有川さんの作品の舞台って本当に多種多様ですね。
今回の舞台は某大学です。
タイトルの「キケン」とは「危険」とか「棄権」ではなくて、
「機械制御研究部」の略称です。
成南電気工科大学の1サークルの名前。
新入生の元山くん、池谷くんらが何の因果か?入部したのが
「キケン」でありまして、当時の部長と副部長がかなり濃い
キャラクター。
物語は、彼らの学生生活を、現在の元山くんが妻に語っている
形式ですね。
部長と副部長がかなり強烈で、「それはやばいのではないか?」
ということもしばしば
「キケン」が文字通り「危険」なサークルと認識されていたようです。
もしかしたら理系の男子学生ってこんな感じの人いるのかもなぁ、と
思いながら読み進めました。
こんな楽しい(本人たちはかなり必死ですけど)学生生活を送ることが
できたらどんなにいいか、と思います。
☆21冊目☆
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