三浦しをんさんの新作の主人公はおじいちゃん二人です。
舞台は東京の下町。
「政」こと元銀行員の国政と「源」ことつまみ簪職人の源二郎。
幼なじみの二人は、何もかもが正反対に見えますが、とても良い
コンビ。
この二人を中心に、弟子の徹平くんやその彼女のマミちゃん、
ちょっと訳ありの政の家族などがからんで物語が進みます。
とにかく政と源のコンビがいいですね、なんだかんだと言いながら
お互いを思いやって日々生活している。
しをんさんが書くおじいちゃんは本当に魅力的ですね。
源二郎の亡き妻への想いとか、とつぜん家を出ていって
しまった妻への対応に苦慮する国政とか、日々つらいことも
多いけど、明るく(みえるだけ?)マイペースで過ごしている
二人がとても身近に感じます。
こんなおじいちゃんたちいるかもなぁ~
とりあえず国政じいちゃんのことが気になるので、続編希望。
☆24冊目☆
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