『ホントはコワイ夏バテ51の対策』 福田千晶 2013/07 著者は医学博士、健康科学アドバイザー。 夏バテの傾向と対策についての本。 夏バテしやすい4つのタイプは、①身体が冷えている人 ②寝不足が続いている人 ③胃腸が弱い人 ④汗をかくのがヘタな人。 氷を無性に食べたくなる「氷食症」という病気がある。鉄欠乏性貧血の症状として起こることがある。若い女性に起きやすい。 湿度は55±10%が快適な範囲。除湿剤や乾燥剤など、使用期限が切れたものを使っていると、それ自体が湿気のかたまりで逆効果。 エコノミークラス症候群は、脚の静脈にできた血栓が肺に流れて呼吸困難を起こす病気。乾燥した空間、水分を控える、長時間同じ姿勢でいると発症する危険性が高まる。 足の裏は1日にコップ1杯の汗をかく。1日中靴をはいている人は、最低3足は用意して毎日履き替える。 以前の夏バテは暑さによる疲労や食欲不振が原因の「暑気あたり」だった。現代の夏バテは冷房による冷えや温度差によるストレス、汗をかかない生活などが原因。 炭酸水は昔は「胃薬」として飲まれていた。食欲の無い時には炭酸水を飲めばよい。ただし常温で。飲みすぎはNG。 夏バテしにくい身体の条件は、①身体が冷えない ②水分やミネラルのバランスがよい ③胃腸が強い ④上手に汗をかく ⑤スタミナがある。
↧