$ 0 0 吉永南央/文藝春秋/お薦め度 ★★★★紅雲町珈琲屋こよみシリーズ第三弾連作短編集。今回、お草さんが関わる出来事は円空仏、その周りには民俗学の先生、その娘、娘と研究会のふたり・・・お草さんの勝手な思い込みが、出来事に首を突っ込んでしまう件は終始一貫、勝手な思い込みに気をもんだり、どきどきしたりと忙しい。この連作短編集の行き着く先はどこなのか?ちょっぴり心配になってしまう。