「こども哲学」の付録として書かれたお話7話と東日本大震災をテーマにした「あの町で」が収録されています。小学校中学年くらいからたぶん読めると思いますよ。ちなみに、図書館に届いた本を買うためのカタログには一般(大人)の分類で入っていました。なぜだ?重松さんだからか???
読んでいて懐かしいけどほろ苦い気持ちになりました。そうそう。電車やバスの中で席を譲るかどうかって迷うよね。とか、本当にトイレに行きたいわけではないけど一緒にいないと悪口言われそうで怖いから友達と一緒にトイレに行くとか。学生の頃はそういうことあったな~。大人になるとわりかしどうでもよくなるけど(笑)
そして、東日本大震災を描いた「あの町で」。春夏秋冬に合わせて4話が載っています。電車の中で泣きそうになってしまいました。
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