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amazonn書評には 「襷(たすき)には、大学の伝統、同じ釜の飯を食った仲間への連帯感、団結力、校友や在校生の熱い思いが染みこんでいる」(本文より)。山の神・柏原竜二選手が四度、市民ランナー・川内優輝選手が二度走った「神事」箱根駅伝の真髄を描く。とあります。 実際には、元日大の駅伝部長が自己の体験をもとに東日本震災直後の箱根大会を実況中継の視点でドキュメントしたものです。 書評から感じるより臨場感があり、ラジオの中継を聞いているような感覚で読めました。 しかし、その分、選手の心理描写がまったくないので、そのような期待をすると拍子抜けするかもしれません。大震災直権退会であり、東北出身者に焦点を当てる場面が多いのも特徴です。 私はかなり以前から箱根駅伝のファンで、毎年、テレビやラジオで中継を楽しんでいます。 もちろんその後は、思わずジョギングに出かけてしまいます。今年もそうでした。初ランニングは3日でした。
2013-10-07の日記
昨日ね、約30年ぶりに・・・
[【不可欠】な【余談】]
なんだか、
【スティーブ・ジョブズの愛読書】
だったらしいよ。
筆者はドイツ人で、
有名な哲学者なんだって。
哲学って難しいよね。
普通の本じゃ意味不明だから、
去年の春から夏にかけて、
これ読んで大まかに勉強してみた。
「選挙予測の達人」「天才的データ分析家」として、いまや米国ジャーナリズムの寵児として注目を集めるネイト・シルバー。
彼が初めて書き下ろした『The Signal and The Noise』は、米Amazon.comの年間ベストセラー(2012年度ノンフィクション部門)に選出されるなど、500ページ超の統計関連書籍としては驚異的な売れ行きを記録している。
ソース:現代ビジネス
その「シグナル&ノイズ 天才データアナリストの『予測学』」の一節にこれまでのスカウトが低評価をしていた
ボストン・レッドソックスの名二塁手ダスティン・ペドロイアについての記述がある。
【送料無料選択可】シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」 / 原タイトル:THE SIGNAL AND THE NOISE/ネイト・シルバ
照る日曇る日第647回&音楽千夜一夜第320回
谷崎潤一郎が序文を書いている表題作、外国人向けの本邦案内書である「生きている日本」、各地の訪問記である「日本再見」、そしてクラック音楽についてのエッセイ「わたしの好きなレコード」他一篇の三冊の単行本を一巻にまとめた分厚い本であるが、なんといっても面白かったのは、かつて「ドナルド・キーンの音盤風刺花伝」というタイトルでレコード芸術に連載された音楽談義である。
メトロポリタン歌劇場の全盛時代に著者が耳目を属したフラグスタート、メルヒオール、ピンツア、ビヨルリング、ニルソン、カバリエ、ロス・アンヘレスなどへの共感もさることながら、50年代のカラスの「トスカ」をまの辺りにした著者が、「私を愛して、アルフレード、私があなたを愛するのと同じくらいに!」と叫んだ時のカラスと、光源氏への愛と現世への愛をいままさに捨て去ろうとする瞬間の六条御息所のためらいを重ねて見せる時、それは最高の高みに達するのである。
私は「フィガロの結婚」の白眉は、第4幕の最後でアルマヴィーバ伯爵が許しを乞い、伯爵夫人がそれに応ずるわずか数小節にあること信じている(だからベームが素晴らしく、アーノンクールなぞ二流三流の指揮者の演奏が全然駄目なのだよ)が、著者もその見解を認めたうえで、モーツアルトの天才は、他の作曲家がしたであろうようにその黄金の旋律を繰り返して展開しなかった底知れぬ懐の深さにあると論じているが、さもありなんと頷かれる。
ミラノスカラ座で「神々の黄昏」のサクラに雇われた話、1941年のメットでワルター&フラグスタートの、1950年のザルツブルク音楽祭におけるフルトヴェングラーとまた彼女との「フィデリオ」を聴いた著者の終生忘れ難い感動、英コベントガーデンでカラスの「ノルマ」を聴いた著者の絶叫が、その海賊版CDに収録されている話、三島由紀夫は「レオノーレ序曲第3番」を聴いているうちに「「獣の戯れ」のプロットを思いついた話等々、じつに興味深い逸話がてんこもりの本書は、音楽と文芸の共感覚について話が及び、「詩の一行が音楽と化し、一節の旋律が一篇の詩に行きわたる」と論じたうえで、次の一句を示して画龍点睛の見事な大団円となる。
海くれて鷗のこゑほのかに白し はせを
なにゆえに突然悲哀に墜ちるのか倹しき我が家も妻子もあるのに 蝶人
・エンダーのゲーム上下/オースン・スコットカード ハヤカワ文庫SF
ヒューゴ賞/ネビュラ賞を受賞した、この作品。 スコット・カードのデビュー作の短編を長編化したもので、映画化された。 1/18上映開始。 もともとSFも好きなので、仕事が休みの午後、2冊続けて読んだ。 この本、普通のハヤカワ文庫SFよりも字が大きいので、読みやすい。 登場人物の名前も聴きなれている名前や短い名前が多いので、誰が誰だったか混乱することも少なく、読みやすい。 そのため、どっぷりと話に浸れる。 昆虫型異性人バガーの第3次攻撃に備え、優秀な艦隊指揮官を育てようとする。 選ばれたのが、エンダー。 まだ6歳。 たったの。 そして、艦隊指揮官になったのは、12歳! つまり、日本で言うと、小学生が訓練しまくり大人ができなかったことをしたわけだ。 オトナたちはエンダーを指揮官にするために、いろいろな試練をわざわざ与える。 困っていても手助けしない。 そんなふうに育てられて、いいのだろうか。 また。宗教や人種のことも、絡んでくる。 裁判も。 こういうところが、アメリカらしい話だと思う。 3次攻撃は、こちらからしかけるところも。 バガーはそのつもりはなかったのに。 エンダーは何も知らされていなかった。 訓練だと思っていた。 指揮官は前線ではなく、遠くはなれたところから指揮するのね。 部下も。 オトナはずるい。 エンダーも彼の部下(訓練で彼と一緒だった子たち)、オトナのズルさに気づいている。 エンダーなんて、態度で拒否している。 けれど、オトナたちは人類を救うため、有無を言わず訓練をさせる。 救われたらそれでいいのだろうか。 それもちゃんと書かれていて、エンダーは、見つけた女王の繭を目覚めさせる時と場所を旅に出る。 この旅が、続編に書かれているのかな? 地上では、エンダーの兄姉が偽名で意見を発信し、影響力をつけていく。 偽名だったのは、この二人も、まだ子供で権限がなかったから。 残酷で狡賢く、エンダーが恐れていた兄のピーターが、戦争から人類を救うことになることになった過程があまり 書かれていなかったのが、残念。 姉のヴァレンタインの葛藤も。 兎にも角にも、いろいろと考えさせられる話だった。 次の休みに、映画を観てこようっと。 ★★★☆ シリーズはこちら↓『日と米(ひとこめ)』 爆笑問題 2007/09
著者は爆笑の太田光。フリーライターの田中聡が解説。 ペリー以降の日米関係を太田・田中(爆笑)の漫才形式でたどる本。
ペリー以前にも米国船が日本に来ている。モリソン号事件(1837)だ。アメリカの非武装商船モリソン号が日本人漂流者7人を日本に送還し、通商を行おうとしたものだったが、幕府の打払令によって浦賀と鹿児島で砲撃を受けてマカオに引き返した。
ペリーによる国書授与が行われた(1853)久里浜で、地元住民がアメリカの通訳に最初にした質問が、「アメリカ女性は色が白いか」だったと記録にある。
このときペリーが白旗が降伏を表すものであるとの国際的な意味を始めて伝えたという。
咸臨丸はオランダ製の船。初のアメリカ渡航で、提督が木村摂津守、艦長・勝海舟、他に福沢諭吉、ジョン万次郎。アメリカからブルック大尉以下11名も乗り込んだ。海は大しけで日本人クルーは万次郎以外は全く役に立たなかった。ブルックと万次郎はこの航海を通じて親友となった。日本人初の太平洋横断とされているが、アメリカ人乗員がいなければとてもサンフランシスコまでたどり着けなかった。
第二次大戦直後、マッカーサーは直接軍政を敷くつもりだった。日本軍の抵抗を予想していたためだ。しかし以外にも無抵抗だったため、間接統治に切り替えられた。
ベトナム戦争を進めたのはケネディ大統領。南のゴ・ディン・ジェム政権を後押しするが、後に軍事クーデターを承認しジェムを暗殺する。ベトナムで使ったナパーム弾の主原料は日本の火薬・油脂メーカーで生産された。
沖縄返還について。フィンガー5はパスポートを持って東京で仕事をしていた。
「プラザ合意」の会議のために、蔵相・竹下登はゴルフを装って渡米した。この合意に基づき、円買いドル売り介入と、円高デフレ対策で利下げが行われた。これがバブルの元となった。
年末にも正月にも来なかった息子がようやくやってきた。 年に一度くらいしか顔を見せてくれないのだが、しばらくぶりに見ると元気そうだしなにより今回は最近付き合いはじめた彼女を連れてきていた。 「父さん、久しぶり。紹介するよ。咲子だよ」 咲子と紹介された女性はまだ少女の面影を残した愛らしい顔立ちを少し緊張させて軽くお辞儀をした。 そう、良さそうな娘だね。 思ったけれども声には出さずににこやかに笑いかけると、彼女もひと安心したような笑みを浮かべた。 最初の儀式を終えた息子はおもむろに柄杓をとりあげ、バケツの中の水を汲み上げた。 「父さん、これからも見守ってくれよ」 柄杓の水を高く持ち上げ、私の頭に静かにかける。 すっかり乾いていた墓石に与えられた水滴に午後の光が映り込んだ。 了
『ジーン・ワルツ』の姉妹編とでもいえばいいでしょうか。 美貌の産婦人科医・曾根崎理恵、人呼んで冷徹な魔女(クール・ウィッチ)。彼女は母に問う。ママ、私の子どもを産んでくれない──? 日本では許されぬ代理出産に悩む、母・山咲みどり。これは誰の子どもか。私が産むのは、子か、孫か。やがて明らかになる魔女の嘘は、母娘の関係を変化させ……。『ジーン・ワルツ』で語られなかった、もう一つの物語。新世紀のメディカル・エンターテインメント第2弾。 (出版社HPより) 『ジーン・ワルツ』で主人公だった曽根崎理恵の母親、山咲みどりが主人公です。 ストーリイ展開も『ジーン・ワルツ』をなぞるように進みます。視点が違うので複層的になり、不明確だった部分が補足されています。 その分だけ未知の物語を追うという楽しみには欠けるところはあります。 また、理恵とみどり、ともに共感できず、物語に没頭できませんでした。それぞれの思考や行動に相容れないものがあったというものありますし、オチに納得いかなかったせいかもしれません。
12月の読書メーター。
あらすじ
事故により、脳を残して、全て人工の身体となり、ひっそりと一人で暮らしていたムント氏。訪ねてくるのは週一回の合成血液の配達人だけ。ある日、外の世界
に繋がるテレビと電話が通じない。しかたなく外に出ることにしたムント氏。そこは動くものがなにひとつない世界だった。「凍った時間」ほか、29篇。SF
からミステリ、時代物まで、星作品中とりわけバラエティ豊かなショートショート集。
(amazonより)
表紙が「春期限定イチゴタルト事件」のカバーイラストをかかれていた人と同じだった点と
夏の文庫フェアをしていたので衝動買いした本です。
毎回文庫フェアではついグッズ目当てで本を買ってしまいます・・・。
今回の短篇集は教訓めいている話が多かったです。
印象に残ってるのは借金取りの話と”桃太郎”の話です。
と言っても読んだのはかなり前なので
どういった話だったのか今となっては気になる所状態ですので
もう一度読んでみようと思います。
読書ノートの付け方が悪いのでしょうか・・・。
自分で書いているノートを見ても内容が思い出せないことが有ります。
特に短編だと特に。
どこがどのように印象に残ったのかをメモしておかなくてはダメだな、と
最近よく思います・・・。
あらすじ
今多コンツェルン広報室に雇われたアルバイトの原田いずみは、トラブルメーカーだった。
解雇された彼女の連絡窓口となった杉村は、振り回される。
折しも街では、連続毒殺事件が注目を集めていた。
人の心に巣食う毒を圧倒的筆致で描く吉川英治文学賞受賞作。杉村三郎シリーズ第二弾。
(amazonより)
想像しいていた以上に面白い作品でした!
この事件以前の事件が買かれた『
誰か―Somebody』を
まだ読んだことがなかったので探して読んでみたいです。
原田いずみのような女の人とは関わり合いになりたくはないなぁと切実に思うキャラクターです。
ミステリーを読んでいて思うのですが、
「自分はまだまだ平和だなぁ」とつい思ってしまいます。
もしも友人に「どうしよう人を殺しちゃった」とか
家族に「どうしよう人を殺しちゃった」とか言われたら・・・
なんて考えると自分が悩んでいることなんてなんて
些細なことなんだろうと思うことも多々あります(笑)
<だから、こう祈りなさい。「天におられるわたしたちの父よ、御名が崇められますように。御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。・・・」(9.10節)> ユダヤ人は通常、神殿や会堂で立って手を上げ人前で祈った。跪いたり、地面にひれ伏したりして祈ることもある。施しをするときと同様、そのような大げさな仕草で人に見られるように祈るのは間違っていると主イエスは説かれた。 主イエスが教えて下さった主の祈りは、「天におられるわたしたちの父よ」という呼びかけで始まる。神は天におられ、わたしたちの心の中や、頭の中にある理念のようなものではないことを示す。また、主イエス・キリストに結び合わされた者として、そのキリストの父である神をわたしたちも「父よ」と親しく呼ぶ関係へと招かれる。 私たちの教会では、礼拝で、祈祷会で、様々な集まりの場で、主の祈りを祈る。祈りはひたすら「御国がきますように、御心がきますように」と祈るものであって、自分の利を願うものではない。私たちは神の僕であって、神に指図する立場にはない。 <靖国神社問題についての教会の使命> 首相の靖国神社参拝は国の内外に大きな波紋を生じさせました。この問題は外交問題であると同時に内政の問題であり、歴史認識に関わる問題であるとともに、憲法の政教分離の問題です。さらにいえば、すぐる戦争で亡くなった多くの人々をどう追悼するか、戦没者追悼の問題でもあります。 私たち日本キリスト教会は、1969年に国会に靖国神社法案が提出された時から関わってきました。すでに40年以上が経過しました。私たちにとって、この問題は何より国家と宗教の問題、国家による信仰や内心の自由への干渉に対する反対運動でした。A級戦犯の靖国神社合祀がなされてからは、この問題は歴史認識、外交上の問題として大きくクローズアップされるようになりました。しかし、私たちはその問題が起こる前から、教会として、宗教者として、国家に対して、神社神道との癒着、神道を国家と結びつけることは、戦前の国家神道体制の復活であり反対であること、新しい憲法は、戦前の国家神道体制を廃止し、そのもとで起こった信教の自由の抑圧に対する反省によって、政教分離の規定が定められていることを主張してきました。 もし、政府が聞く耳を持って、憲法の政教分離の定めに従い、首相が一宗教法人である靖国神社に参拝することは憲法違反であることを認め、それを中止するなら、現在起こっているような外交上の摩擦、対立も起こらなかったでしょう。わたしたち日本に生きる信仰者、宗教者は、為政者に対して憲法の政教分離を守って、宗教に関与することを止めるよう訴える事は、まず為すべき使命であると信じます。
「心星ひとつ みをつくし料理帖」を読みました みをつくし料理帖シリーズ、6作目です!
心星ひとつ みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 時代小説文庫)
1765年 Perriam Manor の Mr. Gils Perriam は死の床に伏していました。Gilsは三回結婚しましたが、子供がいません。このまま、Gilsが亡くなるとPeregrine Manor は、Perriam 本家 つまりHernescroft 伯爵家のもとに戻す取り決めになっています。(Perriam Manor は伯爵家のものだったのですが、昔 相続人が女性2人となったときに妹がPerriam Manorを相続して、Gilesはその子孫)素直に本家に戻すことを良しとしないGilesは、末息子のPeregrine Perriam(Perry)に相続させることを決めました。 Hernescroft 伯爵は、当然自分のものになると考えていたPerriam Manorが、末息子のものになることが面白くありません。しかし過去の取り決めでは伯爵家の家系に戻すとなっているため伯爵家の誰に譲っても問題はなく、どうすることもできません。このためPeregrine に死んだらその時点の伯爵に相続させるよう遺言するようにと迫ります。 Peregrine が、Perriam Manor を相続するためにはGilesが決めた女性と期限までに結婚するという条件があります。独身主義のPeregrineで結婚しないと公言して憚らなかったのですが、伯爵家の悲願であるPerriam Manor を取り戻すために結婚すると決めした。期限まで間がないため、Peregrine は急いてその女性Miss. Claris Mallowの家に向かいました。
Seduction In Silk: A Novel of the Malloren World (Malloran World)
An Unlikely Countess: A Novel of the Malloren World
A Scandalous Countess: A Novel of the Malloren World
The Secret Duke (Malloren World)
A Most Unsuitable Man (Signet Historical Romance)
プーチンを題材にした外交の教科書みたいな本です。
プーチン 最後の聖戦 ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?