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森見登美彦さんの小説「ペンギン・ハイエウェイ」のあらすじと感想なんかを書いた記事です。
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本日ご紹介させていただくのは、森見登美彦(もりみとみひこ)さんの「ペンギン・ハイウェイ」です。
この作品は、第31回日本SF大賞を受賞された小説で、森見登美彦さんの常人離れしたスケール感が味わえる作品となっております!
それでは、まずはあらすじからご紹介させていただきます!
主人公は小学校4年生の「アオヤマ君」
彼は、いつもノートを持ち歩いており、そのノートの上で研究を重ねている。
毎日きちんとノートをとり、たくさんの本も読み、早起きで、頭の良い少年だった。
彼は、小学生ながらたくさんの研究を抱えている。
学校の裏の森の中を伸びる水脈を辿る「プロジェクト・アマゾン」
学校のいじめっこである「スズキ君」を研究した「スズキ君帝国」
本編に直接関係はないようだが「妹わがまま記録」という研究まで抱えているらしい。
そんなアオヤマ君が住む街に、突如たくさんのペンギンが現れる。
アオヤマ君はもちろんそのペンギンについても研究を始め、研究が進むにつれて通っている歯科医院の「お姉さん」が関係している事をしる…。
その後、さらに不思議な現象が起こり続け、アオヤマ君はその一つ一つを研究していくと、それらが一つの研究だった事に気付く。
そして、全てが繋がったとき、世界は大変な状況に…
簡単に紹介させていただくと、こんな感じでしょうか?
ちなみにとっても頭がいいアオヤマ君には、研究仲間に「ウチダ君」と「ハマモトさん」がいます!
正直にお話すると、読み終わるまでにちょっと時間がかかりました。
なんというか、日常に垣間見えるSF要素が中々に壮大なスケールで…
しかし、慣れてくるとその魅惑の世界へ徐々に引き込まれていく感覚は、さすが森見登美彦さん!
ここで、アサキのオススメポイントを3つご紹介させていただきます!
①しっかりしすぎながらも、小学生のお話らしい場面がなごむ
②歯科医院のお姉さんがミステリアスながら魅力的
③子どもながらも一生懸命に研究を重ねるアオヤマ君達がうらやましくなる
子どもの頃、探検ごっこなんてやりましたよね!
それは、今となってみれば子どもの遊びだったのかもしれませんが、当時は大冒険だったり、その事で頭がいっぱいになっていたりしていた方も多いのではないでしょうか!?
つまり、アオヤマ君を始め、この物語に出てくる小学生達はそんな貴重な体験をしている真っ最中なのです!
そこで、本当に大変な出来事に直面してしまうのではありますが…
非日常を味わえる上に、幼い頃の懐かしい想いを味わえる「ペンギン・ハイウェイ」
SF好きな方にはオススメの一冊です!
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小説 ペンギン・ハイウェイ(森見登美彦)あらすじとアサキの感想
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