年末の〆の記事はやはりこれでしょう。
恒例の「読んだ本ベストテン」、というかベスト30を発表します。
去年(2013年)は並外れて少なく、100冊ちょっとしか読めませんでしたが
なんと今年は180冊くらい読めました。
文庫換算で、なんと1日に200ページ弱読んだ計算になるわけで
近年に無いハイペース。
来年に反動が来ないことを祈りましょう。。。
読んだ本は星の数(5段階)で評価してますが、
星の数を平均してみると3.08個。まあ普通につけてるかなあと思います。
途中で投げ出した本も数冊あったので、それらにもし★1つをつけてれば
たぶん平均も3個ぴったりくらいになったでしょう。
いちおう書いておきますが、星の数をいくつにするかとか、
星の数が同じものの中での順位付けは、私の独断と偏見によります。
皆さんの評価と異なるところも多々あるかとは思いますが、
あまり目くじらを立てずに、ここは御笑覧ください。
では、発表していきます。
まず堂々トップを飾るのは、★5つ獲得のこの作品。
第1位 ソロモンの偽証・全6巻 (宮部みゆき/新潮文庫)
続いて、2~4位は★4つ半の作品。
第2位 ブラックアウト/オール・クリア1/オール・クリア2
(コニー・ウィリス/ハヤカワSFシリーズ)
第3位 ジェノサイド・上下 (高野和明/角川文庫)
第4位 烏に単は似合わない (阿部智里/文春文庫)
今年、★4つ獲得は10作品。うち、ベストテンに入ったのは
第5位 レッド・スーツ (ジョン・スコルジー/ハヤカワSFシリーズ)
第6位 八月の魔法使い (石持浅海/光文社文庫)
第7位 人造人間キカイダー The Novel (松岡圭祐/角川文庫)
第8位 赤朽葉家の伝説 (桜庭一樹/創元推理文庫)
第9位 チョコレートコスモス (恩田陸/角川文庫)
第10位 盤上の夜 (宮内悠介/創元推理文庫)
さて、★4つの残り4作品は11~14位に。
第11位 叫びと祈り (梓崎優/創元推理文庫)
第12位 下町ロケット (池井戸潤/小学館文庫)
第13位 ハルチカ・シリーズ (初野晴/角川文庫)
[退出ゲーム/初恋ソムリエ/空想オルガン/千年ジュリエット]
第14位 最後の敵 (山田正紀/河出文庫)
13位はちょっと変則だけど、まとめてしまいました・・・
今年、★3つ半をつけたのは全部で37作ありました。
うち、20位までに入ったのは次の6作。
第15位 獣の奏者 外伝 刹那 (上橋菜穂子/講談社文庫)
第16位 もう誘拐なんてしない (東川篤哉/文春文庫)
第17位 十三回忌 (小島正樹/双葉文庫)
第18位 木洩れ日に泳ぐ魚 (恩田陸/文春文庫)
第19位 機忍兵零牙 (月村了衛/ハヤカワ文庫JA)
第20位 流れ行く者 -守り人短編集- (上橋菜穂子/新潮文庫)
そして、21~30位は以下の作品です。
第21位 さよならの手口 (若竹七海/文春文庫)
第22位 いとみち (越谷オサム/新潮文庫)
第23位 夜の写本師 (乾石智子/創元推理文庫)
第24位 伏 贋作・里見八犬伝 (桜庭一樹/文春文庫)
第25位 扼殺のロンド (小島正樹/双葉文庫)
第26位 笑酔亭梅寿謎解噺4&5 (田中啓文/集英社文庫)
第27位 太陽が死んだ夜 (月原渉/創元推理文庫)
第28位 交換殺人には向かない夜 (東川篤哉/光文社文庫)
第29位 ブック・ジャングル (石持浅海/文春文庫)
第30位 キュート&ニート (黒田研二/文春文庫)
★3つ半の作品は、残り21作ありますが、参考までに下に掲げます。
順番は評価の順ではなく、読了日の早い順です
<2月>
QED 伊勢の曙光 (高田崇史/講談社文庫)
帝都東京華族少女 (永井紗耶子/幻冬舎文庫)
カササギたちの四季 (道尾秀介/光文社文庫)
<3月>
リケジョ! (伊与原新/角川文庫)
少女は夏に閉ざされる (彩坂美月/幻冬舎文庫)
無花果の実のなるころに (西條奈加/創元推理文庫)
演奏しない軽音部と4枚のCD (高木敦史/ハヤカワ文庫JA)
時が新しかったころ (ロバート・F・ヤング/創元SF文庫)
<4月>
混沌ホテル ザ・ベスト・オブ・コニー・ウィリス
(コニー・ウィリス/ハヤカワ文庫SF)
<5月>
ここに死体を捨てないでください! (東山篤哉/光文社文庫)
しらみつぶしの時計 (法月綸太郎/祥伝社文庫)
空色メモリ (越谷オサム/創元推理文庫)
<6月>
金曜のバカ (越谷オサム/角川文庫)
<8月>
訪問者 (恩田陸/祥伝社文庫)
逃走 (薬丸岳/講談社文庫)
ストーンエイジCOP/KIDS/CITY (藤崎慎吾/光文社文庫)
モーレツ終戦工作 ミニスカ宇宙海賊12 (笹本祐一/ASAHI NOVELS)
憂国のアカツキ (大原省吾/双葉文庫)
<9月>
法医昆虫学捜査官 (川瀬七緖/講談社文庫)
<10月>
金田一耕助VS明智小五郎 ふたたび (芦辺拓/角川文庫)
<11月>
カード・ウォッチャー (石持浅海/ハルキ文庫)
さて、2014年も今日で終わり。
私にとっても、いろいろあった年でしたが、
幸い大きな事件も起こらず、無事に1年を過ごすことができました。
2006年の新年早々に始まったこのブログ。
途中何回かの中断を挟みながらも、いくつかの幸運に支えられて
ここまでで、まる9年を終えようとしています。
そして2015年からは、なんと10年目に突入します。
思えば、思いつくままに好き勝手なことを書き散らしてきました。
「本」がテーマのはずなのに、しばしばアニメ(特にヤマト2199)方面へ
大幅に逸脱してしまうこともしばしば。
「いったいここは何のブログなんだ」って思った方も
いらしたのではないでしょうか。
まあ、書きたい時に書きたいことを書きたいだけ書いてきたわけで、
その結果、大量の駄文置き場の様相を呈してきましたが・・・
それでも予想以上に見に来て下さった方が多くて、
本当に感謝に堪えません。
おかげさまで、節目となる1000本めの記事も
先日無事に up することができました。
ありがとうございました。ぺこり m(_ _)m
来年も、基本的には今年と同じスタンスで
マイペースでゆる~く行きます。
いつまで続けられるか分かりませんが、
「細~く、長~く」を目標に頑張ります。
それでは皆様、よいお歳を