちゃんと入っていた(これが+α)。 CDは原作本を読みながら聴いたんだけれど、このシーンが省略されている!と残念な箇所はなく、最後までスムーズに聴けた。 ブックレットには、書き下ろしのSS付。 本編後の、桂一が日本を離れマラークに赴いた時の。 色っぽいシーンはなかったけど、ラシードがめちゃ喜んでいた。 さぁ、次は、アシュラフ×和輝だね。 ★★★ シリーズはこちら↓↧