朝から3度目のダイコン漬に取り掛かった。まず私がダイコンを抜いて、葉っぱを包丁で切る。大きいダイコンや小さいダイコン、さまざまである。量ってみると14キロあった。ヨメが洗う。私が皮むき器で皮をむく。ヨメが黄色いプラスチックの漬物桶に塩をまぶして並べていく。桶ごと裏のストッカーの中へ入れて、10キロのバーベルをダイコンの上に載せる。5日ほども置けば塩漬けが出来上がる。 2、3本ダイコンが余ったので切干にすることにした。葉を少しつけたままダイコンを縦に細く切って竹につるした。テレビで見たやり方だ。どうなるか楽しみだ。 昼からヨメと二人で竹を取りに山へ行った。日が出ているのに、顔に当たる風は冷たい。それでもしばらく歩くと熱くなってくる。 山に着くとすぐに鋸を持って竹林に上がった。細めの竹を選んで切って道に出す。ヨメが竹を引っ張っていってくれる。私は上から何本も切り出す。 ある程度たまったところで下りて枝打ち、裁断。一輪車に積んでみると相当な量だ。下り坂道をゆっくりと、よちよち歩きの孫を追いかけるように時折ブレーキをかけながら一輪車を押していく。腰にずしんと重みがのしかかってくる。
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