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羽生善治の将棋 勝ちを逃さない寄せの手筋 (池田書店 羽生善治の将棋シリーズ) 出版社/メーカー: 池田書店


はじめての囲碁入門-すぐ打てる! 一人で上達できる! 作者: 依田 紀基 出版社/メーカー: 池田書店

初詣 2015-01-01

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初詣

  ここ数年我が家の恒例行事となった初詣。近くの二つの神社をお参りする。ゆっくり歩いてほぼ1時間半ほど、お雑煮の腹ごなしにちょうどいい。(失礼) 上の孫はおみくじで大吉を引き当て大喜び。私もお札と交通安全のお守りを買った。今年も家内安全でありますように。 

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1・3・5手実戦型詰将棋 作者: 飯野 健二 出版社/メーカー: 池田書店

実戦型詰将棋 作者: 飯野 健二 出版社/メーカー: 池田書店

実戦式詰め将棋-九級から初段まで 出版社/メーカー: 池田書店 中原誠

羽生善治 みんなの将棋入門 改訂版―おもしろいほどよくわかる! (主婦の友ベストBOOKS) 出版社/メーカー: 主婦の友社

一度覚えたら忘れない記憶術 (トクマブックス―コミックシリーズ) 作者: 渡辺 剛彰 出版社/メーカー: 徳間書店


☆マリーちゃんのしっぽ

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童 話 『マリーちゃんのしっぽ』 (4) 作 元川 芹 香 花の先にハサミを入れようとしたおじいさんを、なっちゃんがとめた。「ジージ、バラさんの頭をとっちゃったらかわいそう」 「なっちゃん、見てごらん。こんなところから、小さなつぼみが出てきているだろ。今度は、この新しいバラにたくさんの元気をあげるんだ」 「それにね。早くさよならしておかないと、来年きれいな花が咲かないんだよ。バラの幸せは、きれいな花を咲かせることだから、この花はもうおつかれ様だ」 おじいさんがバラの花をつまむと、花びらがパラパラ散った。「じゃあ、夏子も元気なくなると、頭をチョッキンされちゃうの?」 「ハッハッハ、なっちゃんはおかしなことを考えるね。人間には、お医者さんがいるだろ?ブスッて、注射してもらえばすぐ元気になるさ」 おじいさんの答えに、なっちゃんはブルブルと大きく首をふる。「やだぁー!夏子、注射、大きらい。だから元気はなくならない」 急いでおじいさんからはなれると、草むらの中に逃げていった。「マリーちゃん捕まえたよ。あれ、あれれ。エ~ン、エ~ン。じーじ、マリーちゃんのしっぽが切れちゃったよぉ!」 泣きながらカナヘビのしっぽを、つまみ上げた。「だいじょうぶ!またバラの花みたいに、新しいしっぽが生えてくるさ。 時々ママの言う事を聞かなくなるなっちゃんの耳も、チョッキンしたら生えてくるかもしれないぞ」そして、今日もなっちゃんとおじいさんは夏の庭に水をまく。 <おしまい>

儀式

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儀式(上) (講談社文庫)

儀式(上) (講談社文庫)

  • 作者: パトリシア・コーンウェル
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/12/26
  • メディア: 文庫
儀式(下) (講談社文庫)

儀式(下) (講談社文庫)

  • 作者: パトリシア・コーンウェル
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/12/26
  • メディア: 文庫
マサチューセッツ工科大で女子大学院生の変死体が発見された。遺体を検分したスカーペッタは奇妙な事実に気づく。全身に粉末状の蛍光物質が蒔かれていたのだ。夫のベントンはワシントンDC連続殺人事件と同一犯ではないかとにらみ、問題の粉末は犯人が施した「儀式」の痕と推理する。真相は何か!?(Amazonより抜粋)
もう21作目なんですね。 『死層』以前の感想を読むと最近の作品はあまり満足してなかったようですが、冬の恒例行事として本屋に走りました。前半はちょっとつまらなかったです。とにかくくどすぎ。遺体を回収して現場を調べるのに上巻丸々使うなんて信じられないです。過去の話ももうたくさんです。そして、やっぱり今作もダメか...と半ばあきらめて下巻に進んだのですが、こちらは期待してなかったからか、けっこう良かったです。遺体にジックリ向き合って真実が徐々に明らかになっていくところはさすが。読み終わってから、上巻のくどさに納得。しかしこれで上巻あわせて2500円を超えるのはちょっとやめてほしいなぁと思います。

お前の番だ! 176

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「おや、茶を持って来て、さっきまで廊下に座っていた堂下は、どうした?」  興堂範士が廊下の方に視線を移して云うのでありましたが、それは別に意識して洒落を云おうとしてそう云ったのではないようでありました。 「ここは良いから、道場の受付に座っていろと自分が先程指示しました」  花司馬筆頭教士が興堂範士に堂下が不在の理由を話すのでありました。 「ああそうかい。ま、それなら花司馬、お前が二人を玄関まで見送れ」 「押忍。勿論そういたします」 「いや、お見送りは結構ですよ」  あゆみが花司馬筆頭教士に掌を見せるのでありました。 「いやいや、あゆみ先生に対して礼を失しては我が道場の名折れです。それに堂下に茶碗を片づけろと指示しなければなりませんから、一緒に玄関まで行きますよ」 「じゃ、あゆみちゃん、またな。くれぐれもあにさんに、お心遣い有難く頂戴いたしますと伝えておくれ。それに折野君、来週の出稽古も楽しみにしているよ」  興堂範士は座敷に座った儘、廊下でもう一度正坐してお辞儀する万太郎とあゆみに手を上げて愛想を送るのでありました。 「失礼いたします」  万太郎とあゆみが揃えるともなく声を揃えるのでありました。  玄関まで花司馬筆頭教士だけではなく、威治教士も何故か億劫がらずについて来るのでありました。屹度あゆみが去る事への未練からであろうと万太郎は踏むのでありました。 「では、失礼いたします」  万太郎とあゆみは花司馬筆頭教士と威治教位に、それに受付から廊下に出てきた堂下に向かって丁寧に頭を下げるのでありました。 「あゆみ先生、またいらしてください。折野君は、また来週な」  花司馬筆頭教士は先ずあゆみに、その次に万太郎の方に顔の向きを移して、浅くお辞儀しながら云うのでありました。 「押忍。来週もよろしくお願いいたします」  万太郎は深めのお辞儀をもう一度返すのでありました。 「あゆみちゃん、今度はゆっくり飯も食っていってよ」  威治教士があゆみに笑いかけるのでありました。 「有難うございます。またその内に」  あゆみはそう云ってから玄関を出るのでありました。万太郎は最後にもう一度、律義に中の三人にお辞儀をしてからあゆみの後を追うのでありました。 「花司馬先生があゆみさんを何時も、あゆみ先生、と呼んでいると云うのに、僕や良さんがあゆみさんの事を、あゆみさん、と呼び続けるのは不謹慎ではないでしょうか?」  御茶ノ水駅から乗った新宿に向かう電車の中で、万太郎は隣に並んで立って吊革に摑まっているあゆみに訊くのでありました。 「何、改まって?」 (続)

本棚にもルールがある

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新年あけましておめでとうございます。今年も特に何か気張ることなく通常営業でやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

本棚にもルールがある---ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか

本棚にもルールがある---ズバ抜けて頭がいい人はなぜ本棚にこだわるのか

  • 作者: 成毛眞
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2014/12/05
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 ノンフィクション書評サイト「HONZ」を運営されている成毛さんの本です。私は基本、小説読みなので役に立たなかった部分もあるけど、見習いたい部分も多かったです。とりあえず、マンガ本は電子書籍に代えていくか。売りに行くのもめんどくさいし。  本棚を4つ(新鮮な本棚・メインの本棚・タワーの本棚・神棚)って考えは持っていなかったな。なるほど、新鮮な本棚→メインの本棚→神棚に入れ替える時に選抜すればいいのか。(って最初は思うんだよな~。途中からできなくなるんだろうけど)  そして、もっとノンフィクションの本を読んでいかないとな。社会系は嫌いじゃないけど、理系がな…。でも、この本を読んでいると「あれも面白うそう!これも面白そう!」って思えるのである意味困ります。 

今日の本:『増悪のパレード』(石田衣良)

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IWGP再始動、ということで、
去年買って積んでたうちの一冊、読みました。

石田衣良
【増悪のパレード 池袋ウエストゲートパークⅪ】

憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

憎悪のパレード 池袋ウエストゲートパークXI

  • 作者: 石田 衣良
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2014/07/14
  • メディア: 単行本

内容(「BOOK」データベースより)
池袋チャイナタウンに吹き荒れる、ヘイトスピーチの風。
本当の敵は、一体どこにいる?日本の今がここにある。3年半ぶりの、シリーズ第11弾。
池袋は進化する。あの男たちにまた会える
脱法ドラッグ、仮想通貨、ヘイトスピーチ。起こるトラブルは変わっても
マコトたちは変わらない。シリーズ第11弾、三年半ぶりに登場。


石田作品が好きで、代表作のこのシリーズも大好き。
ただ、シリーズとしてずっと続いていると、
初期の頃の疾走感やドキドキ感が無くなってくるのは仕方なく、
起こる事件は毎回新しくても、その展開はマンネリが否めなくなってきてて、
シリーズが10巻で完結した時は、
寂しいけど、その方がいいって納得してた。

それが今回、復活。。。
ちょっと複雑な気持ちで読みました。

「北口スモークタワー」
脱法ハーブ、危険ドラッグをテーマにしたもの。
摂取者が起こした事故に、祖母が巻き込まれた12歳の少女の話。

「ギャンブラーズ・ゴールド」
パチンコのゴト師の退治と、パチンコ依存症の男の話。

「池袋ノマドトラップ」
ノマド、という働き方と、彼らが使うコワーキングオフィスが襲撃される話。

「増悪のパレード」
チャイナタウンに吹き荒れるヘイトスピーチの嵐と、
それに対抗する集団とのスピーチ合戦、そしてそこにからむ地上げの話。

作品のテイストとしては、相変らず。
時事的な、現代(いま)を切り取った犯罪をテーマに、
それを池袋(マコトたちの周り)で起こる事件に反映させた話。
マコト、タカシ、サル、いつもの面々が活躍するのも、相変らず。
ただ、“相変らず”過ぎて、新鮮味に欠けてしまうのが、
「再始動」と銘打った今作でも払拭されていなかったと
感じてしまいました。
そして、すでにマコトが20代後半・・・って事と、
その年になっても、昔とあまり生活環境が変わっていないろころが、
なんだかショックで。。。


・・・・と、本作の感想というより、シリーズの感想になってしまう・・・。


一つだけ、
「ギャンブラーズ・ゴールド」のラストページ出てくる言葉だけ、記。

「ギャンブル依存症じゃなくとも、だれもが無数の病気を抱えているに違いない。」

これ、だれでもドキッとすることなんじゃないかしら。
「病気」って言葉で全てくくってしまうのは違うかもしれないけど、
それがこの社会の色んな事件の小さな種になっている。
私は、病みが育ってしまわぬ社会であることを望むけれど、
マコトは、「病気と“供に”心安らかに生きられますように」と祈る。。。
そこが、トラブルシューターとして事件に関わってきたマコトならではの視点だな、
と思いました。


さて、タカシの話が書かれた文庫も出ているようですが、
読もうかな、どうしようかな。。。

2014年12月に読んだ本

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年末休み用に、たくさん図書館から借りてきたのに、全然進めないまま12月が終了。
図書館戦争の最終回(本編)を読むために、数年ぶりに雑誌購入してしまいました。

これも数に入れてしまったので、読書力が落ちたなぁ…。

 

 

 

2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1618ページ
ナイス数:215ナイス
http://bookmeter.com/u/72913/matome?invite_id=72913

■ぶたぶた【徳間文庫】
★4(図) 初ぶたぶたさん。お気に入りの皆様が軒並み読んでらっしゃったので、まねっこ(笑)。シリーズを順番に読んだほうが良いかと思って1冊目を借りたけど、この感じだと順不同で大丈夫かな?(連作短編かと思ってた…)最後の「桜色を探しに」が唯一ぶたぶたさんが出てこなくて、この無印ぶたぶた総集編みたいになってて好き。すっかりぶたぶたさんファンになってしまった。見つけたらラッキーぐらい、のんびり読んでいきたいシリーズになった。私もぶたぶたさんに逢いたいなぁ。
読了日:12月5日 著者:矢崎存美
http://bookmeter.com/cmt/43281278

■ラストレター
★4(図) わかばの鯛焼きは美味しい!!(そこ?)とても良い作品だった。ラジオから聴こえる熱を懐かしく感じ、読書同様想像することの楽しさを堪能できた。私は「生さだ」しか知らないけれど、ハガキのみに拘り続けてる理由が分かった。メールやSNSでは伝わらない人の温もり(温度)が感じられるし、薄っぺらではないから。長く綴りたければ往復葉書、というのは目からウロコ。さだ作品は好きだけど、ダジャレ・ツッコミのオンパレードを文字にされてかなり疲れたのでマイナス(笑)。やっぱりラジオはラジオで聴きたい。
読了日:12月9日 著者:さだまさし
http://bookmeter.com/cmt/43375319

■プリズンホテル〈2〉秋 (集英社文庫)
★4(図) 再読。長~い一泊二日だった。ぐったり。同じ桜紋でも、日頃の鬱憤具合からいくと桜田門のほうがややこしいらしい。このシリーズ再読を始めた時、任侠モノといえばこの人という方をお2人思い浮かべてたのだけど、奇しくもこの世の方たちでなくなっていたらしいことを知ることとなった。色濃く昭和が残るこの作品を読みながら、昭和を現せる方々がいなくなることが昭和が終わっていくことなのだと強く感じた。相変わらず作家先生の偏屈にドロップキックを見舞いたくなるけど、今回もカッコイイ人たちがたくさんいるホテルだった。
読了日:12月16日 著者:浅田次郎
http://bookmeter.com/cmt/43516959

■閃光スクランブル
★2.5(図) 進まなすぎて参ったー。前作でも思ったけれど、説明が多くて長いんだっ!!事態が展開するまで時間がかかる(頁を要する)から、何度も投げ出したくなってしまった。それぞれ傷を持った撮る撮られる、追う側と追われる側の話、と言ってしまえばそれまでか…(すみません)。「芸能界は飛行機みたいなもの〜」というのが妙に説得力あったから、現役アイドルである作者だからこそ書ける物語かなぁ。だいぶ予約待ちしたから、少々ガッカリだったかも。
読了日:12月25日 著者:加藤シゲアキ
http://bookmeter.com/cmt/43737440

■LaLa (ララ) 2015年 02月号 [雑誌]
☆5 図書館戦争目的に久しぶりに買ってしまいました。とりあえず、もろもろ含めて、きゃーーーっ((O(≧∇≦)O))!!と叫んでおきます(笑)。12巻で手塚くんも言ってたけど、「足りない」ってキーワードずるすぎるっ!!O(≧∇≦)O 弓先生のこの作品に対する愛情が存分に感じられる最後でした。余所見してたら砂糖入れすぎて蟻が寄ってきそうなくらい甘くなっちゃったって感じ。をさらに期待してます。
読了日:12月25日 著者:
http://bookmeter.com/cmt/43742249

■東京観光 (集英社文庫)
★3 中島さんは小さいおうちに続いて2作目。勉強不足からか、東京の観光に関した短編が並んでいると思ってしまったので、少々ガッカリ(スミマセン)。不思議なお話が多かった。鼻が想像してしまってちょっと怖かったかなぁ…。でも、いいご夫婦で良かった。独特の世界観を書かれる作家さんだと分かったので、来年は他にも色々読んでみたいと思った。
読了日:12月31日 著者:中島京子
http://bookmeter.com/cmt/43874768


▼読書メーター
http://bookmeter.com/

本「LOST SEASON1〈VOL.1〉」海外ドラマのノベライズ。ドラマ観る時間ないので本で読む!

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[読書] ブログ村キーワード

「LOST SEASON1〈VOL.1〉」著者 ジェフリー リーバー

★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)

シドニーからロスに向かう途中で航空機が海上で墜落する。生き残った乗客たちは無人島で救助を待つ。

ところがこの島はどこかおかしい…。
巨大な生き物が木をなぎ倒して徘徊する。
そしてそれぞれが秘めた過去に脅かされる。

極限状態の中彼らは生き残っていけるのか。

LOST SEASON1〈VOL.1〉 (竹書房文庫)

LOST SEASON1〈VOL.1〉 (竹書房文庫)

  • 作者: ジェフリー リーバー
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 文庫
海外ドラマLOSTのシーズン1のノベライズです。
このドラマ気になって気になって仕方がなかったんだけど(サバイバル好き)とてもDVD観る時間はない。
そこで小説でもいいか!と思いまして購入。
やはり!
想像にたがわぬ面白さ!!
ただの無人島に墜落した乗客たちのサバイバルものではない。
いっぱい謎を作ってその謎がもう????????って感じで頭の中でぐるぐるぐるぐる。
こりゃもしDVD観始めたら止まらないな。。。
レンタルしまくってしまうわ。
結局これシーズンいくつまで行ったのかな…。
いずれ定年退職しのんびり暮らせるようになったら、DVD借りまくろうと楽しみです。
…まだまだやけど…。
まぁ小説でも十分面白いなってことで。
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でもやっぱりDVDの方がいいんじゃにゃいかにゃ。

【本過去記事】

本「大鷲の誓い デルフィニア外伝」かの有名なデルフィニア戦記の外伝一発目

本「愛を守る者」黒薔薇団の騎士…一生に一度くらい守られてみたいものです



にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ←ブログランキング参加中です。海外ドラマってハマると怖いよねな方も興味ない方もポチって頂けると無人島でも生きていける気がします。

こうやって大人買いするのも手ですな↓

LOST (シーズン1-6) コンパクト BOX 全巻セット [DVD]

LOST (シーズン1-6) コンパクト BOX 全巻セット [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: DVD



仮面病棟

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仮面病棟 (実業之日本社文庫)

仮面病棟 (実業之日本社文庫)

  • 作者: 知念 実希人
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2014/12/05
  • メディア: 文庫
<内容> 療養型病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る  私が読んだ知念さんの本としては3冊目です。今までの本は、ほんわかムードのライトミステリーだったけど、今回は本格的なミステリーでした。  なんか病院が…。私が働いている市でも身元不明のホームレスさんとかを積極的に受け入れる(崇高な理念のもとではなく、医療費のとりっぱぐれがないから)病院があるんですけど(そして、すぐにホームレスさんが逃げ出す)まさか、こんなことしていないだろうな?!ってちょっと心配しちゃいました。  さて、感想としてはどのキャラにも感情移入しにくかったのと、初めてあったのに馴れ馴れしく下の名前で呼び合っている秀悟と愛美にイラっとしてしまいましたが、サスペンス?ミステリー?としては、最後まで緊張感があって面白かったです。  

『高度に発達したラブコメは魔法と区別がつかない』宮澤伊織

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その樹の下で告白すると結ばれるという伝説の樹の下で、同級生の少女と喧嘩した主人公の少年は、変な出来事に見舞われることになり、それを解消するために、カップルで訪れると破局するというスポットを二人で回ることになるという話。かなり捻ったラブコメであるが、微妙にSFというか、不条理な話になっている。話は完結しているが、続きが出せなくもないであろう。

『漂白の仮想敵騎』富永浩史

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騎士養成学校に仮想敵騎として派遣されてきたイオンとソフィアによって引き起こされる話。最近は、ファンタジーの教官物は結構、目にするが、これはさらに多少捻った設定になっている。と言うわけで、ラブコメ的要素はあっても、主人公が既にカップルなので、そういう展開ではない。話は上手く構成されていて、完結しているが、続きが出せなくもないので、期待したい。

第四百三十八話_short 初夢

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                  gum_sunset03w472.jpg

 年明け早々に見た夢を初夢というそうだが、厳密にはいつ見た嫁のことをいうのだろう。Wikiで調べてみると、大晦日から元旦の朝にかけて見る夢という説、元旦から二日の朝にかけて見る夢という説、二日から三日にかけて見る夢という説という三つの節があるという。が、おおよそ元旦から二日にかけて、もしくはその翌夜に見る夢のことをいうことがほとんどだということだ。

 だけれども、そんな慣習や理屈は実はどうでもよくって、年始早々には寝ざめのいい夢を見たいというのが万人の思うところだ。でも実際のところ、いい夢を見ようと張り切って眠っても、大晦日も元旦も美味しいお酒に明け暮れて疲れ果てて眠ってしまうからか、夢など見ないほどぐっすりと眠ってしまうか、あるいは記憶に残らないほどの夢であって目覚めたときには覚えていないなど、結局「いい初夢を見た!」などと誰かに話して聞かせるようなことは滅多にないものである。

 ささやかな願いではあるが、毎年年始にはそんな風に初夢のことを考え、できれば早々にはいい夢を見たいと願いながら床に就くわけだが、ついに今朝がたに素晴らしい初夢を見ることに成功した。

 それは実にリアルな夢で、富士も鷹も茄子も登場しないのだけれども、なにかとても幸福な夢であることはわかった。

 夢の中で私は、豪邸と言えるほどではないけれども、人並みに新しくきれいなマンションに妻や子供たちと共に住んでいて、平凡ではあるけれどもそこそこ恵まれた生活をしていた。大晦日には皆で年越し蕎麦を食べながらNHKの歌番組を見て、時計の針が零時を回ると遠くで鳴っている除夜の鐘を聞きながら皆で近所の神社に出かけた。いつの間にかとうに亡くなったはずの両親も合流していて、社の前で並んで手を合せた。

 翌朝には妻が揃えたお重の蓋を開けてその出来栄えを褒めながらいただき、子供たちと両親にはお年玉を渡した。そこで私は家族に訊ねるのだ。

 初夢は見たか?

 初詣から帰って眠りに就いたのは二時を回っていたので、みんな熟睡していて誰も夢を見ていないという。そこでほんとうンも初夢は今夜見る夢なのだと説明する。一富士二鷹三茄子などという古臭い縁起話よりも、夢見のいい夢ならなんでもいい、今夜は早めに眠って、ぜひともいい初夢を見ようじゃないか。そういってその日は早々にベッドに入った。

 私は夢を見たのか見なかったのか、いずれにしても昨日は静かで穏やかでいい元旦だったなぁと思いながら目覚めるのだが、これが夢だったのかどうかいまひとつ定かではない。なにしろあまりにも現実感のあり過ぎる夢で、いま目が覚めたのか、あるいはまだ夢の中にいるのかさえおぼつかない。

 だが、下手に理不尽で夢っぽい夢を見るよりはよほど平和でいいんじゃないか、ささやかでもこんなに幸せ感にあふれた気持ちにはなかなかなれないでいたのだから、そう思いながらベッドを出て、部屋を見渡す。静まり返った寝室に私一人。

 ははぁ、みんなもう早々に起きだしてテレビでも見ているんだな。廊下の先にあるリビングのドアの向こうには温かい雑煮が湯気を上げているに違いない。昨日食べ過ぎたせいかあまり腹が減っていない。 餅は一個でいいぞと言っておけばよかった。妻はそのあたりまでわかっているだろうか。そう思いながらまたまどろむ。

 そこで私はぼんやりと目を覚ます。 

                      了


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『クローバー・リーフをもう一杯』円居挽

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大学構内で神出鬼没に営業されるバーのマスターが持ち込まれる謎を解決するというミステリー。最近よくあるお店物ミステリーの形式ではあるが、むしろ、大学を舞台にしているところが特徴か。雰囲気的にも、森見登美彦とか万城目学あたりの京大物の系譜である。ミステリーとしては連作短編の形式であるが、最後に全体に関わる謎もそれなりに明らかになっている。全体としても上手く構成されている。続きが出せる構造ではあるが、割と話がまとまっているのでどうなのだろうか。

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