未来堂 未来堂へたどり着いた 在りし日の小さい自分が未来を調べに うろうろしているのではないかと 辺りをくるくるり見回すと あちこち歩き廻る過去が透き通って 現実の自分は盲目と気づく 我を見失っていたのだ 一瞬目をつむってみると 未来堂はどこにもなく 砂の上で呆然と立ちすくんでいた ひたすら想像力を身につけ 歩きにくい砂の足場を歩くが 進んでいるのか後退しているのか 分からなくなっていた いつか 明るい日溜まりにいて 動物たちとテーブルでお茶を飲む そんな想像を 風に舞うスカーフみたいに広げる 心の奥底から夢想を描きながら 見えない未来堂へ また一歩ずつ ※マスカット、いちじく、すいか、メロン。夏の終わりに果実が勢揃い。夏風邪防止のビタミン。 ※ミンミンゼミが鳴いています。栗の実が青く実っていました。暑過ぎて秋が待ち遠しい。
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