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有川浩「キケン」を読みました

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有川さんの作品の舞台って本当に多種多様ですね。

今回の舞台は某大学です。

キケン (新潮文庫)

キケン (新潮文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2013/06/26
  • メディア: 文庫



タイトルの「キケン」とは「危険」とか「棄権」ではなくて、

「機械制御研究部」の略称です。

成南電気工科大学の1サークルの名前。

新入生の元山くん、池谷くんらが何の因果か?入部したのが

「キケン」でありまして、当時の部長と副部長がかなり濃い

キャラクター。

物語は、彼らの学生生活を、現在の元山くんが妻に語っている

形式ですね。

部長と副部長がかなり強烈で、「それはやばいのではないか?」

ということもしばしば

「キケン」が文字通り「危険」なサークルと認識されていたようです。

 

もしかしたら理系の男子学生ってこんな感じの人いるのかもなぁ、と

思いながら読み進めました。

こんな楽しい(本人たちはかなり必死ですけど)学生生活を送ることが

できたらどんなにいいか、と思います。

 

☆21冊目☆

 

 

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