<内容>
人間が妖精を使役する、ハイランド王国。少女アンは、一流の銀砂糖師だった母を亡くし、あとを継ぐことを決意する。銀砂糖師とは、聖なる砂糖菓子を作る特別職のことで、王家勲章を持つものしか名乗れない。用心棒として、美形だが口の悪い戦士妖精のシャルを雇い、旅に出たアン。人間に心を閉ざすシャルと近付きたいと願いつつ、王都を目指すけど…。
コミック版を読み面白かったので原作にも手をだしてみました。現在も着々と連載が続いているお話みたいです。
「彩雲国」のように続きが気になってしょうがないって感じでは正直ないけど、登場人物の一人一人に愛着が持てました。特に、生意気でうるさいけど妖精のミスリルが可愛い。シャルとアンの関係やアンが銀砂糖師に無事なれるのかを見守るのもまた楽しいかもしれません。
ラノベなので、サクッと読めるし今後も読んでいこうかな。