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第【序】章-【陽】

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里程標◆マイルストーン
[プロローグ]

陽.JPG

るるるー けれどー
再び 陽はー昇りー
行くー手にー並ぶー
   マイルストーンを照し出す
http://nicosound.anyap.info/sound/nm3470900

エピソード
第【一】章 1981夏(1)
Nコン課題曲

with
合唱曲】わが里程標
(マイルストーン)
 
 [高1時代 1981]

初日2014.JPG

 エピソード
麻里子さま握手会レポート
【1 of 6】

エピソード
春になったから・・・

 エピソード
だって、変なのばっかで
嫌なんだもーん.

 エピソード
【感謝】【哀愁】【心象】

エピソード
放射能除去装置【コスモクリーナー】号機
完成している!
 
[英文テクニカルライターとして]

エピソード
【エヴァ】【ヤマト】【ナディア】

エピソード
よし、【第2種 放射線取扱主任者】を取ろう! 
[資格マニアとして]

エピソード
この物語は、
TDLが開業した
約30年前の恋を追う
【元◆戦艦 大和◆乗組員の孫】
に関する真実の記録である。。。
 
[【Season 2】]

今ならー
言えるぅーだろうか~
偽りぃーのーない 言葉ー

  • 作者: あだち 充
  • 出版社/メーカー: 小学館  メディア: コミック

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里程標◆マイルストーン
[だって【矢的】ハイスクールだから]

◆弓 & 禅◆ 零からの試射.PNG

◆弓 & 禅◆ 零からの試射
「今この瞬間のみに生きる。」…其の境地に至る【道】を探し求めて。
http://now-or-then.blog.so-net.ne.jp/

弓と禅弓 と 禅
作者: オイゲン・ヘリゲル
出版社/メーカー: 福村出版
発売日: 1981/11
メディア: 単行本


みゅー

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お寺.jpg みゅー にゃごにゃごみゅー と鳴き声が 聞こえたような気がした 写真のなかの 仔猫を眺めていた時だ にゃごにゃごみゅー ひと渡りの風を感じると ふいに仔猫の毛がほおに触れ 気がつくと あたたかい仔猫を だっこしていた やわらかくなったこころが つれてきたぬくもり そっと よりそいだきしめる みゅー

「コバルト文庫名作シリーズ書き下ろしアンソロジー2ちょー聖霊と四龍島」

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・コバルト文庫名作シリーズ書き下ろしアンソロジー2ちょー聖霊と四龍島/真堂樹瀬川貴次野梨花花南前田珠子 コバルト文庫
コバルト文庫の名作シリーズ、番外編集。 真堂さんの「四龍島シリーズ」、瀬川さんの「聖霊狩りシリーズ」、野梨原さんの「ちょー」シリーズ、前田さんの「女神さまシリーズ」の4つ。 私が読んでいたのは真堂さんと前田さんのなので、読んだ感想もその2つを。 「四龍島シリーズ」、懐かしすぎる~っ。 完結編が出てから、もう何年になるんだろう? 大好きなシリーズで、当時は夢中になって読んでいたよ。 今回は、伍家から贈られた名香つきの首飾りの話。 相変わらずの性悪なマクマク。 飛もたいへんだよ。 盗む理由と行為が、なんか腑に落ちない。 うーん……。 ま、久しぶりに読むことができただけでうれしいから、いいや。 イラストが表紙だけしかないのが、残念。 「女神さまの気の向くまま」。 このシリーズ、完結していたんだっけ? 前田さんの話は完結したものがほとんどない上にほったらかしだから、どうだたか覚えていないや。 で、話も覚えていなくて…… 姉の仕事が終わり(小説家)、宴を催す話。 登場人物がフル出演なんだけれど、話同様、まったく覚えていない。 うーん……。 女神さんに乗っ取られ、味見の一口しかできなかった主人公、という話だった。 とっても短くて、そんなに内容がなくいかにもファンのためだけの番外編、という話だった。 うーん……。 他の2編は読んでもわからないので、読んでないです。 ごめんなさい ★★★

BLCD「おしおきセールスマン忌野狂助 『第二話 厚意と好意と行為』」(ステラワース特典付)

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・おしおきセールスマン忌野狂助 『第二話 厚意と好意と行為』/にっち (ステラワース特典付)
おしおきセールスマン忌野狂助 『第二話 厚意と好意と行為』

おしおきセールスマン忌野狂助 『第二話 厚意と好意と行為』

  • アーティスト: 平井達矢、柊三太、村上タツヤ、四ツ谷サイダー、他
  • 出版社/メーカー: にっち
  • 発売日: 2013/12/24
  • メディア: CD
おしおきセールスマンシリーズ、2作目。 今回の相談相手は、弟のように慕ってくる山菱慶事との恋に悩む、フリーターの衆堂道男。 新年から、こんな淫らなCDを、聴いてしまった! 今回は、3Pありです。 リバは前回もあったね。 衆堂が慶事くんにするのは、わかる。 それから、なんと、慶事くんが衆堂に。 それに忌野さんも加わり、倍返しだ!・笑 どんどんどんどん堕ちていく、衆堂。 慶事役の村上さんは、もう、声が可愛いね。 されている時もそうだけれど、している時も可愛い声のまま。 もしかして、攻役は始めてかも。 衆堂役の柊さんも、たぶん、受は初めてなんじゃ? 今回、彼が一番されている。 BLは苦手な柊さんのファンの女の子には聴かせられないね、こんな○○さんを(○○には、裏名ではなく本名)。 皆さん、この過激なシーンに、身体張って頑張っていた。 さすが、プロだ。 今回の忌野さん、ずるいよ。 あーあ。 どうなっちゃうんだろうね、衆堂。 慶事くんはおぼっちゃまだと思っていたけれど、まさかあそこまでとは。 無事だといいけれどね。 前回の相談相手の弄木賀無遺さんも、ちょこっと出ている。 忌野さんの犬になっていた。 幸せなんだって。 慶事くんと忌野さんがいきなりだったので、なぜこの二人が?というのが、本編にはなかった。 で、この経緯が、ステラさん特典のCDのドラマCDになっていた。 忌野さん、無垢な慶事くんにこんなことしちゃって、あーあ。 さすが、セールスマン。 口が上手いわ。 その気にさせれるテクニック、すごいわ。 コミコミさんの特典CDは、賀無遺さんのその後の話とのこと。 どうやって犬になったかの話になるのかな? 聴いてみたいや。 トークは、平井達矢さん村上タツヤさんダブルたつや柊さんは、なし。 元旦から、過激なCDを聴いてしまったよ ★★★☆ シリーズはこちら↓
おしおきセールスマン忌野狂助『第一話 快楽哀歌』 [忌野狂助シリーズ]

おしおきセールスマン忌野狂助『第一話 快楽哀歌』 [忌野狂助シリーズ]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: にっち 販売:密林社
  • 発売日: 2013/05/10
  • メディア: CD

2013年12月の読書メーター

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2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2472ページ
ナイス数:60ナイス

頭で走る盗塁論 駆け引きという名の心理戦 (朝日新書)頭で走る盗塁論 駆け引きという名の心理戦 (朝日新書)感想
ハードコアな内容なので,生半可な野球ファンにはお勧めできませんが、本当の野球ファン必読の書です。テーマを「盗塁」に限定し、その神髄を語る貴重な一冊です。生ぬるい内容のものが多い野球関連の新書の中では異色の存在です。近い将来、著者には一塁コーチとなってもらい、「世界一の1・2番打者」を育ててもらいたいです。野村克也監督が飯田哲也選手を生み出したように、著者であれば、必ずやダイヤの原石を発掘し、磨き上げてくれるはずです。日本球界のためにも、糸井選手のような大型選手を「完璧な一番打者仕様」に仕上げてほしいです。
読了日:12月30日 著者:赤星憲広
驚きの英国史 (NHK出版新書 380)驚きの英国史 (NHK出版新書 380)感想
イギリス史(ヨーロッパ史)を知らない私でも,楽しく読める一冊でした。歴史上の幾つかの出来事をピックアップし,イギリスという国家およびその国民の一端を知ることができます。コリンの次回作に,期待しています。
読了日:12月30日 著者:コリン・ジョイス
街道をゆく 31 愛蘭土紀行II (朝日文庫)街道をゆく 31 愛蘭土紀行II (朝日文庫)感想
前編(30巻)に続き,アイルランドという国家およびその国民の特殊性を鋭く分析しています。本書が出て30年近くが経ち,特に経済面においてアイルランドは大きく変化しましたが,彼らのメンタリティや国土は今も不変のはずです。著者も言うように,グローバル化が進むこの世界において,アイルランドのような自然が守られている国が現在も残っているいることに,私たち「地球市民」は感謝すべきかもしれません。アイルランドを通じて,「長い尺度でみれば,帝国主義という”収奪の機構”は決して儲からない」ことが示されたことに感銘しました。
読了日:12月30日 著者:司馬遼太郎
街道をゆく 30 愛蘭土紀行I (朝日文庫)街道をゆく 30 愛蘭土紀行I (朝日文庫)感想
アイルランドを語る前にイギリスについて多くの紙面を費やしていますが,これはアイルランドという特殊な国を考える上で,イギリスについて考えることが絶対に必要だからです。この前編(30巻)では,イギリス国民の紳士性を高く評価し,アイルランド人の奇異な面を浮き彫りにする文章が目立ちましたが,これもすべて後編(31巻)への序章にすぎません。「街道をゆく」シリーズを読んだのは久しぶりですが,前後編を読み終え,「さすが司馬遼太郎!」と感心してしまいました。
読了日:12月30日 著者:司馬遼太郎
アイルランドを知れば日本がわかる (角川oneテーマ21 A 101)アイルランドを知れば日本がわかる (角川oneテーマ21 A 101)感想
「物語アイルランドの歴史」が途中退屈になってしまい,読了前にこちらを読み始めたのですが,正解でした。アイルランドのことを知りたいと思う人に,真っ先におすすめしたい一冊です。アイルランドの歴史や自然,アイルランド人の精神性などが,わかりやすい事例を元に説明されています。本書で最も注目すべきなのは,アイルランドとイギリスの関係から,韓国と日本の関係を分析している点です。元・アイルランド大使である著者の分析は,さすがに的を射ていると思いました。
読了日:12月30日 著者:林景一
A05 地球の歩き方 アイルランド 2012~2013A05 地球の歩き方 アイルランド 2012~2013感想
アイルランド訪問のために購入。アイルランドは,まさにヨーロッパの「辺境」の地でした。首都ダブリンを少し離れれば,そこには商業主義から切り離された美しい世界が拡がっていました。アイルランドをUKの影響圏と捉えていた私は,予想を大きく裏切られました。ロンドン,パリ,ミラノなど,都会の旅に飽きた欧州ファンの方は,ぜひ一度アイルランド訪問を検討してみてください。
読了日:12月30日 著者:
A03 地球の歩き方 ロンドン 2013~2014A03 地球の歩き方 ロンドン 2013~2014感想
ロンドン訪問のために購入。12月のロンドンは昼が非常に短く(8時間程度),わずか2泊では有名どころをグルッとひと通り回りする程度のことしかできませんでしたが,本書で得た情報が役に立ちました。いろんな意味で一番印象に残ったのは大英博物館。「掠奪博物館」などと揶揄される場所です。本来,ここにあるべきでない「遺物」が「異物」に見えることしばしば。歴史的資料が素晴らしい状態で守られている点においては,大英帝国がやったことを高く評価できますが,それにしてもやりすぎ・・・と感じずにはいられませんでした。
読了日:12月30日 著者:
Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2013年 12/10号 [がんは放置すべき?]Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2013年 12/10号 [がんは放置すべき?]感想
特集は癌治療。ベストセラー「医者に殺されない47の心得」の著者である慶応大教授は,「放置する」治療を提案している。悲しいことに,癌という病気は治療する・しないにかかわらず,いずれ苦しみを伴った死を招く。どちらの治療法が正しいかは神のみぞ知るところだろう。どういった問題にせよ,既成概念を打ち壊す概念が現れ,論争が発生すること自体は悪いことではないが,癌を現在抱えている患者には有益と限らない。今号の別記事にもあった遺伝子診断など,検査法や治療法が確立すればするほど,患者の悩みはむしろ深くなるのかもしれない。
読了日:12月10日 著者:
教えない教え (集英社新書)教えない教え (集英社新書)感想
そもそもプロ野球という世界は,程度の差こそあれ「エリート」たちが集まった世界です。そのような世界と,玉石混交の一般社会を同一視すること自体に無理があると私は思います。ライターさんには,著者の経験や持論を深く掘り下げることにエネルギーを注いでもらい,一般社会との対比や重ね合わせは,あくまでも読者自身がおこなえば良いと私は思います。
読了日:12月6日 著者:権藤博
財政学から見た日本経済 (光文社新書)財政学から見た日本経済 (光文社新書)感想
再読。ここまで鮮明に「地方の切り捨て」を主張されると,もはや爽やかである。分析自体は極めて明快だが,どうしても結論(提案)に飛躍があるように感じる。しかし,著者の主張こそが小泉・竹中が取った改革路線の本質なのだろうし,また本書のレビューには読者による好意的なコメントが数多く並んでいるところをみると,多くの国民は著者の主張を素直に受け取るのかもしれない。本書は10年以上前に刊行されたものなので,現在の著者の意見は多少は変化しているのかもしれない。質の高い本だっただけに,同著者の新刊をぜひ読んでみたい。
読了日:12月6日 著者:土居丈朗

読書メーター

刻まれた記憶

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刻まれた記憶 (ハーレクイン・セレクト) ■作:ペニー・ジョーダン ■訳:古澤紅 ■★★★☆☆ <概要> 今日ダイアナは、学生時代からの親友レスリーを墓地に葬り、 永遠の別れを告げた。悲しみのあふれる部屋に帰りたくなくて、 タクシーを呼び止め、ホテルにやってきた。 部屋に入って睡眠薬をのむとすぐに待ち望んだ眠りが訪れたが、 気づくと、見知らぬセクシーな男性に見つめられていた。 見知らぬ人でもいい・・・・情熱に身をまかせれば、 自分が生きている実感を味わえるだろう。 親友の死がつらすぎて、ダイアナは信じられない行動をとっていた。 やがて、奔放な一夜で予期せぬ命を授かったことに気づいたダイアナは、 仕事を辞め、イギリス西部の小さな町でひっそり暮らし始めた。 だが、そこへあのときの男性が訪ねてきて・・・・・。 <感想> まず概要の文がおかしいw ヒーローはヒロインを訪ねてないしw ヒロインがリフォームに必要な梁を譲ってくれる家を訪ねたら、 そこがヒーローの家だったので、ヒロインが心ならずもヒーローを訪ねたのが正しいw さらに行きずりのセックスで妊娠することはあるだろうけれど、 引っ越した先で行きずりの相手に遭遇する確率ってどんだけ奇跡設定w ゆきずりの相手と再会する話なので、遭遇しなければ話が始まらない訳だけどw なんとも都合のいいこったw って思ったものです。 気丈に親友を埋葬し役目を果たしたヒロインが、二人で暮らしたアパートに帰りたくない為に衝動的にホテルに一泊する辺りは理解できます。 しかしっ!! 既にリザーブされている部屋に他の宿泊客を案内するホテルってどうなの?? そんな適当な管理体勢のホテルってあり得ないですよね? そしてどんなに疲れていても、ヒーロー・・・フロントに文句言おうよw 文句も言わず行きずりのセックスになだれ込むとか・・・二人とも奔放すぎw 最後に、睡眠薬を酒で流し込むのなんて、良い子の皆さんは真似しないようにw 2013年12月5日発行

BL小説「天使の影~アドリアン・イングリッシュ1~(ジョシュ・ラニヨン)

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天使の影 ~アドリアン・イングリッシュ1~ (モノクローム・ロマンス文庫)

天使の影 ~アドリアン・イングリッシュ1~ (モノクローム・ロマンス文庫)

  • 作者: ジョシュ・ラニヨン 画:草間 さかえ 翻訳:冬斗 亜紀
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2013/12/07
  • メディア: 文庫
【あらすじ】
俺たちは一緒に死ぬのさ。
真の恋人が運命づけられているようにーーー。
LAでミステリ専門の書店を営みながら小説を書くアドリアン・イングリッシュの元をふたりの刑事が訪れる。従業員であり友人のロバートが惨殺されたのだ。前日レストランで口論して別れたアドリアンに、殺人課の刑事・リオーダンは疑いの眼差しを向ける。調査に乗り出したアドリアンだったが、犯人の深い憎悪と狂気はやがてアドリアンに向かう。彼の危機に飛び込んで来たのは!?それぞれの運命と向き合う男たちを描き上げたM/Mロマンスの金字塔、ついに刊行。(モノクローム・ロマンス文庫・新書館より)
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 作品お気に入り度 ★★★★☆ 挿絵お気に入り度 ★★★★☆ 感想。。。 翻訳もの。 BLっていう甘い感じには納まりきらないサスペンス。 この作家さんを読むのは3冊目ですが、やっぱりこの作家さんの作品って面白いって改めて思いました。 物語冒頭からいきなり事件が起こり、そこから息する間もなくぐんぐん物語が進んでいく。 誰が犯人なのか、全く分からない。 とにかく緊迫のドキドキが最後の最後まで続きます。 じわりじわり追い込まれていく主人公・アドリアン。 ホントに怖い。 サスペンス映画を観てる感じ。 そして明らかになる犯人。 またその動機が怖かった・・・!!! 正直、BL的甘さは物語の中にはほとんど、いや全然無いと思う。 でも何だかその微妙さに萌える・・・! アドリアンとリオーダンとの関係がどうなっていくのか・・・。 2巻も発売されているので、そこも楽しみにしながら読もうと思います。

大栗先生の超弦理論入門(ブルーバックス)

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『大栗先生の超弦理論入門』
大栗博司(素粒子論)
ブルーバックス(2013)
夜にはネパールから入り、恋する若者とその彼女を突き通す。アップダイク At night, they enter at Nepal And pierce the lover and his lass. 金本位制のアイディアでヒッグス粒子を考案 大型ハドロン衝突型加速器は 高エネルギーを使った世界最高精度の顕微鏡 音波は縦波しかなく、電波は横波しかない ブラックホールの内部で起きていることは、 その表面を見るだけですべて理解できる。 同じ数同士をかけると答えがゼロになる数。グラスマン数 グラスマン数の座標を考えると弦理論にフェルミオンを含めることができる グラスマン数を使う余剰次元が存在する 温度は分子の運動から導き出される二次的な概念 空間も時間も、物質やその運動に付随して定義されるものであり、 独立して存在してはいない。アリストテレス 空間とは私たちの幻想にすぎない 空間は二次的な概念。弦の運動から空間が生まれる 空間とは近いものと遠いものの区別がつくような集合 ☆☆☆☆☆ 空間は二次的概念というのは同意。 そう考えてこそ量子エンタングルメントの問題が解けるのだと思う。 ・今日の一言(本文より) 電子が大きさを持たない点粒子であると考えると、電磁場を変化させた電子自身の質量が無限大になってしまう。 전자가 크기를 갖지 않는 점입자라고 생각하면, 전자장을 변화시키는 전자 자신의 질량이 무한대가 돼버린다. 把电子想成没有大小的点粒子的话,改变电磁场的电子自身的质量就会无限大。 If you think an electron is a point particle which is dimensionless, then electron's mass becomes infinite when an electron changes the electromagnetic field.

2013年12月

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期間 : 2013年12月
読了数 : 9 冊
大帝ピョートル (中公文庫BIBLIO)
アンリ トロワイヤ / 中央公論新社 (2002-10)
読了日:2013年12月26日
ツァーリの描写読んでたらおなかいっぱい。文豪トルストイのご先祖さまが狡猾過ぎる。
湯島ノ罠-居眠り磐音江戸双紙(44) (双葉文庫)
佐伯 泰英 / 双葉社 (2013-12-12)
読了日:2013年12月18日
いろんなものがカウントダウンしてきた。もちろん佐野さんも絶賛カウントダウン中。ということでこれから先の話として尚武館の全弾発射シーンを読んでみたいと切望している。
天地明察(下) (角川文庫)
冲方 丁 / 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-05-18)
読了日:2013年12月16日
最後まで一気に読ませる面白さ。ただ、エンタメの親切さというか、これからの展開にあらかじめわかるようなくだりが何箇所かあって、その場にきて初めて「ええっ!」と驚きたい自分にはちょっとおせっかいに感じられたが、これはこれでドキドキ感を出すという意味でいいのかな、とかいろいろごちゃごちゃ。
天地明察(上) (角川文庫)
冲方 丁 / 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-05-18)
読了日:2013年12月13日
春海が爽やかすぎ。建部伊藤両氏と行く北極出地ツアーが異様に楽しそうだ。
日本人とは何か (講談社学術文庫 (51))
加藤 周一 / 講談社 (1976-07-08)
読了日:2013年12月11日
普段いろんな思想を持っていても、時勢が妖しくなっていくと「日本」というものにみな収斂されていくような危惧は今でもあるなあと思う。先日どこぞのツイートでインテリの声が大衆に届かないというようなのを見かけたが、この国は昔からそういう国であったようである。
失踪日記2 アル中病棟
吾妻ひでお / イースト・プレス (2013-10-06)
読了日:2013年12月7日
こんなにかわいい絵なのに中身が壮絶。ここに出てきた人たちは現在どうしてるのかなあ、と気になってしまう。吾妻さんみたいに復帰できてるといいのだけど。
数の神秘
フランツ・カール エンドレス / 現代出版 (1986-05)
読了日:2013年12月6日
数の象徴性についていろんな文化から紹介している本。一桁の数はわりと探しやすいが、この本はそれ以上の数も扱っているので、数の意味について知りたいときに重宝する。
風流太平記 (新潮文庫)
山本 周五郎 / 新潮社 (1983-09)
読了日:2013年12月5日
万三郎の人柄や2人の女性のことで、作者の明るい人間観が伝わってきて、なかなかいいとは思うのだけど、話の筋が伝奇的でこういったものは人間のどろどろした部分がスパイスみたいになるものだから、登場人物と話の内容の相性がいまひとつだったという感は否めないのが残念だ。
狂気について―渡辺一夫評論選 (岩波文庫)
渡辺 一夫 / 岩波書店 (1993-10-18)
読了日:2013年12月1日
戦争中“親しい先輩や友人たちが刻々と野蛮に(機械的に)なってゆく姿を正視することはできなかった”という言葉に吐胸を突かれる。世の中がきな臭くなってくると知らず知らずに「機械的」な言動になってゆく姿を心ある人は正視できないということ。自分が恥ずかしくなりました。
隠れメタルに投稿した記事 http://tekesuta.seesaa.net/article/381636825.html(狂気について他二十二篇) http://tekesuta.seesaa.net/article/382080268.html(数の神秘) http://tekesuta.seesaa.net/article/382432856.html(日本人とは何か) http://tekesuta.seesaa.net/article/383642159.html(大帝ピョートル)

大人気の「チャレンジミッケ!」シリーズは小さなお子様から大人まで楽しめるクイズ絵本♬

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昔、「ウォーリーを探せ」という本に出会ったとき、とても驚いたことを思い出しました(*´∀`*)b

だって、ホントにウォーリーを探すのが大変で、見つかるまで意地になって、夢中になって、集中力を持って楽しんで読んだんですものね(^_^;)v

子供って、隠れているものを探すのがだ~い好き
一生懸命探して、やっと見つかった時の瞳をキラキラさせて喜んだ顔が、サイコーに可愛いo(≧∀≦*)o

ママも嬉しくなって、思わず「ヤッタネ」と、子供と一緒に手を取り合って飛び跳ねたことも・・・(^_^;)b

こんな楽しい絵本はずっとずっと伝えられ、子供たちのキラキラ瞳を見てママの目もキラキラ

アッ、そうそう、「ミッケ」シリーズが、最近の大ヒット「隠れているものを探せ」の絵本ですよね

とてもオススメ(#^.^#)b
一度読んだら、シリーズで全部欲しくなる絵本です(^_^;)v

私のボケ防止にも一役買ってます(#^.^#)b

designed by *ま~ぶる*
*** タイトル ***
チャレンジ ミッケ! 1 おもちゃばこ
おもちゃいっぱいの中から隠れているものを探すゲーム絵本
小さいお子様から大人まで楽しめます。宝探ししているような感覚で夢中になってしまいますよ。
チャレンジ ミッケ!2 ゆめのまち
おもちゃの部屋、未来都市、ロボットのビルなど、ゆめのまちで隠れているものを探しましょう。
ストーリー性があるので、夢中で読み進めていってしまいます
チャレンジミッケ! 3 コレクション
ロボット、ミニカー、恐竜・・・など、作者が子供の頃から集めていたコレクションの中から、隠れているものを探してみましょう
BR>チャレンジミッケ! 4 サンタクロース
クリスマスのお菓子、雪景色の家、空飛ぶサンタさんなどの、美しい写真の中から隠れているものを見つけてみましょう
12のテーマに分かれ、それぞれの幻想的な美しい写真を見るだけでも価値のある1冊です
チャレンジミッケ! 5 むかしむかし
「3びきのこぶた」「赤ずきんちゃん」など、子供たちが大好きな昔話♬ジオラマ写真の中から隠れているものを探してみましょう
チャレンジミッケ!6 こわーいよる
お墓がスタートで、不思議な町や不気味なお城の中を探検しながら隠れているものを探しましょう
ちょっと怖い感じだけど、実は楽しいシーンがいっぱい!写真もきれいです。
チャレンジミッケ!7 パイレーツ
海賊船に襲われ、海底に沈んだ豪華帆船の中や、金貨や財宝がザクザクの宝箱の中から、隠れているものを探してみましょう
チャレンジミッケ! 8 おもちゃ とっきゅう
元の持ち主に捨てられた「おもちゃとっきゅう」が新しい持ち主の手で綺麗に蘇りました。
おもちゃたちの心を感じながら、隠れているものを探してみましょう

第一章 出会い  ~ そのいち ~

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地味な毎日を過ごしていた。 希望も何もない私は、独身女子。三十代はもう後半。 はっきり言って、人生はもう諦めている。 …もはや、楽しい事は特に無い。 が、少しでも穏やかに生活したくて、ハードな毎日から逃れ、新しい勤め先を見つけ、きままなバイトを決めた。 まじめな独身の女子ほど、正社員になるとプライベートは無い。 家庭持ちに祝祭日を譲り、残業をひたすらこなし、そして昇進することは無い。 そして、そんなに真面目に働いても、何故かそれは、色んな意味で自分の実力の無さを痛感させる。 ずる賢くあり、人の悪口を言い、我を忘れ、それが勝ち組という事か? 世の中を妬みたくなる。 そんな生活が嫌になって、環境を変えてみたくなったのだった。 今回新しく決めた職場はほんわりした雰囲気で、とても魅力的であった。 インテリア関係の職場で、実際作業する事は資料集めや模型の組み立てといった、本当に雑務だったが、会社の室内の雰囲気と、外の庭には緑がいっぱいあって、面接に来た時に、とても好きになった。 決まって良かった。 同時に採用されたバイトの子がもう一人いて、他にも最近採用された人が何人かいたようだった。 (対応が悪くてすぐ人が辞めるのか?) と少々考えたが、もともと半年契約などの短期採用が多いらしいと、後で知った。 でも、この方が、今の自分としても気が楽だ。少しだけ、ここで癒されるつもりだ。 まず、直属の上司は、爽やかでとても感じの良い先輩だった。 これで四十歳なら、見た目的に立派! 「みなさんの担当になります、今井です。宜しくお願いします。うちは、短期企画が多いから、短期バイトが多いんだ。単純な雑用ばかりで、物足りないかもしれないけど、締切前になると、残業してもらう事も出てくると思います。宜しくお願いします。」 バイトを何人も扱っているせいか、対応がとても慣れていて感じが良い。 「宜しくお願いします。」 バイト同士も「感じが良い人で良かったね」と安心しあった。 初日は、会社説明や業務説明など。 翌日から少しずつ実務に入っていった。 今井さんに連れられ、数人で中央のホールに資料を取りに行った。 そこには、別グループの社員たちがいた。 そのグループは、私たちバイトがいるような部署ではなく、正規社員たちがデザインや企画などを行っているようだった。 このホールも、主にこのチームが使用しているようで、デザインや打ち合わせに使っているらしい。 フロアーは天井が高く、広い空間で、大きな窓から明るい光が入って来る。その窓から、私が気に入った庭が見渡せた。 中央にはみんなが集まれるテーブルがあり(数人がそこで設計図を開いている)、右奥の方に、段差がついた部屋のような空間があった。そこには個人のデスクや本棚がいくつかあった。 あそこがこのチームのスペースなのだろう。 フロアーに入って左側に、資料コーナーがあり、そこから資料となる本を今井さんは選んでいた。 私たちバイトは、その室内をわーっと見渡していた。 フロアーにいた社員の何人かが私たちに気づいて「何?新しいバイト?」と、話しているうち、奥のデスクで作業していた一人に、今井さんは呼ばれて行ってしまった。 「ちょっと待っててね。」 どうやら、あちらのチームの上司っぽい人で、今井さんとは友達のように話していた。 自分たちは上司がいなくなって、ぽつーんと取り残されてしまった。そこで… 「市川さん、今日の歓迎会どうする?行く?」  市川紗己子。  私の名前だ。 一緒に入ったバイトの和泉みなみちゃんだった。ちょっと、大人しい感じ。私以上に。 「一応ね…。一次会くらいならいいかな?と思ってるよ。みなみちゃんは行く?」 あまりそういう場は得意では無いが、感じも悪くない職場だし、歓迎会だし、周りの出欠の感じに合わせようと思った。 他のバイトの数人とも「どうする?」「行くよ。」などと、話していた。 すると、みなみちゃんが、 「どうしよう…やっぱり歓迎会だから、行かないとまずいかな。」 悩んでいる。 「?どうしたの?行けないの?」 「一次会って何時位になるのかなぁ…?家が遠くて、帰りの電車8時位には無くなっちゃうんだ…。」 そうかぁー…8時…うーん…それはさすがに早いなぁ…。 折角一緒に採用されたのだから、なんだが、一緒に行かないともったいない気がした。 そこで… 「うち、仮住まいなんだけど…部屋は、泊まれる場所あるから…良かったらうちに来る?」 と言ってしまった。 「本当?良かったぁー!ありがとう!それなら行けるよぉー。」 と、喜んでくれた。 ふむふむ、とりあえず良かった。 「何?バイトたち何の話?歓迎会するの?」  急に、今井さんと話していた向うのチームの人が会話に入ってきた。ヤバイ、仕事中なのに…聞こえていた? 「は、はい…。」 と誰かが遠慮がちに答えた。 「いいなー。うちらも久しぶりにやるか。」  と、急に、あちらのチームに向かって呼びかけた。 「いいですねー。でも、近藤さん、締切は大丈夫っすか?」 「うーん…大丈夫じゃない?これからさっさと片づけて、飲みに行こう!今井、俺らも一緒にいい?」 「あ?ああ、いいよ。」 今井さんも一瞬びっくりしたようだったものの、あっさり快く了解した。 「今日はおごるわ!」  というと、向うの人たちが、わぁーっと、盛り上がった。 今井さんが戻ってきた。 「と、いう事になったよ(笑)。みんな今日来られる?」 「はい!」  と、こっちのグループも盛り上がって、なんだかフロアーが和気藹々となった。   その雑踏の中心にいる、「近藤さん」と呼ばれていた人を見た。 今井さんと親しい感じから、歳は同じくらいかな?周囲との会話から、きっと、このフロアーのチームの上司なのだろう。  何だか、すらっと背が高く、清潔感のある韓国人俳優のような上品な風貌…なのに…ちょっと皮肉った感じで…エラそう。 隣には黒髪艶々の綺麗なお姉さんを、秘書のようにはべらしてるし…。 つまり…感じ悪い。 うちの上司と仲が良いのだろうけど、なんだがあちらと雰囲気が違う。 …まあ、いいか。 そこは、置いておいて、こちらはこちらのおっとりグループで楽しめば良いわけで。 その日の午後は、今日の歓迎会の事を話しながら、バイト同士わいわいと楽しみに仕事をしていた。

人生相談

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コント「人生相談」 その1 (2) 元川 芹香 「すごいミーちゃんもパンツ出したんだ!人間生きている限り、前進あるのみよ。一人でも生きていけるくらいの力をつけないとね。でもさ、ヒモ彼は考えた方がいいかもよ」 今年で銀婚式を向かえ、大学1年生の息子に家事手伝いの娘と、気が遠くなるくらいの住宅のローン。雇い先がある限り働かなければならない。思わず理想が口先からこぼれる。 「ミーって名前じゃないし。おねぇさん、絶縁状叩き付けたミーのねぇちゃんに似ている」 「えっ、誰に叩き付けたの」 「家族全員。まぁしょうがねいんだけどさ。ミーのうち超貧乏で、ねぇちゃんだけ金持ちだから、みんなでたかったんだよね。結果借金が膨らんで、そんなとこ」 「お姉さんは独身?」 「Yes!バリバリ超出来る女。マンション購入、エアーバック搭載…海外旅行の時はいつもピーピーうるさいって言ってた。全身修復完了済」 エアーバックとは豊胸手術で、ピーピーは搭乗前の身体検査をいうのだそうだ。だんだん頭痛がしてきた。 「そうそう、ここの外人講師超カッコイイ。マジ一目惚れしちゃった。バレンタインデーにチョコあげよかな?」 「今彼はどうするの?」 「やだぁ。おねぇさんは超昭和の人だ。キャッハハハ」 『えっ』その時、人物観察を得手とするこの目が、ミーちゃんの喉の大きな突起にクリックした。 (おわり)

温泉ドラゴン王国 2 ゲーマーズ特典

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オーバーラップ文庫(いつまでレーベルが存在してるのか心配)の温泉ドラゴン王国2巻の特典 1巻はとらのあなで特典がついてたけど2巻はゲーマーズしか付いてなかったな でも表紙と同じなんであまりうれしくもない イラストは児島茜氏 温泉ドラゴン王国 2 ~ユの国よいとこ、一度はおいで~ (オーバーラップ文庫)

2013年後半の5★和書(その1)

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2013年の後半に読んだ和書は70冊。内5★を献上したのは40冊だから、いつものとおりに極甘評価だ。5冊ずつ紹介しよう。 辺境ラジオ
辺境ラジオ

辺境ラジオ

  • 作者: 内田樹
  • 出版社/メーカー: 140B
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
脳には妙なクセがある
脳には妙なクセがある

脳には妙なクセがある

  • 作者: 池谷 裕二
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: 単行本
ホンの幸せ
ホンの幸せ

ホンの幸せ

  • 作者: 氷室 冴子
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1995/09
  • メディア: 単行本
キューバでアミーゴ
キューバでアミーゴ! (幻冬舎文庫)

キューバでアミーゴ! (幻冬舎文庫)

  • 作者: たかの てるこ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: 文庫
ニューヨークのとけない魔法
ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)

ニューヨークのとけない魔法 (文春文庫)

  • 作者: 岡田 光世
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2007/02
  • メディア: 文庫

第七十二話_short 永遠の初夢

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 懐かしい人たちが笑っている。

 あれは誰だっけ?ああ、そうだ。隣に住んでた健ちゃんだ。うん? 健ちゃんって病気でいなくなったんじゃぁ?

 あ、伯父さん。お久しぶりです。元気にしてた……?

 なんかおかしい。父さんがいる。母さんも。もう十年も前に亡くなったはずなのに。

 この世を去った人たちがみんなこっちを見て楽しそうに笑っている。

 まぁいいか。なんだか幸せな気分なんだから。しかしなんでこんなことが?

 ああ、そうだ。私はいま眠っているんだ。元旦の昨日つい飲み過ぎちゃって、酔っぱらってふらふら歩いて帰る途中……

 あれ? そこから覚えてないあ。どうしちゃったんだっけ。

 車のライトが見える。痛い! 空が回っている。そっか、これは夢だものな。なにが起きてもおかしくないや。

 元旦の次の朝って……そうか、これは初夢だ。いい夢なのかな? 

 去年は大変な年だった。会社でも、家でも、いろいろあった。そうそう、世界的にも大変なことがあった。アメリカでのあの9.11テロ事件なんかあって。小泉総理も今年は大変だな。

 今年は何年だっけ? ええーっと、2002年午年かぁ。

 それにしてもこの幸せな気分はなんだろう……こんなにいい気分の夢だったら、いっそこのまま眼を覚まさずに眠り続けていたかったりして……ま、そうもいかんかなぁ…………

                                       了


2013年12月に読んだ本

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2013年も終わりました。
………あっという間だったなぁ。

夏に図書館に行き始めてから、急激に読書意欲とスピードが上がり、
後半はかなり読めたと思います。
12月は少し失速したと思うけれど、それでもようやくここ数年の平均ぐらい。
新しいシリーズも読み始めたし、今年はたくさんのシリーズに出逢えたなぁ。
みをつくしとバンドワゴンは、図書館の順番待ちで年越しになりました。

2014年も地元と職場近くの図書館を併用して、新しい本に出逢っていけたら嬉しいです。

 

 

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1600ページ
ナイス数:274ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/72913/matome?invite_id=72913

■真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)
★3(借) 読書好きな職場の先輩にドラマの話から流れてシリーズで借りる本(ドラマは見てない)。書店で見かける度に軽く読めそうだなと想像してたけれど、イメージを裏切るわりと重い話でビックリした。面白かったと一言で片付けるのは違うだろうけど、とりあえず…パンの美味しそうな匂いに誘われてしまいそうなブランジェリークレバヤシだった。このパン屋に集まる変わった人たちが、自分の抱えているものを解放してあげていいほうに変わっていけばいいな。続きも楽しみ。
読了日:12月5日 著者:大沼紀子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33863542

■レディ・マドンナ (7) (東京バンドワゴン)
★4(図) しんとした会議室。商談が纏まるかの緊迫した一瞬。携帯が鳴り、よもやと通話ボタン押すと聞こえてきたのは「ふじしまーん!」の可愛いハモリ声。うわー会議室にいたかったぁ(笑)。藤島くんの身になれば冷や汗モノだろうけど、最っ高に可愛い娘たちだわー。最後はもう昔のホームドラマというより、大岡越前か遠山の金さんかよって感じ。亜美さんの啖呵もカッコ良かった。勘一さんとサチさんだけじゃなくて、堀田家の皆さんの馴れ初めエピソードも知りたい。あれよあれよと展開していくからたまにはじっくりと読んでみたいよ。
読了日:12月9日 著者:小路幸也
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33962579

■真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)
★4(借) クロワッサンが美味しそうだぁ…(おやつ食べながら読んでたから、カスが入り込んで返す前に救出せねば!!)。希実ちゃんが何だかんだ馴染んでて、こだまくんや斑目氏の世話焼きなのが嬉しい。最初読んでた時は頑なで心開かなそうだったから心配で。ブランジェリークレバヤシの男性陣の過去や、変態斑目氏の活躍も見られて読み応えのある一冊だった。佳乃を救う弘基の方法はかなりの大技でビックリしたけど…。綾乃の本命チョコはホントかなぁと疑りつつ(笑)、いざ次巻へ。
読了日:12月15日 著者:大沼紀子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34097599

■真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)
★4(借) 本人(笑)は否定するかもしれないけど、希実ちゃんが人と積極的に関わっていこうとしているところが実に可愛くて良いと思ってしまう。美作父の元へ引き返したり、安倍センセに言い張るところとか。それに、なかなか弘基との感じが良好そうで…兄妹みたいで微笑ましい。最後クレさんが爆弾落としてくれたので、また次巻が楽しみになった。あぁ〜美味しい焼きたてパンが食べたくなる〜☆
読了日:12月21日 著者:大沼紀子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34227878

■青天の霹靂 (幻冬舎文庫)
★2.5(図) もういつだか憶えていないくらい前に読んだ「陰日向に咲く」のほうが面白かった。皆さんの感想にもあるように、普通過ぎる展開だったというか、映画化というのでかなり期待しすぎてしまったかも。あまりにあっさりした終わりで物足りない物語だった。「陰日向〜」での登場人物がすれ違ってたりするのが印象的で良いと思ったのに、今作はそういえば…という程度。うぅ〜図書館で結構待ったんだけどなぁ。ざんねん(;_;)
読了日:12月27日 著者:劇団ひとり
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34361595


▼読書メーター
http://book.akahoshitakuya.com/

『「気おくれ」しない7つの習慣』

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『「気おくれ」しない7つの習慣』 渋谷昌三 2013/08 「気おくれ」しない7つの習慣  著者は目白大学教授。 「気おくれ」に対する心理学的な対処方法についての本。  気おくれを発生させる原因、「不安・恐怖・劣等感・緊張」などは経験によって学習される。そして学習でクリアすることができる。  「隠れたコンプレックス」に気おくれのタネがある。心理学ではコンプレックスは無意識下に押し込められていて、自覚できないケースが多いとされる。「〇〇がコンプレックスだ」と言っている人にとって、それは(心理学的には)コンプレックスとは言えない。  感情は言葉・表情・しぐさなどに表れる。これを「符号化」と呼び、これを読み取ることを「解読」という。符号化・解読のスキルを「ソーシャル・スキル」と呼ぶ。  人とのかかわり方(コミュ力、コミュニケーション能力)は、幼児期に周囲の大人がどのように接していたかが大きく影響する。  初対面の相手に、「この人とは親しくなれそうだ(あるいはその反対)」という予兆のようなものを感じることがある。こうした直感は、似た考え・価値観などの「共通点」から生じる。相手との共通点を探すようにすれば、初対面の人を苦にしなくなる。  ヒンドゥーの教えに「意識が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば人生が変わる」とある。  劣等感の正体は妄想。ところが妄想に支配されているときは「これは妄想だ」とは考えない。  「失敗は成功のもと」ではなく「失敗が失敗のもと」であることは多い。成功体験を繰り返すことで自信がつく。  自分を客観視する「セルフ・モニタリング」は、過ぎれば周囲に合わせようとする意識ばかりが働き、評価を気にしすぎるあまり気おくれするようになる。

◆第【零】章◆ with 【ドビュッシー『アラベスク 第1番』】

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永遠の0 (講談社文庫)永遠の0(ゼロ)
(講談社文庫)

作者: 百田 尚樹
出版社/メーカー: 講談社
発売日: 2009/07/15
メディア: 文庫

永遠のゼロ.JPG




Debussy "Arabesq No1"
ドビュッシー 「アラベスク 第1番 ホ長調」
http://www.youtube.com/watch?v=bEBsxDmjwXc&feature=related

  • アーティスト: アース(モニク),ドビュッシー
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 2000/06/21
  • メディア: CD


 

第【零】章-【零】
第【零】章-【無】
第【零】章-【夢】

第【零】章-【壱】
第【零】章-【似】
第【零】章-【惨】

第【零】章-【史】
第【零】章-【私】
第【零】章-【死】

第【零】章-【詩】
第【零】章-【歌】

 第【零】章-【語】 

ドビュッシー : アラベスク/デュラン社ピアノ・ソロ

ドビュッシー : アラベスク/デュラン社
ピアノ・ソロ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: デュラン社
  • 発売日: 2010/03/01
  • メディア: 楽譜

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さよならドビュッシー

さよならドビュッシー

  • 作者: 中山 七里
  • 出版社/メーカー: 宝島社
  • 発売日: 2010/01/08
  • メディア: 単行本
【映画パンフレット】 『さよならドビュッシー』 出演:橋本愛.清塚信也

【映画パンフレット】
『さよならドビュッシー』
出演:橋本愛.清塚信也

  • 出版社/メーカー: 東京テアトル
  • メディア: おもちゃ&ホビー

恒例、2013年の読書のまとめ!!

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2013年はかなり少ないですが・・・

2014年になってしまいましたが、今さら感満載ながらも恒例の2013年に読んだ本の中で良書の総括をしたいと思います。2010年から始めて、2011年、2012年と続き、2013年で4年目になります。時が経つのは本当に早いなぁ・・・(しみじみ)。2013年は2012と同じように読んだ本が少なかったうえに、読んでもレビューをあげる程ではない本が結構多く、個人的な感想として残念ながら本に関してはかなり不作の年だった感が否めません。

2013_Books.JPG少なめです 

しかしながら、しっかりとテーマを決めて本を選ぶという新しい取り組みにチャレンジし、それに関しては未開のジャンルに踏み込むことができ、しかも素晴らしい本に出会えたので満足です。今年はテーマであった”児童書”と”一般小説”の2つのカテゴリーを設けて本を紹介していこうと思います。

1、児童書
今年のテーマは「児童書を読もう」でした。読書に面白さ楽しさに目覚めるのが遅かった私にとって児童書は未開の分野であり、最近友達の子供が大きくなってきて本を読むようになったという話を聞き、いつか本をプレゼントする日が来てほしいな、という思いからこのテーマを設けました。児童書という言葉にピンとこない人もいるかと思いますが、ジュブナイルというジャンル名でお馴染の人もいるのではないでしょうか。

「王への手紙」(トンケ・ドラフト著)
王への手紙 (上) (岩波少年文庫 574)今年読んだ全ての本で一番面白かった本です。16歳の見習い騎士ティウリが騎士から手紙を渡され、隣の国の王へその手紙を届けるという物語です。もちろん道中襲われたり、雪山で命の危機に襲われたり、生涯の友となる少年ピアックと出合ったりとその物語は波乱万丈。物語の展開もとても早く、ページをめくる手が止まらないとても面白い小説です。そしてこの物語を特別にしている一番の要素が「すべては自分で考え、決めて行動しろ」という自己責任の意識を強く説いていることです。オランダというお国柄ですね。ティウリ少年が自分の選択の過ちをしっかりと受け止めて成長していく姿が印象的です。この「王への手紙」には続編「白い盾の少年騎士」があり、幾多の困難を乗り越え自分の使命を果たしたティウリとピアックの冒険はまだまだ続きます。「王への手紙」を読む時は続編の「白い盾の少年騎士」も購入してから読み始めることを強くオススメします。なんせ続きが読みたくて本屋に走るはめになること間違いなしですから!!(レビューはコチラ

「ともしびをかかげて」(ローズマリ・サトクリフ著)
ともしびをかかげて〈上〉 (岩波少年文庫)こちらも児童書なんですが、前述の「王への手紙」よりもぐっと大人の内容になります。ローマに支配されていたブリテン島を舞台に武人アクイラの人生の物語です。自分の大切な物を守るために剣を振るうアクイラと彼を取り巻く人々の思いが錯綜しながら物語がどんどん展開していきます(アーサー王物語とも関係があります)。一般的な冒険物語ではなく、アクイラという一人の男の人生を通じて"人生は迷いながら進んでいくものであり、時には何かを諦めたり、妥協する必要もあるけれども、決して止まらずそのまま進み続けろ”というメッセージが強く読者の心に響いてきます。物語の最後にこの本のタイトルになる非常に重要な会話が登場します。この言葉が持つ真の意味を知って、人が進み続けるように時も時代も流れ続けることの意味が何を指すのかを知ることになると思います。内容が人生全般に及ぶため児童書のジャンルよりも大人向けかと思いますが、こちらも素晴らしい作品でした。なお、この本は「ローマンブリテン4部作」の3作目になるので、読んで面白いと感じた人は同じシリーズの他の作品にも挑戦されることをお勧めします(レビューはコチラ)。

「飛ぶ教室」(エーリッヒ・ケストナー著)
飛ぶ教室 (講談社文庫)児童書の大家ケストナーの超有名作「飛ぶ教室」です。5人の男の子達の成長物語の中に、大人の読者には”子供にも大人と同じように悩みや不安、そして不幸があるのだ”というメッセージを、そして子供の読者には”自分を誤魔化してはいけない、不幸な目にあった時はそれを見つめ、くじけず、へこたれず不死身になれ。勇気と賢さが人生でとても大切である"と説いています。こちらもジャンルは児童書ですが、大人の愛読者も多い理由がこの辺にあるのでしょう。私も久しぶりに読み返し、改めてケストナーはやっぱり凄いなぁと再確認しました。理想主義にとどまらず、子供にも理不尽な現実があるんだというビターなテイストを小説に盛り込んでいるのがこの本を名作にした大きな要因だと思います。年頃の男の子5人の友情物語、特に男の子にオススメですね(レビューはコチラ

2、一般小説
ここからは児童書以外で今年読んで面白かった本を取り上げます。巨編からミステリー、ハードボイルド小説とジャンルを限定することなく、純粋に読んで面白かった本達を選んでみました。世界的名著から有名作家のちょっと意外な作品まで幅広く選んでみました。

「アンナ・カレーニナ」(トルストイ著)
アンナ・カレーニナ〈上〉 (新潮文庫)文学史上燦然と輝く名著です。ま、眩しい!!本好きなら一度は読んだことがある本だと思います。日頃ロシア文学嫌いの為なるべく読まないようにしているのですが、久々に「アンナ・カレーニナ」を読んでその圧倒的な作品の力の前に完全ノックアウトです。やっぱりスゴイ、凄すぎる作品です。ロシア社交界の華アンナと青年将校ブロンスキーの不倫の愛の物語ですが、主人公アンナの人柄が素敵なので彼女を嫌うことが出来ず、彼女が不幸へ転がり落ちていく姿とその過程で起こる時代の流れや新しい価値観の台頭といった社会的要素を絡めながらアンナとブロンスキーの恋は冒頭で啓示された結末に向かってひた走ります。恋に生きる女性アンナの美しく気高かった精神と知性がゆっくりと崩壊していく様を緻密にそして冷淡に描くトルストイの描写力も凄いです。そして恋愛小説のこの作品は実はトルストイの理想とする社会主義を称賛する政治的メッセージが強い作品でもあります。とにかく”まだ読んだことがない人は読むべし”の一言に尽きる小説、文学界のラスボス級の破壊力と完成度を持った究極の作品です。特に女性は一度読むと中毒となって何度も読み返すほど好きになる人が多い作品としても有名ですね(レビューはコチラ)。

「二十四の瞳」(壺井栄著)
二十四の瞳 (新潮文庫)アンナ・カレーニナの真逆の性格の女性が主人公の反戦をテーマにした日本文学の重要作品です。作者壺井栄の慈愛と慈悲から作り上げた一人の新米女性教師大石先生を通して、瀬戸内海の貧しくも美しい田舎町に忍び寄る戦争の気配と戦後の混乱とその悲劇を描いた小説です。反戦小説というと読むのが大変なイメージがありますが、ここは政治色を一切抜いて、ただ一人の女性(大石先生)が経験する悲しみや空しさ、苦しみを通して描いています。教え子を戦地に送り出す先生としての悲しみ、戦地で夫を失い若くして寡婦となってしまった苦しみ。そういった多くの人が実際に体験したであろう戦争がもたらした哀しさを淡々と描き、全てが終わっても決して埋まることのない空虚感や喪失を自然の美しさと対比しながら描かれています。この小説の題名でもある24の瞳は、大石先生が担任として預かった12人の小学生達の瞳の数です。この24の瞳を決して穢してはならないと己に誓う大石先生の姿と、戦争が終わりかつての教え子達と再会を果たした時の描写は秀逸です。自転車で颯爽と登場するハイカラな大石先生は、今でも理想とする先生の姿だと思います。教職を目指す人は是非一読を(レビューはコチラ)。

「大いなる眠り」(レイモンド・チャンドラー著)
大いなる眠り私立探偵フィリップ・マーロウにはまって随分経ちますが、ようやくデビュー作であるこの作品を読むことが出来ました。しかも翻訳は村上春樹さんです。もちろん作品自体も良かったですが、訳が非常に分かり易くすんなり物語の世界に入ることが出来ました。相変わらずマーロウは格好良いですね。今でも男性に圧倒的な人気を誇る理由が分かります。彼を取り巻く一癖も二癖もある登場人物達。時には彼らの思惑に踊らされながらも事件の真相に近づいていく物語は非常に面白かったです。これから読む人もいると思うので物語の中身は敢えて書きませんね(レビューはコチラ)。
村上春樹さんと言えば新作色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」の発売がありましたね(レビューはコチラ)。こちらも内省的なハルキワールドが濃い小説で結構楽しく読ませてもらいました。次回の作品にも期待したいと思います。

「春にして君を離れ」(アガサ・クリスティー著)
春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)2013年の最後を締めくくるのはミステリーの女王アガサ・クリスティーの作品「春にして君を離れ」です。この作品ミステリー小説ではないことを先に明記したいと思います。この本はアガサ・クリスティーが純文学として書いた作品でミステリー色が濃い自分の名前を使わずにメアリ・ウェストマコットというペンネームで出版した作品なんです。どれだけアガサが気合を入れて書き上げた作品かこれだけで分かるというものです。幸せな主婦が娘の嫁ぎ先を訪問した帰りにふと自分の人生は本当に幸せなんだろうかと疑問に感じ始め、これまで家族の間で起こった出来事を客観的に振り返ると、決して見てはいけない真実・自己欺瞞が見えてきて、慣れない土地という環境も作用し、精神が極限状況まで追い込まれていきます。そして最後にジェーンはこれからの人生を大きく左右する瞬間を迎えるのですが、この選択の瞬間にかけるアガサの描写がヤバいです。この小説そんじょそこらのホラー小説よりももっと怖いサイコスリラーです徹底的に人間の心の問題を扱ったこの作品で、アガサがミステリーの女王だけではなく文学の女王であることを証明しています。この小説、主人公ジョーンと同じ専業主婦は絶対に読んではいけません。かなりの割合で精神に大ダメージを与える危険性がある実に恐ろしい小説なので取扱い要注意です(レビューはコチラ)。

以上が2013年版のブックレビューになります。例年に比べると作品数が少ないですが、2013年もここで紹介した本を含めて素晴らしい本に出会えて幸せでした。後は仕事関係の本を読むことが多くなってしまい、趣味として読書に費やせる時間が少なくなってしまったのが残念で仕方ありません。2014年は少し時間のやりくりを上手くして、一冊でも多く良い本を読めるように頑張りたいと思います。最後に素晴らしい本との出会いに感謝し、一言感想を。

読書ってやっぱり最高!!

王への手紙 (上) (岩波少年文庫 574)

王への手紙 (上) (岩波少年文庫 574)

明けちゃいました! おめでとうございます。

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年末に総括をやるつもりが・・・うっかり酔っぱらって寝てしまったため(爆)、年も越えてしまいました。( ̄ω ̄;)

改めまして・・・今年もどうぞよろしくお願いいたします。 うっかり下半期は放置してしまい、何とも後味悪い感じになりましたが、今年はこまめに、そしてちゃんと本を読んでいきたいと思います。 色んな思いは、お気楽日記に記しましたので、そちらを覗いてやってください。

さーて。 昨年は結構ペースが良かったように思えましたが、夏のギックリーのお蔭でアップもままならず・・・しかも途中から多忙と面接のせいでまったく読めず。 年末読み終わるかと思いきや、こちらも年越し。 ま、いろいろありますなぁ。

とりあえず、昨年下半期に追加購入したのは、こちら。

  1. 神かくし -御宿かわせみ14 (平岩弓枝) 
  2. うつくしく、やさしく、おろかなり 私の惚れた「江戸」(杉浦日向子)
  3. 美文字のすすめ(中塚翠涛)
  4. おまえさん 下(宮部みゆき)
  5. 夜烏おぎん -御宿かわせみ (平岩弓枝)
  6. 八丁堀の湯屋 -御宿かわせみ (平岩弓枝)
  7. 雨月 -御宿かわせみ (平岩弓枝)
  8. 秘曲 -御宿かわせみ (平岩弓枝)
  9. かくれんぼ -御宿かわせみ (平岩弓枝)
  10. 極楽日和(今井絵美子)
  11. 親不孝通りラプソディー(北森鴻)
  12. 獣の奏者 外伝(上橋菜穂子)
  13. 大江戸妖怪かわら版③(香月日輪)
  14. はじめての弦楽器メンテナンスブック(川幡宏)
  15. 演奏者のカラダストレッチ(荻山悟史)
  16. 妖怪アパートの幽雅な日常9(香月日輪)
  17. 陰陽師 醍醐ノ巻(夢枕獏)
  18. やなりいなり(畠中恵)
  19. ちょちょら(畠中恵)

で、読了はこちら。

  • 蒼路の旅人(上橋菜穂子) 8/23読了
  • 天と地の守り人〈第1部)ロタ王国編(上橋菜穂子) 8/24読了
  • 天と地の守り人〈第2部〉カンバル王国編(上橋菜穂子) 8/26読了
  • 天と地の守り人〈第3部〉新ヨゴ皇国編(上橋菜穂子) 8/30読了
  • しのぶ梅 着物始末暦(中島要) 9/3読了
  • 藍の糸 着物始末暦(中島要) 9/5読了
  • つくも神さん、お茶ください(畠中恵) 9/10読了
  • 鼠、剣を磨く(赤川次郎) 9/14読了
  • 母子燕-出入師夢之丞覚書(今井絵美子) 9/19読了
  • ぼんくら 上(宮部みゆき) 9/26読了
  • ぼんくら 下(宮部みゆき) 9/28読了
  • 女子の古本屋(岡崎武志) 10/5読了
  • 雲ながれゆく(池波正太郎) 10/7読了
  • べっぴん(諸田玲子) 10/14読了
  • 極楽日和(今井絵美子) 10/17読了

意外と読んでいたなぁ・・・。 で、百鬼夜行《陰》を半分くらいまで読み、いろいろかじりつつ、年を越えた・・・という感じでしょうか。

で、ですね。 2013年の総合計は、小説86冊、漫画14冊+α、総合計100冊+α。 と相成りました。 プラスアルファは、漫画は何冊か買い足しているのだけど、もはや何を買ったのかが覚えていない・・・。( ̄ω ̄;) 引越しで段ボールに詰めたっきりになっているので、何がどこに~・・・状態でございます。 なので、未読の本以外はほぼすべて、段ボール生活でございます。 いつになったら本棚を設置できるのやら・・・(涙)

とりあえず、今年は豆に読み、豆にアップする。 これを目標に記録していけたらいいな、と思っています。

今年もずずずいーっと、宜しくお願い致しまするぅ~。(* ̄ω ̄)ノ☆

<追記>
おっと、在庫一覧を忘れていた・・・。( ̄ω ̄;) さ、どこまで減らすことができるのか・・・というより、増やさずに読めるか!?

  1. 豆腐小僧双六道中ふりだし(京極夏彦)
  2. 百鬼夜行 陰(京極夏彦)
  3. おまえさん 上(宮部みゆき)
  4. サイボーグ009完結編 2012 009 conclusion GOD'S WAR I first(石ノ森章太郎)
  5. サイボーグ009完結編 2012 009 conclusion GOD'S WAR II second(石ノ森章太郎)
  6. サイボーグ009完結編 2012 009 conclusion GOD'S WAR III third(石ノ森章太郎)
  7. 円空 微笑みの謎(長谷川公茂)
  8. わたしのカフェのはじめかた。新版(マイナビ)
  9. 価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか?(リー・コールドウェル)
  10. 誰も教えてくれない[カフェ]の始め方(大久保一彦)
  11. 起業Bee!(氏家秀太)
  12. 八つ墓村(横溝正史)
  13. 本陣殺人事件(横溝正史)
  14. 獄門島(横溝正史)
  15. 悪魔の降臨祭(横溝正史)
  16. 知らないと恥をかく世界の大問題3(池上彰)
  17. 新古今和歌集(ビギナーズ・クラシック)
  18. なぜ絵版師に頼まなかったのか(北森鴻)
  19. 沈黙入門(小池龍之介)
  20. 二十六夜待の殺人 - 御宿かわせみ11(平岩弓枝)
  21. 鬼の面 - 御宿かわせみ13(平岩弓枝)
  22. 考えない練習(小池龍之介)
  23. 口笛を吹くネコ(佐藤さとる)
  24. ぼくの机はぼくの国(佐藤さとる)
  25. そこなし森の話(佐藤さとる)
  26. てのひら島はどこにある(佐藤さとる)
  27. ジュンと秘密の友だち(佐藤さとる)
  28. コロボックルのトコちゃん(佐藤さとる)
  29. 宇宙からきたかんづめ(佐藤さとる)
  30. 恋文心中 - 御宿かわせみ15(平岩弓枝)
  31. 神かくし - 御宿かわせみ14(平岩弓枝)
  32. うつくしく、やさしく、おろかなり - 私の惚れた「江戸」(杉浦日向子)
  33. 美文字のすすめ(中塚翠涛)
  34. おまえさん 下(宮部みゆき)
  35. 夜鵺おきん - 御宿かわせみ12(平岩弓枝)
  36. 八丁堀の湯屋 - 御宿かわせみ16(平岩弓枝)
  37. 雨月 - 御宿かわせみ17(平岩弓枝)
  38. 秘曲 - 御宿かわせみ18(平岩弓枝)
  39. かくれんぼ - 御宿かわせみ19(平岩弓枝) 
  40. 親不孝通りラプソディー(北森鴻)
  41. 大江戸妖怪かわら版③(香月日輪)
  42. 陰陽師 醍醐の巻(夢枕獏)
  43. やなりいなり(畠中恵)
  44. ちょちょら(畠中恵)

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