■英文多読に挑戦(451冊目)
Author : Tony Abbott
Series : Underworlds #1
YL=3.8、単語数=13533、ページ数=112、☆4.0
[Kindle Edition]
Owen Brownはごく普通の4年生の男子だった。
しかしある日幼なじみの親友Dana Runsonが彼の目の前で学校の床の下の
異世界に消えてしまうのを目撃してから、彼の生活は全く変わってしまう。
Danaが遺した「私の家に行って本を探して」という言葉に従って、
Owenは親友のJonとDanaが消えるのを目撃したSydneyを伴って彼女の家に行く。
ところが突如口から火を吐く狼のような巨大な獣が現れて・・・
・・・
Tony Abbottさんはなんと言っても「The Secrets of Droon」が有名ですが、
その彼の現在進行中の一番新しいシリーズがこれ。
DroonがEricの家の地下室に繋がる魔法の世界なのに対して、
Underworldsは地下の世界に、エジプト、ギリシャ、北欧神話などに出てくる
神々やモンスターが実在し、しかもそれぞれのグループが敵対してバトルを
繰り広げるというトンデモ設定になっています。
まだ1巻目なので詳しい事情は明らかではありませんが、
キーになるのがDanaと彼女の本で、Owen達はDanaを守るために闇の王Hadesとの
契約によるミッションを毎回こなしていくのがこの物語の流れのようです。
それにしてもAbbottさんは地下世界がお好きなようで。(^^ゞ
男子2人と女子2人の4人組が学校の地下室に繋がったUnderworldsを行き来して、
1話ごとに自分の世界に戻ってくるのはDroonと全く同じプロットなわけで、
もう少しパターンを変えたらいかが?と言いたくはなるのですが、
結構ハチャメチャな展開は人物紹介を兼ねた1巻目の掴みとしてはまずまずでしょうか。
英文レベルはDroonと同程度だと思いますが、色々な神話の固有名詞が
次々に出てくるので初めはちょっと読みにくいかもしれません。
何故か未だに電子化されないDroonを全巻コンプリートするのは大変そうですが、
こちらは最初からKindle版がありますし、
リアルタイムで物語を追っていきたい人にはちょうど良いかもしれませんね。
本当はすぐにでも続きを読みたいところなのですが、
実は未読のDroonの積み本が10冊ほど溜まっていて、先ずはそちらを読まないと。(^^;
来月はDroonの一気読みかなあ。
ここまでの合計。451冊、単語数=3765745
<関連リンク>
・INDEX - Underworlds
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Underworlds #1: The Battle Begins Tony Abbott Antonio Javier Caparo Scholastic Inc. 2012-04-01 by G-Tools |
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