『遠回りがいちばん遠くまで行ける』 有川真由美 2014/04
著者は50の職業を経験し、作家など。 行き詰まったと感じる人(女性)に対するアドバイス集。
その瞬間の「やりたいこと」は、次の瞬間「やりたくても、やれないこと」になっていく。一歩前に進むことができたら、思いもよらない素敵な展開に転がっていくかもしれないのに。
壁にぶつかっているときは、なにか重要なことを学んでいるとき。ただし、なんとなく経験するのではなく、「どうしたらうまくいくのか?」を考え続けることが大切。
奇跡のような好運は、実現を信じて夢中になった人のもとへやってくる。
低リスクで安全な道を行こうとすると、逆に見えないリスクに引っかかってしまう。ならば、行きたい道を伸び伸びと歩いてはいかがでしょう。
道に迷ったときは、本当に行きたいところに行けるチャンス。
人生に間違った道というのは存在しない。まわり道ならありますが。
まるで幸せになるためでなく、幸せな人と思われるために四苦八苦しているよう。
才能というのは、壁に突き当たっても止めない能力のこと。
私たちは「快感」「理由」「役割」を求めながら生きている。力のわき出るスイッチはここにある。
投げられたボールをピカピカに磨いて、丁寧に投げ返す。そんな積み重ねが運になり、自ずと道は開けてくる。
仕事や立場、場所というのは”服”のようなもの。服なんて自慢するものでもないし、しがみつくものでもない。いまの自分をいちばん輝かせてくれる服を、そのとき、その場所で見つければいい。
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『遠回りがいちばん遠くまで行ける』
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