官能作家デビュー 小阪由佳が描いた“マル恥”グラドルって誰?
日刊ゲンダイ 8月16日(金)10時26分配信
昨年成功した20キロ超のダイエットもリバウンドなし。元アイドルタレントの小阪由佳(28)が、スポーツ紙での連載をまとめた「キレイになりたくて」(双葉文庫)を上梓した。二十歳のグラビアアイドルがカメラマン、サッカー選手、お笑い芸人、ベテラン女優などからもてあそばれ、「はぁっ……はぁっ……」と悶えるポルノ小説。グラビアの世界で活躍した著者である。やっぱり実体験なの?
「そうきましたか(笑い)。でも、自分の体験談だったら書けませんよ~。暴露になっちゃうわけで、そんな恥ずかしくて恐ろしいことできません! ここまで大胆に書けたのは完全なフィクションだから。ちなみに、他のグラドルのコの話でもないですよ(苦笑)。“グラドルが主人公の官能小説”とオファーをいただいた時点で、自分に何を求められているのか分かります。大人ですから。“芸能界でしょ、いろいろあるよね”みたいな。だったら、せっかくいただいたお話だし、自分のいた世界のことだから知識もありますし。グラビアをやっていた頃はいかにキレイに撮ってもらうか。あくまで自分が主役でしたが、作家業は読み手が最優先。私が書く文章で皆さんの想像のお手伝いができたらいいなって」
同書には“小阪語録”が満載。乳首を〈杏仁豆腐の上のクコの実〉と表現したり、勃起したイチモツを〈特大マッシュルームの傘〉と描写したり……。著者自身、官能小説にお世話になる習慣がなく、執筆前にあれこれ読んで研究したという。
「当初はグロテスクな言葉を避けて、食べ物でたとえたりしたんですけど、2カ月の連載中にも学ぶわけですね。辞書を引きながら語彙(ごい)が増えて、だんだん甘美に描けるようになっていった。読者の方に私の成長がバレちゃいますね」
昼間のカフェが書斎代わり。ノーパソ抱えて、欲求不満になったり?
「締め切りに追われて、性欲が湧く余裕も時間もない。それどころじゃなかったです……」
お楽しみはこれからか。
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