堀江さんが38歳の時に書いた本です。発売は2010年とあります。振り返ってみると、ちょうどTwitterが広がっていてその中で「宣伝」されていた本だったと思います。ちょっと気になっていたのですが、なんとなくうやむやと読まずに過ぎ去りました。
もうすぐ私も38歳にが近づきますので、ちょうどいい?や、と、読んでみました。
堀江さんという人は、自己中心的なイメージがありましたが、この本の中でも概ねその印象は変わりませんでした。
自己中心的という言葉には、私自身はちょっとしたトラウマがあります。
小学生の時でしたが、「●●(私の名前)は、本当に自己中心的だ。もっとみんなの事を考えなさい」と、親に叱られた記憶があります。残念ながら、どういったエピソードでそうなってしまったのか忘れてしまいましたが。
それ以来、自己中心的とは悪であるという考えに呪縛され続けているように思います。
現在、社会人として会社という組織で働いていますが、やはり同様の事は強要されざるを得ません。
「空気を読め」「全体の事を考えろ」「お前だけがよければいいのか?」「オーナーに嫌われるな」 確かに世の中を泳ぐためには重要です。
言い続けられると、だんだん麻痺してくる怖さはあります。
自分の人生は自分の物です。と、言う事をふと思い出すのに役立った本になりました。
たくさんのいい女とセックスをしたいといった正直な堀江さんの表現は、赤裸裸ですが自分の気持ちをはっきりと宣言する何かがあるように解釈しました。
人それぞれの今の環境によって感じるところは違うでしょうが、生きる事に対するこういうアプローチもあるのだろうな、と、考えるきっかけになる本でした。あとは自分次第ですが・・。
蛇足 「情報」「食事」「歯の健康」の重要性については堀江さんに同意できました。
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