さくら聖・咲く
畠中恵
読了:2013/05/23
中学生の弟・拓を養うため、元大物政治家・大堂剛の事務所で事務員として働く
佐倉聖は大学三年生。大堂のコネを使わずに、就職活動に励む日々を送っている。
大堂門下の議員達から持ち込まれる難問珍問を鮮やかに解決してきた手腕で、
大企業の面接中、閉じ込められた社員救出(?)に一役買ったり、加納代議士のストーカー騒ぎ、
候補者の当落を予想する“神"の正体捜し等の謎を次々に解明。
一方で、インターンシップ先をなぜだか二ヶ月で首になったりと、就職戦線は波乱含み。
そんな聖のもとに、エントリーしていない五つの会社から「内定」通知が舞い込む……。
聖の前に広がるのは、果たしてどんな未来なのか?
序章 プレエントリー
エントリーの一 ナイショ ナイショ
エントリーの二 羊羮こわい
エントリーの三 聖、シューカツ中
エントリーの四 神、降臨
エントリーの五 電信柱は友か
終章 さくら咲く
<登場人物>
佐倉聖
佐倉拓
大堂…引退した大物政治家
加納…代議士
小夜子…代議士、大堂の妻
真木…小夜子の秘書で姪
小原…都議会議員、元大堂の秘書
佐々木…選挙参謀
結局収まるところに収まった感じですね
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