「愛を守る者」著者 スザーン・バークレー
★★★★☆(個人評価 ★多めならおすすめ)
十字軍の遠征から生き延びて帰ってきた「黒薔薇団」の騎士6人。
そのうちのサイモンが今回の主役。
彼は司教の私生児で父親に捨てられたと恨みに思っている。
真相を知るために司教の元を訪れるが、真実を知るまでに実の父親である彼が殺されてしまう。
愛を知らずに育ってきたサイモンを陰で愛しているリネットは殺害犯人として疑われてしまう。
別々の作家による競作の第一弾。
誰が司教を殺したのかとか、サイモンの出生の秘密とかなかなかに凝っていて面白かった。
ただの恋愛小説じゃなく、どきどき感もあり、また大団円に繋がるラストでは思わず泣きそうに。
別の作家による第二弾があるそうだけど、作風が変わってしまうからちょっと残念。
ただの恋愛小説じゃなく、どきどき感もあり、また大団円に繋がるラストでは思わず泣きそうに。
別の作家による第二弾があるそうだけど、作風が変わってしまうからちょっと残念。
騎士一人一人の恋愛を違う作家がそれぞれ書いていくという競作。
でも、この第一弾が面白かったからと言って次も面白いとは限らないからなぁ。
やはり作家さんに好みがあるっちゅーかね。
特にハーレクインって当たりはずれがあるからね。
たぶん、この第一作だけ読んで次は読まないと思う。
せっかく第一作で感動したのにだいなしになるのは嫌。。。
これを読まず嫌いと言うのだろうか…。
読まず嫌いはだめにゃ!
【本過去記事】
☆本「悪魔は地下室で歌う」ジョン・ソールお得意の誘拐虐待、娘をもし攫われたら?
☆本「嵐より激しく」嵐の中灯台に閉じ込められた二人?!憧れのシチュエーション!
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