December 11, 2014, 2:08 pm
「巡礼コメディ旅日記 僕のサンティアゴ巡礼の道」 ハーベイ・カーケリング著 猪俣和夫訳
みすず書房 2010年06月18日刊 2,600円+税
著者はドイツのコメディアン。37歳の時にスペインのサンティアゴ巡礼道、またの名は「聖ヤコブの道」800Kmを歩こうと思い立った。この本はその40日をいきいきと綴ったもの。文字通り笑いあり涙あり、さまざまな人との出会いも軽妙な文章で活写されている。世界各地で今も巡礼の旅をしている人達がいる。何が人々を巡礼に駆り立てるのだろうか。 (図書館から借りた本)
今日のおまけ: 道端で見かけた花
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December 11, 2014, 2:40 pm
Sanchai さんのブログ を読んで、面白そうだと思って Kindle 版を購入してみました。
Sanchai さん、いつも興味深い書籍をご紹介くださり、ありがとうございます。
著者の裴英洙さんは、医師の資格を持った人です。
かつては外科医として、現場の第一線で活躍されていらっしゃったそうですが
「医療機関の経営」に興味を持ち、働きながら慶応ビジネス・スクールへ通われ
医療機関再生コンサルティング会社「
メディファーム株式会社」を設立
現在顧問をされていらっしゃいます。
そんな背景をお持ちの方が、疲れた体に鞭打って働く人のために
疲れをコントロールしてビジネスのパフォーマンスを向上させる方法を紹介しているのが本書です。
自分の体の声を聞いて、ちょっとした工夫をするだけで、
仕事でたまった疲れを V 字回復させることができるといいます。
「一流の人は疲れを翌日に持ち越さない」というよりは
「疲れを翌日に持ち越さないタフな人だから一流になれた」というのが正しい感じです。
参考までに、章の見出しを載せておきます。
第 1 章: まずは「疲れる」しくみを知る
第 2 章: 一流の人は「眠り方」を知っている
第 3 章: デキるビジネスパーソンは例外なく肉食である
第 4 章: ストレスは消すのではなく、コントロールする
第 5 章: 「疲れを翌日に持ち越さない」たった 1 つの習慣
読んでみると、疲れを持ち越さない習慣が身についているものと、そうでないものと
いろいろありました。全ての習慣を「持ち越さない」モードにするのは
ちょっと無理かも。ただし、疲れを持ち越さない良い習慣は
とてもたくさん紹介されているので、ある程度守れていれば、
それなりに体調管理できるのかも・・・と思いました。
例えば私は朝ごはんをほとんど食べません(たいてい果物だけ)し
夜ご飯を食べるのも、ほぼ寝る前、ホットミルクは嫌いなので飲みません。
ですが、早起きはずっと続けているし、サプリメントや栄養ドリンクは飲まないし
仕事中ガムをよく噛んでいます。
この状態で、自分の眠りの質は良いと思っています。
興味を引かれたのが「カラダ手帳」です。
自分の体調を、感じたままに手帳に記していく手法で
レコーディングダイエットのメモや家計簿に似ていると思いました。
なるほど「見える化」すれば、何が悪くて疲れがたまっているのか、分かりやすいですよね。
いつも持ち歩いているノートがあるので、体調についても書き込んでみようと思いました。
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December 11, 2014, 2:48 pm
さて、今回はあなたが読んだ本を記録・共有できる
無料ツールをご紹介いたします。
読書メーター
http://0bz.biz/kdss153089/111141
このツールで、読書生活を
より豊かなものに変えてくれます。
機能としては、以下の通りです。
・読んだ本の冊数、ページ数のグラフ化
・読んだ本、読んでいる本、
積み本、読みたい本のリスト管理
・これまで読んだ本のデータから、
あなたに合う本を自動検索
・ほかの人の感想をすぐにチェックできる
・読んだ本を本棚で整理
まずはフェイスブックや
ツイッターのアカウントで
ログインしてみてください。
その瞬間から間違いなく
あなたの読書生活は変化します。
本好きの方は一度利用されてみては?
読書メーター
http://0bz.biz/kdss153089/211141
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December 11, 2014, 3:20 pm
来たるべき時代の「新しい経済学」
なぜ、アベノミクスは失速したのか?
どうして「ゼロ金利」「異次元緩和」でも経済は活性化しないのか―――?
資本主義の原点に遡り、近代経済学の限界からマルクス経済学の誤り、そして新自由主義経済の落とし穴までを多角的に検証―――。
“未来型”資本主義の新しい原理を提唱する。
▽「増税しても、経済成長できる」は、間違っている
▽安倍首相の賃上げ要請は、大恐慌の引き金を引いた?
▽電子マネー時代の到来による新しい危機とは?
▽規制が多く、社会の進展を妨げている日本政府
新しい繁栄の息吹が、この一冊に。
まえがき
1 終わりを迎えている資本主義経済
2 安倍首相は「大恐慌の引き金」を引いた?
3 新自由主義経済も限界が来た
4 資本主義的精神とは何か
5 幸福の科学の運営に見る資本主義の現実
6 今、日本に必要なものは「創造する頭脳」
7 アベノミクスが成功しない理由
あとがき
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謎解きです。
意図的に、分かり難くしているそうです。
まあ、はっきり言って、このレベルの話になりますと、経済学を超えて文明を創る思想家の領域かもしれない。
経済の流通速度が遅くなれば、不況になる程度のことがわからん経済学者では、もはや考えることさえ不可能な話かもしれない。
ただ最低限理解ができるだろう事は、新しいモノやサービスを創造していかないと、この先、経済的に行き詰ってしまうだろうという事か。
思想的にも、行動的にも硬直した役人レベルの発想では、とてもではないが、新しい経済を切り開く事は無理でしょう。
年金運用や福祉にしても、まともなお金の使い方を、政府や役人ができるわけがなにのに、消費税を上げて財政赤字を解消しないと日本は大変な事になると、けっこう定年退職前後のオヤジ達は述べているようですが、随分、お上に対する信仰が強い事だ。
まだ幾分の間、日本では、社会主義、共産主義的な信仰が続くのかもしれないが、それも終わるだろうと思う。
かといって、今の資本主義ではよろしくない部分も多々あるので、もう少し違った形の資本主義になるのではないかと思います。
ちょっとまずは本の紹介が中心で、自分的には考えが詰められていないところがある。
このテーマについては、今後、もう少し詰めていきたい。
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December 11, 2014, 3:30 pm
「黄金の眠る谷で」著者 エリザベス・ローウェル
★★☆☆☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
精神的にトラウマを抱えた超絶イケメンと、純粋で素直で心優しい女性が結ばれる話。
↑あらすじが超簡単Verということで大体中身も想像してください。
ローウェルさんの著作は全部大体同じ感じ。←失礼な!
そこに金の鉱脈探しが絡むけど、そんなに絡んでない(どっちやねん!)
まぁそこは恋に落ちるついでに見つけちゃう‥みたいな。
これまた何年も探してきたわりにあっさり見つかるな‥みたいな。
ああああ~こんな恋したいな~。
でもわたしゃこんな純粋で可愛い女性ちゃうしな。
わははは!そらムリやわ!
‥みたいな。
そんな感じです。
読んでも読まなくてもどっちでもいい感じ←失礼な!!
まぁ大量にハーレクインもの読んでるとたまにはこういうのもあります。
でも読んで面白くないのかって言えばそんなこともないというね。
好きな人は好き、そうでもない人はそうでもない(当たり前)
なんでもかんでも買うからそういうことになるにゃ
【本過去記事】
☆愛した男は殺人鬼?!雪の山上に閉じ込められた二人、サスペンスロマン小説「氷の城で熱く抱いて」
☆クリーパー(廃墟探索者)たちが遭遇する恐怖…小説「廃墟ホテル」ホラーというよりサスペンス
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December 11, 2014, 4:00 pm
遠藤選手、もはやベテラン。
プレーはさることながら、発言も興味深い。
何事も自分で考えながらやる人なんだと思う。
アスリートの中ではもっとも惹きつけられる人物の一人だ。
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December 11, 2014, 4:00 pm
天地創造からイエスの奇跡物語まで、数々の有名な物語はいうに及ばず、一度は耳にしたことがある「名言」まで併載して、旧約・新約の世界を大胆に紹介!聖書をまるごと読んだ気になれる、画期的なダイジェスト版聖書である。(Amazonより抜粋)
Kindle版で100円で買いました。値段が値段なのであまり期待していなかったのですが、簡単な地図や相関関係、そして宗教画もたくさん入っていて、お買い得でした。聖書を読むと「信仰」なイメージが抜けませんが、この程度だと「神話集」な感じで楽しめました。
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December 11, 2014, 5:00 pm
風呂から上がって内弟子部屋に戻ると、良平が二人の床を延べていてくれるのでありました。何時もながら兄貴気取りの全くない兄弟子であります。
「ところで万さんはどうするんだい、この三連休は?」
良平は布団の上に胡坐に座って万太郎に聞くのでありました。
「僕ですか? 僕は明日は、上野のギャラリーで書道展の手伝いです」
それは大岸聖子先生の所属する一門の書道展で、万太郎は何も出品してはいないのでありましたが、一応週に一度大岸先生から手ほどきを受けている手前、裏方として手伝いに駆り出されているのでありました。あゆみは大判の書を何点か出品していて、矢張り受付やら接客やらの仕事を仰せつかって、明日は一緒に出向く予定でありました。
「ああそうか。大岸先生の方の書道展か」
良平はそう云って思い出したように頷くのでありました。「本当なら俺も手伝いに行かなければならないところだが。・・・」
「いやまあ、手伝いは強制ではなくて、あくまでもこちらが手隙ならと云うお誘いのようなものですから、良さんは大丈夫ですよ。僕にはあゆみさんから数日前に話しがあって、どうせ休みと云っても暇を持て余している口だから快諾したのです」
「ああそうか。その書道展の話しは知っていたんだが、手伝いの件は俺には大岸先生からもあゆみさんからも話しがなかったなあ」
「その日は香乃子ちゃんとの大事なデートなんだから、俺は絶対に都合が悪いんだ! と云うオーラが良さんの全身からムラムラと発散されていて、それを気取ったんで大岸先生もあゆみさんも依頼を遠慮したのではないでしょうかね」
「そんなわけはないだろう」
良平が大真面目な顔で首を断固として横にふるのでありました。
「でも結局、依頼があったとしても断るでしょう?」
「いや、そうとも限らん。達てのお願い、と云うのなら断る道理はない」
「達てのお願い、ではない場合は断るでしょう?」
「ま、断るかな」
良平は苦笑いながら頭を掻くのでありました。
「まあ、僕が書道展の手伝いであれこれ扱き使われているのを時々思い出しながら、良さんは香乃子ちゃんとのデートを大いに楽しんでください」
「何となく、その云われ方は引っかかるものが残る」
良平は万太郎の顔を恐縮の態で見るのでありました。
「いやまあ、それは冗談ですよ。ちょっと羨ましいだけです」
「済まんなあ」
良平が万太郎に畏まってお辞儀するのでありました。
「デートは何処に行くんですか?」
「横浜だよ。山下公園とか港の見える丘公園なんかを散歩して、それから中華街で飯食って、その後は喫茶店にでも入ってお喋りする」
(続)
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December 11, 2014, 5:18 pm
照る日曇る日第743回
これは処女作から最新作まで著者みずからが年代別に精選した短編の集成で、文庫本ながら総計840頁と大いに読みでがあります。
しかも短編と称しながらも本書には中長編の「新しい人よ眼ざめよ」「雨の木」「静かな生活」などの主要部分も収録されており、いわば1冊でこのノーベル賞作家の文業を総覧することができる重宝な文庫本なのです。
こうやって年代別に読んでいくと―ヴェルディのオペラと同じことで―若書きの最初期のものはやはり中身が薄く、―「人間の羊」と「セヴンティーン」を除いて―歳月と経験が深まるごとに作品の内容と形式がどんどん複合的に深化してゆき、ついには「ファルスタッフ」のような、軽みをともなう豊かな成熟の草原、静かの海のような地点に到達してゆくのですが、その道中で、私たちはこの勤勉な作家の、痛苦に満ち満ちた大いなる試行錯誤の足取りを体感することができるのです。
とりわけ印象的なのは1991年に発表された「火をめぐらす鳥」という題名の短編です。そこでは伊東静雄の「鶯」という詩の解釈をめぐる興味深い考察が繰り広げられるのですが、やがてそれは障碍を持つ息子との個人的な体験に話柄が及びます。
そしてたまたま息子の癲癇発作を救助しようとして、プラットフォームに血まみれで倒れた主人公が、その時近くの竹藪で鳴いている鳥の声を耳にしながら「イーヨー、イーヨー、困ったよ。一体なんだろうね?」と尋ねると、かつて「クイナです」と呟いた息子が、いつしか絶えて口にしなくなった鳥の名を―「ウグイス、ですよ」と―口にするのです。
そしてこの感動的な小品は、
「私の魂」といふことは言へない
その証拠を私は君に語らう
という伊東静雄の詩で締めくくられるのですが、その時私たちは、時空を超越した一羽の火の鳥が、これまた時空を超越して飛翔する私たちの魂を、永遠の相の下で一挙に結び合わせるという奇跡を目の当たりにしたような、美しい錯覚に陥るのです。
「憲法」とかけて「ケムンパス」と解くその心は「これでいいのだ」 蝶人
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December 11, 2014, 5:35 pm
今年はなぜか「郵便配達は二度ベルを鳴らす」の新訳が2作品出版されました。
元々は1934年に出版された小説で、本書をいれるともう8人の訳者による訳書が出ています。
新訳が出ると、やっぱり最初のほうが味わいがあっていいかな、と思ったりするものですが、インターネットの普及により、誤訳は少なくなっていると思います。
「郵便配達・・・」は、英文をそのまま訳すと不思議な言い回しになってしまうところが多いらしく、古い訳書を読んだとき、???なところが多かったでした。
それが古い本の味わいと言う人もいるかもしれません。
本書はそれがなくなって、まるで現代小説を読むかのごとく、すんなり読めました。
◇ ◇ ◇
あらすじは、流れ者のフランクが、ある日ギリシャ人パパダキスの経営するレストランにやってくる。
無銭飲食するつもりだったが、パパダキスに店で働かないかと誘われる。
パパダキスの若い妻コーラを一目見たフランクは、レストランで働くことに同意した。
たちまちフランクとコーラは関係を持つようになった。
年上の夫に不満を持っていたコーラは、フランクと共謀して夫を殺害する計画を立てるのだが・・・。
◇ ◇ ◇
最後に「へー、そーだったの」と思わせる仕掛けになっていて、そういう面ではよくできた作品なのかもしれません。
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December 11, 2014, 5:47 pm
爺さんの世代には入力機器などというものはまだなくて、文章はすべて手書きしてたんだって。だから漢字とか何度も紙に書いて思える必要があったって聞いた。
父さんの時代になって、ワープロとかパソコンとかが登場して、父さんは子供時分に覚えた漢字を忘れてしまっても、キーボードに入力すれば画面に現れるのを見てたいそう感心したそうだ。
僕が子供の頃にはすでに入力機器がいろいろあって、もはや漢字を覚えることなんて意味がないように思えた。だってキーボードやスクリーンタッチで書きこめばどんな文字も現れるのだから。
そういう意味では漢字だけではない。歴史の年号だって、人の名前だって、そのほかありとあらゆることが手元の小型端末ですぐに検索できるわけだから、もはや覚えておく必要が無くなったのだ。
だから僕らの世代はみんな天才だ。いや、手元に端末さえあればだけれども。どんなことを質問されても即座に答えることができるし、書けない漢字などないよ。
でも、端末がなかったり、充電が切れてしまったときは悲惨かも。試しに、僕らの世代をつかまえて端末を奪ってから質問してごらん。
「イギリスの首都は?」
「かんじへんかん、漢字で書いて?」
「鎌倉幕府はいつできた?」
答えられる人はいないかも。この僕だって、いま端末を閉じて手書きにするよ。
そうしたら、かんじなんてひともじもかけなくなって、ひょっとしたらひらながだってあやくしなてしまうかもしれなしいいいいい。。。。。。
了
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December 11, 2014, 6:49 pm
『知の訓練 日本にとって政治とは何か』 原武史 2014/07
著者は明治学院大学国際学部教授。 天皇・神道と政治、宗教との関係についての本。
日本語の「まつりごと」には政治と祭祀がある。言葉によるコミュニケーションを前提とする英語の「ポリティクス」とは、全く意味が異なる。明治維新では祭政一致がスローガンとして掲げられた。戦後も皇居の中で、もうひとつの「まつりごと」が日々行なわれている。この「まつりごと」を含めて考えないと、日本の政治自体がわからなくなってしまう。
政府が時間を定め、その時間に従って国民が一斉に同じ行動をとる、という支配の形式が1945年8月15日までの日本に確立していた。これを私は時間支配と呼ぶ。 天皇といえども、分単位のスケジュールを破る自由はなかった。ということは、当時の日本の究極的な支配者は時間であったとも言える。
東京の中心にある広場、皇居前広場(皇居外苑)は、天安門広場より広く、世界一広い。 GHQが皇居前広場での政治的集会を一切認めない方針をとったので、日本では「広場の政治」が根付かなかった。
それまでごく限定的だった「人を神にまつる風習」を靖国神社は大きく変えた。 靖国は日本文化の伝統から逸脱している神社だと言える。だから神社というよりも、陸海軍が解体された戦後に唯一残された軍事施設とみなした方がよい。
明治になってから、人を神にまつる神社がにわかに増えた。天皇や忠臣を神としてまつる神社をふやすことによって、神社が国民の天皇に対する忠誠を培養するための有力な装置になっていく。 国家神道とは、神道を国家が管理すること。信教の自由を掲げる明治政府は「神社神道は宗教ではない」とした。いかなる宗教を信仰していようと、日本国民は必ず天皇を崇拝し、神社に参拝しなければならない、これは「臣民タルノ義務」である、という論理が可能となった。
なぜキリスト教が信仰として日本では広まらないのか、それを考えるときの参照点が江戸時代。 江戸時代、キリスト教は禁止され仏教は宗教性を失い葬式仏教と化した。徹底した世俗化を図った時代が2百年以上も維持されたわけで、この間に日本という国は決定的に変わってしまい、今に至っている。
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December 11, 2014, 6:58 pm
<まことに、主であるわたしは変わることがない。あなたたちヤコブの子らにも終わりはない。あなたたちは先祖の時代から、わたしの掟を離れ、それを守らなかった。立ち帰れ、わたしに。そうすれば、わたしもあなたたちに立ち帰ると、万軍の主は言われる。しかし、あなたたちは言う。どのように立ち帰ればよいのか、と。 (6.7節)>
「悪事を行う者は滅ぼされると告げられましたが、滅ぼし尽くされることはないと語られます。なぜなら、主のヤコブに対する愛は変わることがないからです。主は懲らしめこそすれ、滅ぼさない方であることが示されます。」と小野寺牧師は書き出される。
広辞苑で「立ち帰る」とは、「すぐに戻る」「繰り返す」「折り返し」そして最後に「 (形勢などが)逆転する」とその意味が記され、徒然草の「立ち帰りつづけて勝つべき時の至れる」という文が引用されている。兼好法師が何に「立ち帰る」ことが大切と説いたのかは知らないけれど、面白いなと思った。
ユダの人々が「どのように立ち帰ればいいのですか」と尋ねると、主は「人は神を偽り得るか」と答えられた。
創世記の1章によってイスラエルの民は(ユダの人々)、自分たちが神によって造られたものにすぎないという事を父祖の代から教えられているので、そのことは身に染みた事実であった。造られたものが、その身において得た果実はすべて神のものであった。
イスラエルの民の信仰を継ぐキリスト教徒もその事を信じている。旧約聖書では、その果実の全てではなく、10分の1を献げるようにと命じられている。新約聖書にはその定めはないが、それでも、賜物に応じて喜んで主に仕えることが勧められている。
しかし、それは難しい。先日の家庭集会では大金を主から預けられた3人の僕の箇所だった。5タラントンと2タラントン預けられた2人の僕はそのお金で商売し、更に増やしたので主人に喜ばれたが、1タラントン預かった僕は土の中に隠しておいただけだった。主人は「怠け者の悪い僕」と彼を叱り、外の暗闇に放りだすように命じられた。
大事をとってしまっていた僕が非難され、どうなるか分からないのに投資した者が喜ばれるという筋書きにいつも不満を感じる箇所だが、主人が預けられたタラントンはあなたの生涯なんですよと教えられた。それを用いるのに、神の恵みがないなんていうことはありませんと。分に応じて主が託されたタラントンが、自分の生涯であるらしい。
香港の若者が願う選挙を、私たちの国は実行している。それなのに、私たちの国の若者が投票を放棄するなんてことはあってはならない。国民を愚弄する政治が行われるようなことを許してはならない。
日曜日はお近くの教会で礼拝を http://www1.ocn.ne.jp/~church/japan.htm どなたでもどうぞお越しください。お待ちしています。
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December 11, 2014, 7:05 pm
サイバーパンクにカテゴリ分けされると思うのですが、そんな範疇を飛び越えた様々な意味づけができるSF小説だと思います。
超情報化対策として、人造の脳葉“電子葉”の移植が義務化された2081年の日本・京都。情報庁で働く官僚の御野・連レルは、情報素子のコードのなかに恩師であり現在は行方不明の研究者、道終・常イチが残した暗号を発見する。その“啓示”に誘われた先で待っていたのは、ひとりの少女だった。道終の真意もわからぬまま、御野は「すべてを知る」ため彼女と行動をともにする。それは、世界が変わる4日間の始まりだった―
(出版社HPより)
SF小説の場合、世界観に圧倒されることが多いのですが、この作品でも遠くない未来の世界の情景に圧倒されました。
身の回りのもの全てに「情報材」と呼ばれる微細なセンサーが埋め込まれ、全ての情報材がネットワーク化された世界です。膨大な情報を処理するために人間は「電子葉」というハードウェアを脳に移植しています。
眼鏡や時計といった形で実用化されはじめたウェアラブル端末の先を行く世界を想像してワクワクしてしまいました。
主人公の御野・連レルは情報庁のエリート官僚ですが、「情報材」「電子葉」を生み出した研究者の道終・常イチの行方を追うことを命じられます。
やがて少女 道終・知ルと出会い、最先端テクノロジーを巡る争いに巻き込まれていきます。
物語が進むにつれて、ただのサーバーパンクではなく、曼荼羅や悟りといった仏教的世界観や神道の創世記が混ざり込んできます。舞台を京都にしたことで神社仏閣といったステージが無理なく取込まれているんだと思います。これが東京だとただ無機質な世界になったと思います。
一方で、疑問に思ったこともありました。例えば、「電子葉を積んでいない人間の「不確実性」まで計算できるのか?」「道終・知ルは本当にすべてを知ったのか?」といったところに。
また、漫画のようなセリフ回しが個人的にはダメでした。なんか緊張感がなくなってしまいます。
とはいってもSF小説の醍醐味を堪能できる作品であることに違いはないと思います。
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December 11, 2014, 10:52 pm
予約しておいたシチュCDが、届いた。
・もしカレvol.1~もしもあなたの日常に癒し系カレシがプラスされたら~/BlackButterfly
新シリーズ。このシリーズはキャストが好みな人ばかりなんだよねぇ。今回の篠沢真役は、細谷佳正さん。2作目は、小西さん
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December 12, 2014, 12:30 am
ネットで予約しておいた新刊が届き、e-honで予約しておいた新刊本を銀行の帰りに本屋へ行き取ってきた。
・愛しのいばら姫/凪良ゆう プラチナ文庫
「365+1」のスピンオフ。引っ掻き回していた、美山が主人公。相手は、新鋭のデザイナー
・ヘンゼルと魔王の家/鳩村衣杏 ショコラ文庫
不動産会社営業と、業界で「魔王」と呼ばれている作家の話
今晩、どっちかを読みます。
シチュCDも、聴けたらいいな。
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December 12, 2014, 1:00 am
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December 12, 2014, 2:00 am
西伊豆町にふるさと納税をした’(特典はもうもらった)ら、カレンダーが送られてきた。A3(たぶん)2枚分のサイズで、ひと月1頁のかなり立派なものだ。しかも、なんと、釣りにもシュノーケルにも重宝する毎日の潮位表が付いている!素晴らしい。中の写真が一年中主に夕日なのが少し残念だが。ダイビングがあれだけ盛んなのだから、水中写真も少し入れてほしい。
それにしても、収入が多くても少なくても、税金って高い。収入が多いころは、税率が高くてきつかったが、収入が少なくなれば、少ない中からとられるのでやはりきつい。どうなっているんだ。財政再建できそうな政治は期待できず、日本国債なぞデフォルトするかもしれないし、そうしたら、年金はやはり掛け捨て。税金返せ。
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December 12, 2014, 3:00 am
おどるサボテン
- 作者: 川端 誠
- 出版社/メーカー: BL出版
- 発売日: 1992/03/20
- メディア: 大型本
夏の夜にに一度だけ花を咲かせるサボテン、エキノプシス・マルティプレックスのマルティ。
ところがついうっかり、秋に花を咲かせてしましました!
いつも来るはずの虫たちもいない・・・どうしよう??....
たった1回だけ咲くなんて、ロマンティック!
でも、間違えて咲いてしまったマルティは、それでもそれを楽しもうと踊りだす!
本いっぱいにカラフルで楽しい音が聞こえてきそうです♪
にほんブログ村
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December 12, 2014, 4:00 am
ハーレクイン・ロマンス R720
著者 ジェシカ・スティール
訳 小林 町子
発売日 1989年12月20日
ページ 156ページ
ISBN 483350720X
内容 いつもと同じ月曜日の朝が始まった。
カシアが契約部の部長秘書になってから二ヵ月。
会社は大きな技術契約に備えて着々と準備を進めている。
そんな折、部長が神経衰弱で倒れてしまい
カシアは仕事をする気力もなくなって、転職さえ考え始めた。
部長が倒れる前の週末までは、毎晩残業続きでも充実していた。
あれから二週間・・・・・・とにかく、できる仕事だけ片付けておこう。
だがカシアにとって、今日はいつもと同じ月曜日にはならなかった。
会長じきじきの呼び出しがかかったのだ。
電話の低い声を思い出し、カシアはうきうきと最上階に向かった。
Amazonの紹介ページです。
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