<内容> 「江戸が終わって20年。妖たちが、そう簡単にいなくなると思うかい?」煉瓦街が広がり、アーク灯が闇を照らす銀座に、ひっそりと佇む巡査派出所。そこに勤務する原田と滝は、“かまいたち”に襲われた者や、瞬く間に成長を遂げる女の子の世話など、不思議な対応に追われてばかり。それらは、とてもこの世のものとは思えず…。 妖ってことで「しゃばけシリーズ」や「つくもがみシリーズ」のようなほのぼの話を想像して読むと危険です。っていうか私はそれ系だと思って読んだら結構ホラーなお話に若干引いてしまいました。畠中さんでもこういう話書くんだ…。でも、ほのぼのファンタジー系のお話の方が私は好きです。 <以下ネタバレ> 結局最後まで、滝たちの正体が明かされることはなかったけど滝や赤手・お高たちは妖なんだよね?いろいろな物事が謎として残ってしまったので非常にモヤモヤしています。 そして、少しだけ話題として出てきた洋菓子のお店って「アイスクリン強し」の真次郎の店のことなんだろうか?そうだよねきっと…。ってことはシリーズになった場合若様組も登場するようになるんだろうか?
↧