今日の本 「なぜ特許世界一の日本が国際訴訟で苦戦するのか?」(泉谷渉/東洋経済新報社:14年)
-情報漏洩、知財権の徹底防衛、外国法対策が日本の生命線だ!-との
サブタイトルのついた一冊。
どこかのサイトで紹介されていて気になり、手にしました。
著者は泉谷渉氏。現在、株式会社産業タイムズ社代表取締役社長とのこと。
たくさんの著作があります。
さて本書、国際的な知財権訴訟で苦戦する日本企業の現状を語る内容。
このところ、中国には負けてはいるものの、まだまだ日本の出願数は
多く、権利化に向けてかなり力を入れてはいます。
しかしながら、有効活用できておらず、訴訟では苦戦。
アメリカは訴訟の国ですから、日本は土俵にすら上がれていない感じ?
そこで、紹介されるのが、(株)UBIC。
知財をはじめとする国際訴訟の支援企業とのこと。
なるほど、素晴らしい会社なことは理解するのですが、
実は本書、この会社の紹介にかなりのページを割いています。
写真入りで、何人ものメンバーの紹介も。
少々やりすぎな気もしますが、まあ、アジア企業ではここだけだそうで、
そうならざるえないのか?
国際訴訟で日本が勝ち続ける日はくるのでしょうか。
相手があることなので、難しいのかも...
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