【あらすじ】
事故で記憶をなくした高久透は、友達だと名乗る年上の男・藤島に引き取られる。藤島は極端に無口なうえ、透の「過去」を何ひとつ教えてくれず、透はどこにも居場所がないような寂しさを募らせる。しかし藤島とともに暮らすうち、彼の中に不器用な優しさを見いだして―。過去と現在が複雑に絡み合うあの超話題作の新装版がいよいよ登場!ショート番外編書き下ろし。(ビーボーイノベルズ・リブレ出版より) ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 作品お気に入り度 ★★★☆☆ 挿絵お気に入り度 ★★★☆☆ 感想。。。 (2009.1月刊行) 買ってたものの積んでました。 読んでみたいなーって思って買うくせに、木原さんの作品って読む前にとても気合がいるんです(苦笑) “痛さ”に耐えれるくらいテンションが高い時とかでないと読めない(笑) でもさすがにあまり積みっぱなしもどうかと、シリーズ一冊目を読み始めました。 いつ痛い、辛い場面に突入するのかドキドキでしたがこの巻は思いのほかソフトでホッ! 高久の事故は藤島との衝突かと思っていただけに記憶喪失前の高久の事故の真相は衝撃的でショックでした。 高久の今後「記憶」がどうなるのか、2人がこのままスムーズに恋人になっていけるとは思ってないので(苦笑)、次巻を読むのにまた覚悟が入りそう(笑) もう一つのカップル(黒川&谷口)がどういう風に本編に絡んでくるのかも気になります。 (読了日:2014.12.8)