真剣に話しましょう② 東浩紀×小熊英二
どう“社会を変える”のか―風営法問題、官邸前抗議、ヘイトスピーチ、総選挙……
今、「リベラル」は何をすべきか
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真剣に話しましょうの要約2回目です。2回目ですが、本書の中で第2章の位置にある対談ではありません。というのも、僕にとって印象に残った対談を優先して紹介しているため、本での順番と僕のブログでの順番が入れ替わっているからです。
さて、今回のゲスト、東浩紀氏の紹介を軽くしたいと思います。
東浩紀(あずま・ひろき)
1971年生まれ。作家・思想家。ゲンロン代表取締役。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。
専門は現代思想、情報社会論、表象文化論。メディア出演多数。
著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、サントリー学芸賞)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、三島由紀夫賞)、『一般意思2,0』(講談社)。編著に『福島第一原発観光地化計画』(ゲンロン)などがある。(すべて本書から引用)
というわけで対談の要旨をざっくり要約していきたいと思います。
超高齢社会を自分らしく
月刊誌「毎日が発見」編集長 片寄斗史子さんImage may be NSFW. Clik here to view.
シニア世代を応援する月刊誌「毎日が発見」(KADOKAWA)。創刊10周年の今年から編集長を務めるのが、長年、シニア向け雑誌づくりに携わる、片寄斗史子さんです。読者の心をつかんできた片寄さんに、編集方針とその思いなどを聞きました。(写真は同誌10・11月号から)
人生を創造する心
――月刊誌「毎日が発見」は、どんな雑誌ですか。
暮らしの基本は「毎日を繰り返すこと」にあります。若いころは、退屈と感じたこともあるでしょう。
それが年を重ねると、そんな毎日でも、いい話を聞いたり、季節の移ろいを感じたりするだけで“発見”と思えるように。日常に彩りを添え、心が弾む一日になるものです。
こうした発見は、年齢を経たおかげです。誌名には、シニアは「毎日が発見づくし」との思いが込められています。
本誌は毎月、読者の自宅にお届けする定期購読誌です。基本的に全ページカラーで、シニア世代の暮らしに役立つ情報の他に、通信販売などの付録も付いています。
――雑誌のサブタイトルに「100歳まで美しく、強く生きる」とあります。
厚生労働省の調査によると、全国の100歳以上の高齢者は5万人を超えています。誰もが「100歳まで生きる」とは考えられなかったような時代から、変わりつつあります。
ただし、延びる寿命の中でも、健康寿命を延ばすことが大切。100歳まで健康で、自分が「美しい」と思う生き方を貫けたら、楽しい最晩年になると思うのです。
私は還暦を迎えた時、以前に比べると、体の衰えと心の変化を感じました。しかし、現在の超高齢社会を生き抜くには、より一層の「強い心」が必要だと思います。
暮らしは混然一体――目次を見ると、さまざまな分野の記事があります。
雑誌のよさは「雑」という文字通り、多岐にわたる内容が一緒になった「混然一体」にあるでしょう。
日々の暮らしも、そこには工夫があり、夢があり、哲学があるといった、混然一体。本誌のさまざまな記事から、一つでも新たな発見があればいいと思います。
どの記事も“読者の皆さまの今日を生きる活力に”との願いを込めています。
――中でも力を入れている企画は何ですか。Image may be NSFW. Clik here to view.
「心身の健康」「日々の暮らし方」「生きる支えとなる言葉の力」が3本柱です。
読者とのやりとりを通し、いかに健康に関心が高いかを知りました。60代になると、多くの方が老いや死を意識し始め、健康管理に気を付けているようです。
また、最近は「片付け」に悩んでいる方も少なくありません。家の広さとモノの量を考えた上で、片付ける習慣のある暮らし方が必要です。
そして、超高齢社会を自分らしく生きるために、人や本を通して学ぶ“言葉の力”も欠かせません。たとえ、体は衰えても価値観を磨けば、心はますます充実していくであろうと考えています。
読者と文化を創る――お勧めの運動法など、実際に読者が体験した企画も掲載されていますね。
こちらが募集すると“基本を正しく覚えたい”と、進んで参加してくれる読者も。そうした読者代表の体験談を紹介することは、他の読者のヒントにもなるでしょう。
また、読者が最近“発見”した出来事をつづってもらうコーナーもあります。特に、女性は何かいいことがあったら、人に伝えたくてしょうがないようですね(笑い)。
本誌は、読者が元気になることで、誰かをも元気にしていくような“波動”を起こしたいと考えています。
また、単に流行を追うだけでなく、読者から超高齢社会に“新たな文化”を創り出していくその源になれればと願っています。
定期購読の案内
「毎日が発見」は年間定期購読誌です。購読料は1年間6800円、3年間18000円。送料無料。申し込みは次の方法で行えます。
電話は0120-325-012(平日・土日祝日とも午前9時から午後6時まで)。
FAXは0120-185-012(24時間受付)。①氏名(フリガナ)②郵便番号③住所④生年月日⑤性別⑥職業⑦電話番号⑧FAX番号⑨1年購読か3年購読かの希望⑩希望の開始号(2号前からの申し込みは不可)⑪MH係と明記してください。
「毎日が発見ネット」(http://www.mainichigahakken.net/)でも申し込みができます。
■プロフィル
かたよせ・としこ 1950年、島根県生まれ。県立島根女子短期大学卒業。新聞・出版社などを経て、89年、ユーリーグ株式会社設立に参加。96年から2011年まで、雑誌「いきいき」創刊編集長として、発行部数を飛躍的に伸ばした。本年初頭、雑誌「毎日が発見」編集長に就任。シニア世代の暮らしに役立つ情報を発信している。Image may be NSFW. Clik here to view.Image may be NSFW. Clik here to view.メディアで話題沸騰!赤スパークリングワインImage may be NSFW. Clik here to view.
いるかともぐらがこんがらかった生物「いぐら」が、
お友達のうちにいくよ!
その道を選んだらいいかな????....
どの道を選んでも正解?楽しい?もう一度試したくなっちゃう?
お話は3つありますが、私が好きなのはお料理の道。
どの道を選ぶかによって美味しい(?)どんぶりができますvv
いぐらのほかにも、へんてこなこんがらがった生物たちがたくさんいて楽しいですvv
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Image may be NSFW. Clik here to view.功利主義入門―はじめての倫理学 (ちくま新書)の感想 倫理学や哲学の本には難解過ぎるものが多いですが,本書は一般向けにわかりやすく書かれています(それにしても,決して平易ではありませんのでご注意を)。ある学者が「哲学は書くと(=読むと)難しいが,話せば(=聴けば)簡単」と言っていましたが,本書がまさにそれであり,現代における事例を挙げるなどの工夫を加つつ,語りかけるように文章が展開されるので,難解な問題の理解が深まりました。「最大多数の最大幸福」とは何かを知りたくて読み始め,読後にそれが十分に達成できたとは正直思えませんが,いつかまた読み返したい一冊です。 読了日:10月29日 著者:児玉聡 Image may be NSFW. Clik here to view.いつやるか? 今でしょ!の感想 テレビ界の「ポスト池上彰」の第1番手になりつつある?林修先生。テレビで語る彼の話しは論理的かつ説得力があるので,彼のプロフェッショナル論を知りたいと思い購入しました。一般的な自己啓発本に近いものであり,期待が大きかっただけにやや残念な読後感です。予備校講師ということで,どうしても若者に向けた内容に偏りがちなのかもしれませんが,ユニークな人格と高い技術を磨いた彼の人生論を深く知りたいと思っています。別の著書も購入しましたので,そちらに期待です。 読了日:10月26日 著者:林修 Image may be NSFW. Clik here to view.1日たった1分 文章力がなくてもスラスラ書ける小論文の超書き方講座 (YELL books)の感想 推薦入試を受験する高校生向けに書かれた本です。小論文の「書き方」というか,その前段階の「考え方」を簡潔にうまく説明しています。内容は平易なので,就職活動を控えた大学生などにも役に立つ本です。長文例を示さず,端的な回答例や図解に終始した著者の割り切った考え方に好感を持ちました。本書が示すヒントを心に持ち続けていれば,割と短期間で「小論文脳」を得ることができるはずです。それができれば,次は文章力や表現力の養成段階へと本格的に入ることができます。 読了日:10月21日 著者:石橋知也 Image may be NSFW. Clik here to view.ゆとり京大生の大学論―教員のホンネ、学生のギモンの感想 大学の「教養教育」について論じられている、極めて興味深い一冊です。前半は大学教員の独白、後半は学生達の対談という形でまとめられていますが、そのいずれにも示唆に富む意見が数々述べられています。特に後半の、京大生達の対談が素晴らしいです。若輩である学生達が、大学教育や教養の本質をきっちりと捉え、瑞々しい議論を展開しています。京大生だからといって決して奢らず、中途半端な思い込みや既成概念に囚われることなく日々努力を続けている素晴らしい現代の若者達の姿に触れ、この国の将来は明るいと確信することができました。 読了日:10月19日 著者:益川敏英,橋本勝,毛利嘉孝,山極寿一,山根寛,吉川左紀子,河合潤,佐伯啓思,酒井敏,阪上雅昭,菅原和孝,杉原真晃,高橋由典,戸田剛文 Image may be NSFW. Clik here to view.Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 10/14号 [香港と天安門]の感想 特集は「香港」。日本のマスコミは楽観視しているような気がするが、本誌記事は中国政府が極めて深刻な状況に陥っていることを示唆している。このデモを仮に鎮圧できたとしても、若い「香港人」達の心に炎はくすぶり続けるであろうし、チベットやウイグル、果ては本土にまで民主化の波が押し寄せる可能性もあるとのこと。「独裁政権の寿命は75年」という説が、ついに現実味を帯び始めてきたのかもしれない。仮に中国が乱暴な振る舞いをした時には、世界が中国を許さないという姿勢を示すことが大切だろう。 読了日:10月19日 著者: Image may be NSFW. Clik here to view.どちらとも言えませんの感想 著者は私よりも年上ですが,プロ野球ファンとしての共有体験が多く,面白く読み切ることができました。『中田翔よ,思い切って「中田勝男」に変えたらどうか。』・・・たしかにその通り!彼のキャラクターや実力は,どう考えても『翔』ではなく『勝男』です。ホントに改名してくれたら,天国の大杉さんや,ファイターズのオールドファンも大喜びしてくれるのでは?(笑) ひとつ残念(というか痛恨)だったのは,著者の小説をまだ1冊も読んでいなかったことです。ほぼ同時に小説の方も購入していましたので,読む順序を完全に誤りました。 読了日:10月18日 著者:奥田英朗 Image may be NSFW. Clik here to view.Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 10/7号 [進化し続ける都市TOKYO]の感想 特集は「TOKYO」。再構築が遅れた東京のインフラ整備が,2020年五輪開催の効果により急ピッチに進むことはとても良いことだと思う。ロンドンの成功と北京・アテネの失敗からも学び,2020年後には素晴らしい街が東京に残されていることを期待したい。特集以外では「日本の捕鯨を認めるべき理由」という記事が印象的だった。むしろ商業捕鯨を認めれば,鯨肉消費が減っている日本側が根を上げるという見立ては実に甘い。そうなれば,日本人は世界(特にアジア各地)に鯨肉の美味さを広く伝えるだろう。日本の食文化を甘く見ない方がいい。 読了日:10月18日 著者: Image may be NSFW. Clik here to view.日本人の教養 混迷する現代を生き抜くためにの感想 国際教養大学元学長の中嶋嶺雄先生による「教養論」です。「なぜ、国際教養大学で人材は育つのか」で中嶋先生の素晴らしい教育論に触れましたが,主にリベラル・アーツに焦点を当てた本書も良書でした。先生がお亡くなりになられたことを,心から残念に思います。大学のキャンパスの中には誰だかわかならい人の銅像が建っていることがありますが,中嶋先生のような革新をもたらした先生こそ銅像を建てるに相応しい,数十年,いや数百年後の学生や教職員が仰ぎ見るべき先生なんだろうと思います。 読了日:10月13日 著者:中嶋嶺雄 Image may be NSFW. Clik here to view.ジャズ史5ファンキーとジャズ・ロック:ザ・サイドワインダー (JAZZ100年 10/14号)の感想 特集は「ファンキーとジャズ・ロック」。即興性の高いビ・バップからハード・バップが生まれ,そのマンネリ感を打破するような形で「ファンキー・ジャズ」「ジャズ・ロック」が生まれたとのこと。その特徴は「アーシー(土臭い)」「黒っぽい」音楽。添付CDを聴くと,たしかに土臭い感じがしないでもない。これは勝手な思い込みに過ぎないのか,あるいは私にも少しはJAZZ耳が育ってきたということなのか・・・? この時期のジャズは,黎明期のジャズに少し近付いて(戻って)いるような感じがしました。 読了日:10月11日 著者: Image may be NSFW. Clik here to view.Slugger (スラッガー) 2014年 11月号 [雑誌]の感想 特集は「キャプテン・ジーター」。ジーターより優れた選手は沢山いるにも関わらず,彼が特別な存在となった理由として,「ジーターが仮に最も偉大なヤンキーではなかったとしても,最も完璧に近いヤンキーだったと言っても大袈裟ではない」としている。ルースやディマジオとは違い,ジーターの凄みはリアルタイムで見なければわかならいと私は思っている。松井秀喜を通じてジーターを「体感」できたことを,野球ファンとして幸運に思う。ちなみに彼は20年間,ショート以外を守ったことがないらしい。これもまた,偉大な記録である。 読了日:10月11日 著者: Image may be NSFW. Clik here to view.決断できない日本 (文春新書)の感想 ただでさえ皮肉や冗談がきついアメリカ人である上に,日本政治の未成熟な部分を嫌と言うほど見続けてきたメア氏のことですから,一字一句同じかどうかは別として,彼は「沖縄はゆすりの名人」に近い発言をしたと私は思っています。同時に,我が国を見下しつつも,現実主義のもとで日米関係を深く考え,同盟関係を強固にすることで日本を守りたいという気概を持った「親日派」でもあると思っています。本書はタイトル通り,決断できない日本政治の問題点を指摘する内容ですが,特に後半の日本人のメンタリティ分析に読み応えがありました。 読了日:10月8日 著者:ケビン・メア Image may be NSFW. Clik here to view.Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2014年 9/30号 [英国の誤算]の感想 特集は「スコットランド騒動」。コリン・ジョイスの意見を是非聞きたいと思っていたので,彼の記事が読めて良かった。「相手には頭を下げさせた。取れるものは取った。ここらで手打ちとするか」というコリンの書き出しが,この騒動を端的に言い表していると思う。スコットランドは現実的な実益を得て,英国(というかイングランド)はいつくかのものを失った結果,世界における英国のプレゼンスは次第に失われてゆくのではないだろうか。スコットランドの「成功」に味を占めて,独立を主張する地域が世界各地で現れることを恐れる。 読了日:10月4日 著者:
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ハーレクイン・ロマンス R161
著者 シャーロット・ラム
訳 神谷 あゆみ
発売日 昭和57年3月20日
ページ 174ページ
ISBN 4833501619
内容 レイチェルのニッキーに対するこれまでの感情は、憐憫と、
母親のような慈しみの情以外の何ものでもなかった。
ロンドンのナイトクラブ歌手である二十五歳のレイチェルは、
七歳も年下のニッキーがすっかり彼女に夢中だと知ってはいたが、
孤独な少年の心を思うとむげにつきはなすこともできずにいた。
ニッキーは石油王マーク・ハモンドの息子、億万長者の跡継ぎだ。
だがニッキーの話によればその父親マークは、血も涙もない男、
冷酷無慈悲な大実業家らしい。 ある朝、そのマーク・ハモンドが
レイチェルの前に現れて、言った。 「息子から手を引くについては、
いくら欲しいのか?」 レイチェルは激怒した。
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