内容(「BOOK」データベースより)
夕方五時までは家に帰らせてもらえないこども。
娘に手を上げてしまう母親。
求めていた、たったひとつのもの―。
それぞれの家にそれぞれの事情がある。
それでもみんなこの町で
、いろんなものを抱えて生きている。
心を揺さぶる感動作。
幼児虐待をテーマにした連作短編集。
最後に希望の光が見られるものの
どれもスパッと解決はしていません。
(解決できるような話ではないですし)
中脇初枝さんの小説は、
数冊しか読んでないのですが、
なんともいえぬ、不思議な味わいがあるように
感じます。
今回の小説もそうで、
それが、救いなつながっているような感じがします。
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