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小説 金城一紀(レボリューションNo.3) あらすじとアサキの感想

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金城一紀さんの小説「レボリューションNo.3」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。 スポンサーリンク 今回ご紹介する本は金城一紀さんの「レボリューションNo.3」です。 ※amazonへのリンクとなります。 「君たち、世界を変えてみたくないか?」 落ちこぼれ男子高へ通い冴えない毎日に退屈を感じていた彼らに向けた教師のこの言葉は、余りにも衝撃的だった。 自然発生的に集結した六人の男子学生が、「世界に風穴を開けるため」の挑戦に挑む! チームの頭脳「南方」  武闘派「スンシン」  チーム内での心の支え「板良敷」 史上最強の引きの弱さを持つ 「山下」  チームのカンフル剤「萱野」 一見、性格も考え方も異なる5人が一致団結し挑むその内容とは… 高偏差値のお嬢様学校で毎年開催されている文化祭への侵入&彼女のGET!!笑 いや、ふざけてなんかいません!! 彼らにとって女子高は世界そのもの!笑 真剣に作戦を練り、実行しては失敗し…それでも挫けず来年に向けての作戦を練る! 偏差値という果てしなき壁を乗り越えたとき、彼らは彼女奪取という偉業を達成できるのか!? そうです。アサキ大好きの青春小説です!!笑 しかも、ド級が付くほどの純度120パーセントの青春小説となっております! 金城一紀さんの小説には名言が随所に散りばめられているため、この本も含め分量自体は少ないものが多いのですが、一度はまってしまうと何度も何度も読み返したくなる魅力があります! スポンサーリンク


【嵐】雑誌 掲載情報☆更新〜14、15日発売追加 相葉雅紀さん

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こんにちわ
雑誌の掲載情報(嵐)を更新しました
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今日も最後までありがとうございました お役に立ててる!と実感出来れば、 さらに最新情報を更新する気になりますので 是非、応援クリックお願いします!     ジャニーズブログランキング

狂訓

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君は知るべきである
人生とは茹卵への道であると
君は知るべきである
愛とは茹卵の器
沸騰する湯であると
一人の男の愛したものが
女優のポスター
古ぼけたレコード
薄っぺらな詩集
忙しいだけの仕事
であるとしても
君は彼の愛を認めよ
彼の愛する女が
君の愛する女であれば
君は否認せよ!
君は一個の茹卵を得ることはなく
ただ待つためにのみこの狂訓を
覚えておくべきである
そうして理解せよ
地上の動物たちが喜々として
生きることの意味を
その時一切の夢は
顕花となり隠花植物の中の
美しい星となり咲き乱れるだろう
希望は電線となり
君の闇に灯りをともすだろう
だから待たねばならぬ
得られることのない茹卵を!

他力の真髄:あるがままに生きる心(目の眼ライブラリー)

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『他力の真髄:あるがままに生きる心』
高柳武(毎日新聞)
目の眼ライブラリー(1999)
後生を願うというは、 ただいま頸を切らるるものの心になりて、 念仏申すべし。法然 絶対矛盾の自己同一=死ぬことが生きること 二見に落ちる 右するか左するかの二途に迷うこと 仏説にあらずといえども、おのおの正理に従う。 正教となすに堪えたり。福あって罪なし。富永仲基 教行信証の順。教えを聞き、行って、信を得て、証を体験する 霊魂や来世という考えの入る余地はない 阿弥陀如来は、あるから信じるのではなくて、 信じることができるからあるのだ。鈴木大拙 約束の 念仏は 申して候よ やろうやらじは 弥陀のはからい。 蓮生房、熊谷直実 ☆☆☆☆☆ 難易度3/5 推薦度3/5 著名な仏教者の言葉を大量に引用し、 その共通性の中から仏教の本質を取り出している 極楽浄土はないとするのは問題。 みな死後に浄土で再会できると信じていたからね。 ・今日の一言(本文より、清沢満之) 人間はどんなことをしても、自分が満足して後悔がなけれはそれでよい。泥棒であれ、詐欺であれ、人殺しであれ、何であってもよい。 인간은 어떤 일을 해도 자신이 만족하고 후회하지 않는면 그것으로 괜찮다. 도둑이든, 사기꾼이든, 살인자든, 무엇을 해도 괜찮다. 人无论做什么事情只要自己满足了不后悔就可以。不管是小偷、骗子、杀人犯,什么都可以。 It is enough for people to do anything as long as they are satisfied and do not regret it. Anything, even stealing, committing fraud, and murder is ok.

1日15分であなたの韓国語をぐんぐん伸ばす!~通訳だから知っている韓国語脳のしくみを大公開~【

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    おばさん事典:小川有里

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    おばさん事典:小川有里 我々世代の今が、 とても良く表現されている、 そうだそうだその通りと 共感する部分の多さに驚く DSC_0001.jpg 書かれているのは、 おばさん目線で、おばさん中心ではあるのだが、 同世代のおじさんも納得の、 エッセイである DSC_0002.jpg 介護、介護、介護: 自分の親、夫の親、そして夫、、、、 今や長寿社会、 最も長生きするのがおばさん、 だから、おばさんイコール介護の連続となる、 加えて、自分の家の事、家事全般をやりながら、、、 娘、孫の面倒も見乍ら、、、、 我が家は、幸いと言うか、、、、 親の介護をすることなく、 身近には居たものの、病院の世話になっただけで、 看取ることになったが、 ホントに大変だと思う、 次は自分の番、 自分はどういう終末を迎えるのか、 子供達に迷惑をかける事は無いのか、、、、 今現在の不安の種、 ではあるが、まだ身体が元気な内は、 実感としては、遠い事と、、、、 心の片隅に置いている、、、、、 子供、孫: 近くに娘の家族が住んでる、 週末には必ず、泊りがけで来て、 食事を共にする、 年に数回は一緒に泊りがけの旅行へ行く、 何れも諸費用は全てこちら持ち、、、、 子供の誕生日、種々のイベントには、 必ず声をかけられる、 だから、何等かのプレゼント、費用分担を、 心ならずも引き受ける事になる、、、、 娘が仕事、用事がある、忙しい時は、 電話一本で、 幼稚園の送り迎え、孫たちの世話を頼まれる、、、、、 等々 何処も一緒、 団塊世代の親たちは、 子供、孫に優しく、お金から何まで、 面倒をよく見る しかし、 心の一端に、少なからず、、、、、 いつの日にか、世話になる事もあるだろうから、、、、 と、甘い気持ちが無いとは言えないのでは、 ホント、我々世代は自分に対して甘いのだから、、、、 おじさん(夫): 食事の世話、掃除洗濯、、、家事全般について、 一生やって当然と思われてるおばさん、 おじさん(夫)は定年退職した後は、 家でのんびり、、、、おばさんの世話になりながら、、、、 こんな時代は終わろうとしてる、 今や掃除洗濯は当たり前、 買物から食事までこなしても当然の事、、、、 そんなおじさんが尊敬される、、、、 確かに、 おばさんの世話になりすぎ、、、、 と言う部分も、この本で確認できる 私も少し、 ”変化”が求められているのかも知れない、、、、 今年発刊の最新本である、 同世代の気持ちの一端を見、 歳取ると、男も女も一緒、、、、 ただの老人となるのだ その老人は、 朝早く目が覚めてしまい、 やる事無くして、 こんな感想文をしたためているのである、、、、、 そろそろ、 今晩の食事の準備、 おでんでも作る事としよう、、、、

    コンプティーク  ゲーマーズ特典ブロマイド

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    コンプティークのゲーマーズ特典 先月号から一気に艦これに対するプッシュが無くなった気がするけどなんかあったんだろうか?

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    「祖国とは国語」

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    「祖国とは国語」  藤原正彦著
    新潮社 新潮文庫  2006年01月01日刊 2006年03月25日第8刷  400円+税

     

      小中学生の時に最も重要なのは国語だとする「国語教育絶対論」、全面的に共感。日本語の本がちゃんと読め、論理的にものを考え、書く力は何よりも必要だ。そのためには漢字も重要、漢字力が弱いとおのずと本から遠ざかってしまうだろう。全員が必ずしも必要としないであろう英語を小学生から教えるというが、その時間は国語に振り向けるべきだと思う。日本語という知識、情緒の土台をしっかり作らねば・・・。その人の日本語力以上の英語力がつくことはないだろうから。2003年に書かれた本だが、今からでも多くの人に読んでもらいたい。                 (図書館から借りた本) 

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    今日のおまけ: 大宮公園の池の鴨。二羽でくちばしを水面に付け、いったい何をしているんだろう。

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    『仮面社畜のススメ』

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    仮面社畜のススメ (一般書)

    仮面社畜のススメ (一般書)

    • 作者: 小玉 歩
    • 出版社/メーカー: 徳間書店
    • 発売日: 2013/12/12
    • メディア: 単行本
    内容(「BOOK」データベースより)
    「利用される人」と「利用する人」の違いは能力ではない!「環境」マインド・「裏ワザ」マインド・「資源」マインド、3つのマインドで人生の主導権を取り戻せ!
    あまりこの時期に読むべき本ではないと思ったが、半年以上前に市立図書館で予約しておいたら、今月になってようやく順番が回ってきて、気が進まないけれど読んだ。その気になれば1日で読める内容。大企業勤務から独立して起業するような創業者が、自分が企業勤めしていた頃にはどんなに有能だったかを、名刺代わりにアピールするような内容だ。 アマゾンに書かれていた著者のプロフィールはこうなっている。「大学卒業後、一部上場企業に普通に就職しながら、副業でネットビジネスに目覚める。副業ではじめたビジネスがどんどん大きくなり、サラリーマンをやりながら年収が1億円を突破。ちょうどその頃、会社に副業がばれてクビに。そのときの話を本にした『クビでも年収1億円』(角川フォレスタ)は、10万部を突破し、シリーズ合計15万部。さらに、2作目『3年間で7億稼いだ僕がメールを返さない理由』(幻冬舎)も35000部を突破。現在、間違いなく、ネットビジネス界でもっとも力を持っている1人」なのだそうだ。1981年生まれだから、現在33歳?何歳の時に一部上場企業をクビになったのかは知らないが、優秀だったのでしょう。その能力を全て会社に注いでいたら、若くして相当なキャリアアップになっただろうに、自身の営業実績とは別に副業に力を注いで儲け過ぎてしまったのだとか。 凄い人じゃないですか。でも、すごく若い人でもある。 僕らがぐうの音も出ないぐらいの大儲けをしている人だから仕方ないが、これはかなり個人的な成功談になっている。これを読んだからといって、「社畜」が「仮面社畜」には変身できそうにない。著者自身の体験談だから、広く一般化はできないだろう。 多分、こんな本を読む若い人は、単なる社畜の自分がどうやったら「仮面社畜」になれるのかを知りたいのだろうと思う。単なる社畜と仮面社畜の行動パターンのどこがどう違うのかについて、項目立てて書かれているが、ここに書かれている仮面社畜の行動を全て真似したからといって、著者のような大儲けができる人間にはなれない。人間の能力というのは、勉強すればするだけすぐに身に付く技術知識だけでなく、ビジネスチャンスを逃さない嗅覚や、マーケットリサーチの分析能力、人を動かして成果につなげていく経営力など、簡単には身に付かないセンスのようなものもあるし、そういう能力を発揮させてくれる制度環境のようなものもある。これらが整っていくには時間もかかる。 著者が優れていたのは、単に技術知識を得るために努力をしただけでなく、容易に身に付かないビジネスセンスを元々有していたことが大きかったのだろう。だから、そういうセンスが特段優れているわけでもない僕らのような凡人が、著者の体験談をそのままなぞったからといって、すぐに著者のような人間になれる保証など全くないのである。 だから、ある程度やる気があって、センスもある若手ビジネスマンであれば、その気にさせてくれるかもしれない本である。でも、そうやって優れた実績をあげているビジネスマンであれば、こんな本に頼らずとも各々が独自の方法論を既に持っているのではないかとも思うが。 いずれにしても、もう疲れて、先の見える既に社畜になってしまった50代のオジサンにはあまり参考にはならない。自分が歩んできたキャリアを振り返って白黒つける目的には読んでみてもいいかもしれないが、読んで気分の良い内容ではない。 それに、若手社員がこういう個人プレー中心の一匹狼みたいな人ばかりになったら会社もつらい。ちゃんと会社の業績に貢献した営業実績のある人の言っていることだから否定しづらいし、本書の各論で言われていることについては自分も実践している項目もあるにはあるが、チームワークの強化よりも個人の能力の強化を強調されている本書の内容は、ネットワークの力を信じてそれをどう高められるかを追求している僕にとっては強烈な違和感がある。会社にはいろいろな制度インフラが整っていて、それなりのサポートもあるから、個々の社員も営業実績をあげられるのではないかな。

    「しんがり」清武英利(集英社)

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    行楽日和の週末ですね。我が家は昨日、修善寺へ行ってきました。この話はまた明日にでも写真を整理してから書きたいと思います。高尾山の記事へのお返事も明日書きまーす。

    しんがり 山一證券 最後の12人

    しんがり 山一證券 最後の12人

    • 作者: 清武 英利
    • 出版社/メーカー: 講談社
    • 発売日: 2013/11/14
    • メディア: 単行本

    著者は数年前、騒ぎになったジャイアンツのGMだった方。ナベツネに解任されちゃったあの事件ですね。読売グループを離れられてからはいちジャーナリストになり執筆活動をされているのだとか。
    最初、全然それを知らずに読み始めていたのですが、途中で気がついて、この本のテーマにさらに重みが増した気がします。まぁ、ジャイアンツの騒動のことはよくわからないのですが、信念を持って絶対的な権力を持つトップにNo!を突きつけることがどういうことなのか・・・、そういう問を抱きながら読んでいました。

    「俺たちで決着をつけよう」会社の消滅時に、最後まで意地を貫いた社員の物語。16年前、四大証券の一角を占める大手、山一證券が金融危機のさなかに破綻した。幹部たちまで我先にと沈没船から逃げ出すなか、最後まで会社に踏みとどまり、真相究明と顧客への清算業務を続けた社員たちがいた。彼らは社内から「場末」と呼ばれ、煙たがられた部署の連中だった―。(BOOKデータベースより)

    山一証券が破綻したのは1997年11月。もう15年以上が経つのですね。
    あのときは、本当に日本中に衝撃が走りましたが、今ではどんな大企業が破綻しても驚かなくなりました・・・。

    山一証券破綻の真相究明と清算業務を担った12人の姿を丹念に取材したノンフィクション。講談社ノンフィクション賞を受賞されたそうです。

    法人営業が花形で絶対的な権力を握っていた山一証券で、社内の業務監査などを行う部署にいた人びとは組織の本流からはじき出された社員達でした。その部署が入居していたビルが本社のある兜町からは離れた場所にあったため「場末」なんて失礼な呼び方をされていたひとたち。
    そんな彼らが使命感に燃えて、取り組んだ姿に胸を打たれます。
    だって、戦後の経済瀬調とバブル経済のなかをサラリーマンとして生きてきた彼らにとっても、自分の会社が破綻してしまうなんて、青天の霹靂であり自分自身の行く末の心配だってあったはずだし、会社に裏切られたという気持ちだってたくさんあったんだと思う。今みたに、「会社なんてアテにならない」っていう空気なんてまだ大企業に勤めるひとにはほとんど感じられてなかった時代ではないでしょうか。

    そんな自分自身の気持ちは横において、またはそんなやるせない気持ちをぶつける場として、彼らは破綻の真相究明という非常に難しく辛い業務に没頭します。そして明らかになっていく、デタラメの数々。
    いや、読んでいてあいた口が塞がらないとはこういうことを言うんだなと思いました。ほんとに酷い。でもそんなでたらめに手を染めた人たちも、個人個人が悪人という訳ではない・・・。

    「法人」という姿は見えないけど、抗いがたい力を持つ存在に絡めとられていただけなのでしょう。

    調査の責任者を務めていた嘉本さんという常務取締役がたっての希望で調査委員会に加わってもらった國廣弁護士の言葉がとても印象的でした。

    弁護士の國廣は、不正に手を染めた山一の経営陣が「会社のためにやった」という言葉を信じない。それは自分の地位のためだ、と思うからだ。
    「そこに彼らのずるさを感じるよ。そこで『おかしい』なんて声を上げると、組織からスピンアウト(はみ出す)してしまう。まじめすぎる人は、抱え込んで死んでしまうんだ」

    しんがり、とは負け戦から撤退する時に部隊の一番後ろで、敵に相対する役目。山一証券でしんがりをつとめた彼らの現在の姿にも、修羅場をくぐり抜けてきた人たちの強さ、そして諦念、やさしさが感じられ、彼らが過ごしてきた年月を感じさせられました。

    少し前に、三洋電機の破綻後を取材した「会社が消えた日」という本も読んだのですが、ほんとに何万人という社員を抱える会社が倒れるときの震動は凄いです。でもやはり時代によって人びとの意識も変わってきてるんだなと実感。

    会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

    会社が消えた日 三洋電機10万人のそれから

    • 作者: 大西 康之
    • 出版社/メーカー: 日経BP社
    • 発売日: 2014/05/16
    • メディア: 単行本
    こちらも読んでみたいです。前出の國廣弁護士の著書。
    修羅場の経営責任―今、明かされる「山一・長銀破綻」の真実 (文春新書)

    修羅場の経営責任―今、明かされる「山一・長銀破綻」の真実 (文春新書)

    • 作者: 国広 正
    • 出版社/メーカー: 文藝春秋
    • 発売日: 2011/09
    • メディア: 単行本

    『歴史を変えた火山噴火』

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    『歴史を変えた火山噴火』 石弘之 2012/01 歴史を変えた火山噴火―自然災害の環境史 (世界史の鏡 環境)  著者は東京大学大学院教授。 火山噴火が人類に与えた影響についての本。  以前の「休火山」「死火山」という分類はなくなり、「活火山」と「それ以外の火山」という分類になった。活火山は、「おおむね1万年以内に噴火した火山および現在活発な噴気活動のある火山」と定義し直した。  なぜ個体のプレートが動くのかは、よくわかっていない。マントルの対流に引きずられて移動するという説明が一般的。  火山にはプレート境界以外に、プレートの真ん中に存在するものがある。ホットスポットと呼ばれる火山で、ハワイ諸島、ガラパゴス諸島など。インドのデカン高原もこれにより形成された。  プレート境界では様々な貴金属・有用金属が地表近くに運び上げられてくる。これを求めて多くの人が集まった。世界の20大都市のうち15都市がプレート境界の近くにある。  噴火に伴うエアロゾルは、オゾン層破壊の重要な脇役となった。オゾン層は1997年を境に回復傾向にあったが、2011年に北極に現れたオゾンホールは過去最大だった。  コロモジラミのDNA分析から、人類は7万2千年前ごろにアフリカで衣服を着始めたらしい。その原因が7万3千年前のトバ(スマトラ島)の火山爆発による「火山の冬」だという。火山爆発指数VEI=8(富士山の宝永噴火がVEI=5)という史上最大級の噴火。  ネアンデルタール人の絶滅も4万年前の火山噴火による寒冷化が原因だという。  種子島西の海底に沈んでいる鬼界カルデラは7300年前の噴火で九州南部の縄文文化を崩壊させた。  火山噴火が文明を壊滅させた、最も古いものとして知られるのはサントリーニ島の噴火(前1627年ころ)。VEI=6か7。ミノア文明を崩壊させた。アトランティス伝説の元だともいわれる。  歴史上最も有名な火山噴火はイタリアのヴェスヴィオ火山の西暦79年の噴火。小プリニウスの記述から「プリニー式噴火」と命名された。  西暦535年に地球規模で寒波や飢饉、疫病が発生した。原因はインドネシアのクラカタウの噴火とする説が有力。日本では仏教伝来(538or552)のころ。相次ぐ自然災害・疫病で、従来宗教が権威を失い、仏教が必要とされたと考えられる。

    第三百九十一話_short 鎖に繋がれる

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    「ああ、かわいそう」

     ドラマの女が言った。

     鎖に繋がれている犬を見てそう言ったのだ。

     そうかな? なにがかわいそうだなんて思うんだ? ぼくはそう思った。確かに、繋がれて束縛されている、自由じゃないと思うのなら「かわいそう」という言葉になってしまうのかもしれない。

     だけど犬はそんなこと思っているのだろうか? 一説によると、広い部屋に解き放たれた犬はその空間すべてを自分が守らなければならないと感じてストレスになるのだそうだ。むしろ狭い犬小屋の中に閉じ込められていた方が、自分が守るべき領域が限られているので安心できるというのだ。

     これはまったく正しいように僕は思う。他人が外から見るのと、本人が感じているものでは大いに違うのだ。

     もちろん、本人が自由になりたいと思っているのに鎖で繋がれているのなら哀れというよりほかにないだろう。いつだったか学校に行こうとした子供を家の中に鎖で縛りつけて逮捕された親がいたけれども、そんなものは論外だ。

     話は戻るが、鎖で繋がれていることを肉体の束縛と感じるのか、精神を守られていると思うのか、それは本人次第だと思う。危険で過酷な世間に解き放たれなくとも、安全に守られているとすれば、それは辛くもないし哀れだとも思わない。 

     がんじがらめじゃないかと人には言われるけれども、ぼくは彼女に縛られているこの状態に大いに満足している。 

                          了

     

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    2014.11.16.Sun. 午前〜昼の空

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    部屋で寒さを感じた。


    お迎えで外に出たら、この雲だ。

    陽を遮ってしまったのだね。


    陽が当たると
    暖房がなくてもポカポカするのにな。





    IMG1116113048.jpg

    しばらくして、
    雲が減り、青空が主役に。


    外にいても暖かい。




    太陽の恵みを
    体で感じられる季節だなぁ。

    さよならの手口

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    さよならの手口 (文春文庫)

    さよならの手口 (文春文庫)

    • 作者: 若竹 七海
    • 出版社/メーカー: 文藝春秋
    • 発売日: 2014/11/07
    • メディア: 文庫



    評価:★★★☆

    フリーの調査員・葉村晶(はむら・しょう)の活躍を描くシリーズ、
    久しぶりの新作だと思ったら13年ぶりだそうだ。
    シリーズ物の主役って歳をとらないのが多いのだが、
    晶は律儀に空白期間の分だけ年齢を重ね、
    40代半ばになっているらしい。
    家族にもずっと会ってないし、男にも縁の無い生活を送ってきて
    そろそろ老後の一人暮らしを心配し始めていたりする。


    仕事を回してもらっていた探偵調査会社が店じまいして、
    図らずも探偵稼業も長期休業に入ってしまった晶。
    ミステリ専門の古書店でバイトを始めたが、
    古本の引き取りに赴いた民家で、床の崩壊事故に巻き込まれて
    倒れ込んだ拍子に頭をぶつけた相手が床下の白骨死体(!)。

    晶自身も、事故で尋常でない怪我を負って病院に担ぎ込まれるが、
    病床に聞き込みに来た刑事相手に、
    白骨死体に関する推測を話したらこれが大的中。
    晶と同室で入院していたのが往年の名女優・芦原吹雪。
    芦原は晶の能力を見込んで調査の依頼を申し出る。
    20年前に家出した娘を探して欲しい、と。
    しかし、その当時に調査を依頼した探偵もまた
    行方不明になっていたのだ・・・

    いくら何でも20年前のことを調べるのは容易ではないよ・・・
    と思いつつ調査に入った晶だったが、始めてみると
    なんだか面白いように糸がつながっていく。
    こりゃラッキー、って喜ぶ晶だったが・・・


    人生、いいときもあれば悪いときもある。
    前半の好調と対照的に、後半の晶は不運の連続に見舞われる。
    とにかく今回の晶は怪我だらけ。冒頭から大怪我をするんだが
    直る暇も無く退院して芦原の娘の調査。
    どんどん新事実が分かるのはいいんだが、
    その事実が示すのはどんどんヤバそうな方向。
    中盤以降はいろんなトラブルに見舞われて
    打撲・出血・骨折のオンパレードでもうボロボロ。
    "歩く満身創痍" といった風情になっていく。
    それでも最後まで突っ走ってしまう晶さん、素敵です。

    物語は晶の一人称で、それもトボけた語り口でひたすらぼやいてるので
    本人はホント必死なんだろうけど、
    読んでると自然と頬が緩んできてしまうんだよねぇ。
    ストーリーや出来事だけを追ってみると
    立派なハードボイルド・サスペンスなんだけど
    晶さんにかかるとドタバタ・コメディになってしまう。
    まあこれも彼女の人徳ですかね(笑)。

    寡聞にして法律が変わり、探偵業は届け出が必要になったとのこと。
    つまり "フリーの探偵" ってのは
    もう存在できなくなってしまったらしい。

    今回の晶も、この法律改正のせいで
    いろいろ面倒くさい目に遭うんだが、
    ラストではこれも何とかなりそうな雰囲気なので、
    葉村晶の物語はこれからも続くのだろう。

    13年ぶりの再会で、こんなシリーズがあったことさえ
    忘れかけていたけど、思いがけなく(失礼!)楽しませてもらった。
    次回作が楽しみです。今度は13年後ってことはないよねぇ?(笑)。


    【KAT-TUN】雑誌 掲載情報☆更新〜22日発売 亀梨和也さん

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    こんにちわ
    雑誌の掲載情報(KAT-TUN)を更新しました
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    安藤百福語録

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    無から有を生む発想巨人 安藤百福語録

    無から有を生む発想巨人 安藤百福語録

    • 作者: ソニーマガジンズビジネスブック編集部
    • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
    • 発売日: 1998/08
    • メディア: 単行本

      ソニーマガジ編集の11名の「語録集」で、井深大氏、盛田昭夫氏も入っています。

    ●VSOT(Vision,Objective,Strategy,Tactics)が必要。

    ●即席麺の製造は、麺の塊を油に通すと無数の穴ができる、これを多孔質という。油熱で乾燥させた麺塊に湯を注ぐと、多孔質部分に湯が行き渡り、茹で上がりの状態に復元でき、保存性と簡便性が高まる。

    ●1958年にチキンラーメンが発売されると三菱商事、伊藤忠商事が販売を始め、当時、総合商社の事業分野の広さを象徴する言葉として「ラーメンからミサイルまで」という言葉が流行った。

    ●1965年に日清食品は、即席麺に製造年月日を表示し始めた。1995年、賞味期限の表示が義務化される。負の面としては、2007年度の食品廃棄などの年間発生量は、1134万t余りに上り、卸からメーカーに返品された商品金額は2010年度で1139億円に上ったという。2014年に入り、カップ麺では5か月→6か月、袋麺では6か月→8か月、その他飲料などでも、安全面を再検証した上で、賞味期限を延長する各メーカーの動きも見られる。

    ●1994年、日清食品は「創造」をわすれないよう組織改革を行った。

    117books in 2014

    【Hey!Say!JUMP】雑誌 掲載情報☆更新〜19、22日発売 岡本圭人さん、Hey!Say!JUMP

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    こんにちわ
    雑誌の掲載情報(Hey!Say!JUMP)を更新しました

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    (31) Just one Apple

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    (31) Just one Apple
    just one apple.jpg

    First published in Switzerland under the title Das Apfelmannchen 1965 English
    text copyright
    1966 Dobson Books Ltd.
    Story and Pictures by Janosch, North-South Books

    Just One Apple

    Just One Apple

    • 作者: "Janosch"
    • 出版社/メーカー: Dobson Books Ltd
    • 発売日: 1966/03
    • メディア: ハードカバー







    My book report :
    After reading this picture book I thought making a wish is important. I like this phrase in this book, “And his wish came true as wishes do sometimes.”
    When a monstrous green dragon appeared I was very surprised. I could not imagine an apple and a monstrous dragon make a story. King’s detectives bribe the dragon to go away with the huge apple. And a piece of the apple stuck in its throat and it choked to death. This is an extraordinary story.

    I marked 12 words in this book.
    W20.6cm-H29cm, 29 pages
    (12/29=0.41)


    My summary :
    Walter’s apple tree looked healthy, but never had a single blossom, not a single apple. It was very mysterious that the tree had a blossom for the first time by his wish.  Then it bore an apple.
    The apple grew really huge. This is extraordinary enough, but another extraordinary thing happened. A green dragon appeared and was ruining the harvest. The king ordered his detectives to get rid of that monster. They fed the apple to it. A piece of the apple stuck its throat and it choked to death.
    Walter’s apple saved the country from the dragon.


    I picked out 12 words and phrases.
    blossom [blsəm], his wish came true as wishes do sometimes. Walter was happier than ever. contemplated [knṭəmplèɪt-], stagger [stˈægɚ], braggart [brǽɡɚ], dejected [dɪdʒɛ́ktɪd], grew thin, out of their wits, bribe [brάɪb], confiscated [knfɪskèɪt-], stuffed [stˈʌf-],


    My favorite phrases :
    his wish came true as wishes do sometimes.
    And his wish came true as wishes do sometimes.

    Walter was happier than ever.
    Walter was happier than ever. His cheeks were red, his eyes were clear as the summer sky, and his feet were light as air. He felt everyone was his friend.
    walter was happier.jpg


    Words I’m interested:
    A flower, especially indicative of fruit as seen on a fruit tree etc. (特に果樹の)
    Not a single blossom, not a single apple.

    ⑧細くなった
    He grew thin and ill and almost died

    Make illegal payments to in exchange for favors or influence. +目的語+to do〕〈人に〉わいろを贈って〈…〉させる.
    Men, you must get rid of that monster. Either kill it, clap it in irons or bribe it to go away with
    cheep presents.
    bribe.jpg

    Overeat or eat immodestly;がつがつ[たらふく]食う.
    It stuffed and stuffed and stuffed and had not eve eaten half when a piece stuck in its throat and it chocked to death.
    stuffed.jpg


    New words for me:
    Look at thoughtfully; observe deep in thought.〈問題などを〉じっくり考える,熟考する,熟慮する.When it was fruit-picking time. Walter contemplated his apple each day and decided to wait
    until tomorrow.

    Walk with great difficulty. とても困難に歩く
    The weight was tremendous, but the thought of the high price he would get for it in the market made him stagger on.
    stagger.jpg

    A boaster.自慢屋.
    You’re a liar and braggart! No one has ever seen such a huge apple.
    braggart.jpg

    Affected or marked by low spirits.落胆した,しょげた
    He stood there beside his apple, tired and dejected.

    Sanityひどく[ものすごく・気絶するほど・気を失うほど・心臓も止まらんばかりに・死ぬほど・ちびるほど・心底から]怖がらせる
    At that time the countryside was threaten by a monstrous green dragon, who was ruining the harvest and frightening everyone out of their wits.

    Take temporary possession of as a security, by legal authority.〈財産を〉(職権で,または罰として)没収する; 押収する,差し押さえる.
    This apple is confiscated. We’re sorry but we’re acting in the king’s name and there is nothing you can do about it.
    *

    Searching for Dragons (The Enchanted Forest Chronicles #2)

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    ■英文多読に挑戦(542冊目)

    0152045651Searching for Dragons: The Enchanted Forest Chronicles, Book Two
    Patricia C. Wrede
    HMH Books for Young Readers 2002-11-01

    by G-Tools
    Author : Patricia C. Wrede Series : The Enchanted Forest Chronicles #2 YL=6.0、単語数=56735、ページ数=242、☆4.0 [オーディオブックと併せて聴き読み] Enchanted Forestの若き王Mendanbarは日々の雑務や領地内で起きる 様々なトラブルの対応に忙殺されていた。 ある日仕事の隙に城を抜け出し森の中で休養を取ろうとした彼は、 森の一角が何者かによって焼き払われ何も無い更地になっているを発見し、 そこに何枚かのドラゴンの鱗が落ちているのを見つける。 魔女Morwenに助言を求めたMendanbarは、その鱗が何匹かのドラゴンのもので あるかのように魔法で偽装されていることを知り、Wizardの関与を示唆される。 城に戻り、WizardのリーダーZemenarの不可解な訪問を受けたMendanbarは ますます彼等への疑惑を濃くし、ドラゴンの王Kazulの住む洞窟を訪ね、 そこでPrincess Cimoreneと出会う。 しかしKazulは何日か前から消息不明になっていて、 心配したCimoreneは彼女を探しに出ようとしている矢先だった。 MendanbarはCimoreneと一緒にドラゴンを探す冒険に出る・・・ ・・・ 魔法の森の物語第2巻目。 今回の主人公はその魔法の森(Enchanted Forest)の若き王Mendanbar。 彼は押し寄せる日々の雑務に追われ、さらには執事から早く結婚しろと責められています。 しかし着飾るだけで中身の無い頭がパープリン(死語?)のお姫様達が大嫌いで、 結婚話はことごとく拒否しているのですが、そんな彼があの変わり者お姫様のCimoreneと 出会ったらどうなるかは容易に想像できますよね。(^^) 前回Cimoreneにコテンパン(死語?)にやっつけられたWizard達が そのリベンジを画策するのは当然の成り行きでしょうが、 決定的な弱みを握られている彼等が勝利する可能性は全く無く、 前回同様その勝敗はあっけなく決まってしまって少々肩すかしなところもあるのですが、 まあこの物語はMendanbarとCimoreneが出会い、一緒に冒険して行くのを楽しむのが メインなので、Wizardさんはあくまで引き立て役と言うことで。(^^ゞ 全体の英文は決して難しくないのですが、登場人物の中に結構難しい言葉を使う人が多くて、 前巻よりも少々読みづらかったかな。 この作品で特に感じるのは物語が非常に丁寧に詳細に描かれていることで、 この場面でこの人はこう考えているんだろうなと思うと、たいていその通りの会話が交わされて、 読者を置いてきぼりにするようなことがあまりありません。 逆にあまりに丁寧過ぎて少々退屈に感じることも時々あって、その辺の匙加減は難しいですね。 Cimoreneは相変わらず漢(おとこ)らしくて(笑) 好きなのですが、 そこはやはり18歳くらいのお姫様で、結婚式なんて煩わしくて嫌と言うのかと思ったら しっかりとそういうのに憧れているようです。 可哀想なのはMendanbarの方で、どんどん話が大きくなって式の準備も大変で、その度に "I think it would be easier to elope." とぼやくのに思わず笑ってしまいました。 ここまでの合計。542冊、単語数=6367152 <関連リンク> ・INDEX - The Enchanted Forest Chronicles ・WEB SITE - Patricia C. Wrede : Six impossible things にほんブログ村 本ブログ 洋書へ
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