初めて出逢ったとき、穂積は高校二年、結は中学二年だった。再会したとき、穂積は大学二年、結は高校三年になっていた。そして、現在。字幕翻訳家として活動を始めた穂積は、半年ぶりに日本に帰国するのだが…。先輩と後輩。家庭教師と受験生。それから──何度でも繰り返し恋をするふたりの物語、誕生。
既刊本にも存在した場面切換の唐突さや、言動の浮き具合を逆手にとられた感じがします(笑)。不親切にすら思えるので、橘さん初心者にはおすすめしません。『R134』のキャラも出てきてます。ラスト、エピローグが入りそうなところですが、とあとがきにありますが、いやいやいや。どうしてないんですか。
あらすじを読んで、安芸まくらさんの『明日も愛してる』を思い出しました。あんなにヘヴィではないです。 ★★☆
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