『半沢直樹』(主演:堺雅人)TBSで池井戸潤作家を知った。
堺さんの演技はいつも難しい顔をして、あまり好きではないけど、この作品は楽しく見ることが出来た。彼の妻役の妻の花(上戸彩)に演技、役にもかなり救われているようだ。
世の中は、金問題がからんだドラマには非常に興味があるようだ。視聴率なんと19%。NHKの大河ドラマを抜いた。私は金の問題は、あまり縁がないので執着心、興味がない。これも他界したが、両親のおかげだと、両親には感謝している。他局の次の『7つの会議』(NHK、主演:東山紀之)が楽しみだ。
しかし、7月13日楽しみにして見たが、ダラダラ観、感情の起伏が少なく、音楽など、今一だった。民放との違いかなー。(東山紀之主演のNHK土曜ドラマ『七つの会議』の第1話の平均視聴率は6.1%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)
私の友人に銀行員は多くいた。みんな、定年前に退行した。首になった人、自ら辞めた人と様々だ。仕事を紹介してもらったりして、気のおけない友人達だ。今でも交際は続いているが、以前ほど定期的には会わなくなってしまった。
また、「いま、池井戸潤の作品があつい」武蔵野プレイスで、彼の小説を探したが、『シャイロックの子供たち』この一冊を除いて貸出し中。この小説も返却されたばかりだった。
さて、第一作目の『シャイロックの子供たち』(2006年1月31日)、
池井戸潤さんは、私よりひと回り若い。慶応大学卒、三菱銀行勤務7年間、後小説を志したが、最近はともかく、当初は大変な生活だったとか。銀行出身、或いは沢木耕太郎さんみたいに入社当日辞めた人もいるが、優秀な人が多い。
シャイロックってどういう意味なのでしょう?
“シェークスピアの“ベニスの商人”に登場する強欲なユダヤ人金貸しの名前から”
読み始めて、最初はまー金銭の使い込みか、何て軽く考えていてのか、つまらないなーと思いながら読んだ。
しかし、次第にもっと奥が深いことが分かり、今日読み終えた。
この小説は10話に別れているので、短編として読んでいた、途中ですべてが繋がっていることが分かり、少し焦った。解決を見ない物語、最初の作品で面白かった。
家では読書をしない、電車の中では物忘れをしないため、乗り過ごしをしないため、目まいがしないためと電車の読書は控えているので、喫茶店で読むしかなくなった。でも、仕事が忙しくてままならない。一日建築のことを忘れて、読書は30分はと考えているので、なかなか進まない。
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