time -この本を読むのにかけた時間- 1時間(未読破) trigger -この本を読んだきっかけ- 様々な書籍で雑談が取り上げられている。仕事をする上で、ビジネスとは直接関係のない話をする能力。すなわち雑談力の重要性が叫ばれている。 今回は、そんな雑談とも重なる部分が多いアイスブレイクという言葉の響きにも惹かれて本書を手に取った。 before -読む前の私- アイスブレイクという言葉を聞くと少し身構えてしまうが、ある程度体系的な知識を身につければ、様々な場を和ませるアイスブレイクを自分のものにできるのではないか。 summary -概要- アイスブレイクの目的 ・和やかな雰囲気を作る ・自己開示をさせ、コミュニケーションを円滑にする ・お互いが協力しようという空気を作る アイスブレイカーの心得 ・アイスブレイカー自身が自己開示をする ・参加者と共通点を見出せるような工夫をする ・「いま、ここ」の気分を語ること after -読んだ後の私- 雑談とは少し違った、第3者という立場でのアイスブレイクの提供。個人にのみ固執するのではなく、社会全体として、出会いの場を作り上げようとする考え方は素晴らしいものであった。 impressed -印象に残った言葉- p17
他の人たちどうしの出会いを豊かにする視点を持っていれば、社会全体で出会いは広がる。target -こんな人にオススメ- セミナーの講師など、大勢の人を相手に話す機会がある人。具体的なアイスブレイクの例が多く紹介されているので、そのまま使うこともできる。 real -本音- 具体的なアイスブレイクの手法を求めている人には、かなり分かりやすい本であるが、一つの知識として、読んでみようと思った私にとっては少し味気なかった。