$ 0 0 スポンサーリンク 風が見え 時が見え 俺は流れを見ていた それは古くさい歯車のように 重く、巨きな音をたてて 動いていた 冬、川べりの土手で、 俺は見た 空を飛んでいく 透明な、とてつもなく巨きな 木製の海賊船を 時においていかれた 哀れな落ち武者よ 俺はおまえを見た スポンサーリンク