エコライフ＆スローライフのための愉しい非電化

著者は「月 3 万円ビジネス」と同じ、藤村 靖之さんです。 こちらの本は、発売が 2006 年ということで、今から 6 年ほど前です。 当時「ロハス」がはやっていたのか、この言葉が頻繁に登場します。 電気を使わなくても、ほどほどには快適さを実現できる、と 非電化製品をいろいろと紹介してくれている本です。 非電化製品ってどんなものが掲載されているのかというと、 大量の水の自然対流で冷える冷蔵庫とか、太陽熱温水器などです。 藤村さんはもともと工学博士であり、コマツ熱工学研究所の室長や カンキョー代表取締役を経て、非電化工房や発明工房を主催される、発明家だったのです。 その発明の多くに、電気を使わずに暮らすための製品があるようです。 彼が発明した製品も多く紹介されていますが、 普通の暮らしの中で、近くで手に入れられる製品も紹介されています。 例えば、圧力鍋やろうそく、江戸箒などです。 すべてをすぐに試せるか、というと、そうはいかないのですが いろいろな非電化が紹介されているため、だれが読んでも何か 1 つくらいは 「試してみようかな」と思えるものが見つかるはずです。 私の場合、「節電母さん」を読んだ時にも 電気炊飯器ではなく、圧力鍋でご飯を炊いてみようと思っていました。 そして最近誕生日で、妹から何かほしいものがあるかと聞かれたので コレを買ってもらうことにしました。 我が家で 2 台目の圧力鍋となります。 この製品は、おもりを置く位置によって、鍋に加わる圧を調節できるようです。 我が家の 1 台目の圧力鍋には、そんな機能ありませんでしたから、 今まで以上に用途が広がりそうです。 五穀米のごはんであれば、沸騰後 5 分の加圧でよいそうです。 あとは、ウチが一戸建てであれば、 太陽光発電機とか、太陽熱温水器をつけてみたいのですが・・・ それはまた、一戸建てを買う機会があったら考えたいと思います。