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【読書日記26】白い雌ライオン@ヘニング・マンケル

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ヘニング・マンケル著「白い雌ライオン」を読了。 無題.png 最近嵌っている、ヘニング・マンケル”ヴァランダー警部”シリーズの第3作。 本作も前作「リカの犬たち」以上にグローバルとなっています。 時代背景は、アパルトヘイト撤廃前の南アフリカ。ネルソン・マンデラが釈放された後の南アフリカとスウェーデンの田舎町を結ぶ事件を其々の視点で描き警察小説というカテゴリーに収まらない一作です。 文庫本にして700頁超えですが、その分量を感じさせない読み応えがある作品でした。 あらすじ:スウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が消えた。失踪か、事件か、事故か?ヴァランダー警部らは彼女の足取りを追い、最後に向かった売家へ急いだ。ところが近くで謎の空き家が爆発炎上、焼け跡から黒人の指と南アフリカ製の銃、ロシア製の通信装置が発見される。二つの事件の関連は?スウェーデンとロシア、南アフリカを結ぶ糸は?CWAゴルードダガー受賞シリーズ。

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