平木典子の「アサーション入門」を読みました。副題は「自分も相手も大切にする自己表現法」となっていますが、これが全てを語っていますね。相手を大切にしようと思うあまり自分が言いたいこと言うべきことも表現しない、非主張的自己表現でもなく、相手を必要以上に追い込んでしまう攻撃的自己表現でもない。そのちょうどよいところを探るにはどうしたらいいかという話です。読み始めは、もう少し実例が載っていた方がよかったな、と思いながら読んでいましたが、実例はなくてもこういうときに自分はどうしがちかそしてそれはどんな心理によるものかという分析がかなり役に立つんだなと実感しました。まずは、自分自身との対話が大切なのかも知れませんね。
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