「良いことに上限はないんだ」 丸山 克俊[著]
東京理科大学ソフトボール部の創部から全国大会常連となっている現在までの35年間が、
長年指導者として部を率いている丸山克俊さんの視点から描かれています。
理工学部の助教授だった丸山さんがソフトボール部を立ち上げた時は練習グラウンドすらなく、
練習場は学内の空き地を学生たちが自分で整備して作ったそうです。
当然、初の対外試合はボロ負けでした。
実績もなく能力もない選手たちが、学業との両立に苦心しながら知恵と工夫、
そして練習によって強豪校を破り全国制覇を目指す!
35年間で全国大会14回、ベスト8を3回も成し遂げるチームへと育てあげた丸山克俊総監督
この本からは、今も総監督・顧問として同部の指導を続ける丸山さんと、
35年の歴史のなかの4年間をそこで過した学生たちの熱気がびしびしと伝わってきます。
良いことに上限はないんだ 東京理科大ソフトボール部の上等な青春 |