$ 0 0 との指摘、言われてみればあたりまえだが、多くの文献にあたって歴史小説を書いてきた故司馬遼太郎氏の言葉だからこそ重みがある。 日本語の標準語は、言文一意を実現しつつ、日本語で論理的表現ができるように、多くの人の手で作り上げられてきた、そしてこれからも変化し続けていく言語なのだそうである。 とはいえ、司馬氏はディベートを否定していたそうなので、そのような論理性のことではないと想像される。 「閑吟集」より よのなかは、つろりに過ぐる、ちろりちろり 日本語の本質―司馬遼太郎対話選集〈2〉 (文春文庫)作者: 司馬 遼太郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/04メディア: 文庫