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ミャンマー関連本 読みました

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いつのまにかso-net Blogは40日間更新がないと広告だらけになることに代わっている。 60日間だったので安心していたのに。 高野秀行さんのソマリランド本謎の独立国家ソマリランドがとても売れているようですが、いまだ未読です。 なんですが、↓の本に影響を受けて、図書館の東南アジアコーナーでミャンマー関連本を借りてみました。 アヘン王国潜入記 (集英社文庫) ミャンマーの柳生一族 (集英社文庫) 一番面白かったのはこれ。

ビルマとミャンマーのあいだ―微笑みの国と軍事政権

ビルマとミャンマーのあいだ―微笑みの国と軍事政権

  • 作者: 瀬川 正仁
  • 出版社/メーカー: 凱風社
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本
ミャンマーに惹かれた作者が優しきミャンマーの人々のことや軍事政権による残念なことを記しています。 パゴダをピカピカに修復してしまって、歴史的建造物なのに観光資源として台無しにしてしまうが、それは 先住民族の残した遺跡なので、政府にとって都合が悪かったからとか、ふむふむとよくわかりました。 小乗仏教を信じているので、来世のためにと貧しくても他人にとても親切にしてくれる沢山の人々。 一番驚いたのは、アウンサン将軍もそれに取って代わった軍事政権の主要人物も日本軍で訓練を受けたので、 戦時日本の悪政である、隣組による監視制度や密告が残っているということ。 日本の負の遺産がいまだに残っているのはなんだかいやなことです。 その前に読んでいたこの本でも、「ミャンマー人は日本人に学ぶべきだ」と80年前に言っていました。
ビルマ商人の日本訪問記 (別世界との出会い 2)

ビルマ商人の日本訪問記 (別世界との出会い 2)

  • 作者: ウ フラ
  • 出版社/メーカー: 連合出版
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本
1936年に日本にやってきたビルマ人青年実業家が見た日本各地の様子が綴られています。 日本での見聞をビルマの新聞に書き送ったものを書籍化したので、「ビルマ人も日本人のように〇〇すべきだ」と言った内容があちこちに出てきます。 そのころの日本製品は今の中国製品のように、値段の安さから世界中で売られていたようです。 アジアの中で工業製品を輸出できるレベルまで産業が発展していたのは日本だけだった。 80年前の海外旅行記としても読めるし、80年前の日本を知ることもできて、なかなか面白かった。 しかし、当時のビルマ人としてはかなりお金持ちな青年だったのだろうな。 最後は今となってはあまり内容をよく覚えていないこの本。 一番最初に読んだせいかも。
イラワジの赤い花 ――ミャンマーの旅

イラワジの赤い花 ――ミャンマーの旅

  • 作者: 中上 紀
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1999/04/05
  • メディア: 単行本
「赤い花」は著者のお父さんである中上健次氏が好きだったアンスリウムのことのようだ。 ミャンマーの旅がつづられていたのだけど、本当に内容を覚えていない。 なら感想なんて書かなくてもいいのだけど。 民主化して、ビジネスの対象として注目の国だけど、私としては発展する前にのんびり旅してみたいなと思っています。

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