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一瞬で「自分の夢」を実現する法(☆☆☆)

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一瞬で「自分の夢」を実現する法

一瞬で「自分の夢」を実現する法

  • 作者: アンソニー ロビンズ
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2007/11/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
なかなか奥が深い本です。
最初から行間読んだり、深い読み方もできるし、
ふつーにさらっと流す読み方もできる。
何か、目的があって、それに向かって走っている(歩いている)人には、実践の書かな。
 
そうでない人にはふつーの自己啓発本としても読めます。
 
文と絵がいい感じでマッチしています。
この本の言うとおりにやったら「夢をつかむ」ことも自ずから達成できるでしょう。
 
(Vol.1177 1-Oct-2012)

本番で負けない脳―脳トレーニングの最前線に迫る(☆☆☆)

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本番で負けない脳―脳トレーニングの最前線に迫る

本番で負けない脳―脳トレーニングの最前線に迫る

  • 作者: 善家 賢
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/01
  • メディア: 単行本

 

 

 

 

 

脳トレといっても、最新テクノロジーによるニューロフィードバックの取材記です。

世の中にはすごいものがいっぱいあるんだなー と。

そういえば、昔、バイオフィードバックってあったことを思い出しました。

マウスみたいな形状で、人差し指と中指に電極セットして音をコントロールするやつ・・ 

(Vol.1178 9-Oct-2012)

 


『けむりは祈りをどこに伝えるのだろう』01/02/2013/04243

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IMG_3275.jpg
00:06:03 ouji-no-kitsune 01/01/2014





   けむりは祈りをどこに伝えるのだろう




元旦の母の実家では
じいさまが曾じい様の真似をするのでした
けれど今年は
すこし違った
あたしがあたしであったり
あたしでなかったり
そうなったり
そうでなかったりするからかもしれない
などと云うには
あたしはすこし気が強いのかもしれない

みな訊きそびれ
みながロビンソンだった
半島は征服できずに
夜の屈伸は眠らずに続いた

まだモンキイと云われているのだねあたしの短い水の味蕾よ
声を潜めて
ご先祖さまに会いにゆく必要がない
生きていれば
こゝろも爪のように伸びるものだから
最後まで
じいさんはロウソクの火先に
線香をかざさなかった

お正月に泥の舟を漕ぎ
一時間一分つらいことを忘れようと
あたしは一年の計だからよろこんでいていっぱいはしゃいで
声おウラガエす
つらいことだ
つらくないのさ
みな訊きソベレ
みなロベンソンだった
ジョージの声も爪のように伸びたことだね
誰かがロベンソンでなくとも
ほんとうは良かったんだ

ほんとうに嫌なの
からだも気持ちも受けつけないの
信じる気持ちでなんかなくって
髪の毛についてほしくないんだ
線香の匂いが
ほんとうに嫌なの
けれどロウソクたてとロウソクの炎と
曾じい様とひい婆さまの微笑みのしたであれば
あたしのあたしはあたしを忘れて
あした祈ることができるから
いま祈れる
それから
みな訊きそびれ
みながロビンソン、いいえロベンソンだったあの時を
あたし
あたしがあたしのあしたを忘れて
あたしにあたしも半島に手を振って
しっかりと確実に折ってやることができる

「あたしは香らぬけむりだ」







第一章 出会い  ~ そのさん ~

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いかん、いかん。 この場から離れよう…。 何か用事を作って部屋を出た。 奥の部屋には、食材庫や、物置、洗濯部屋、乾燥室、ユニットバス、個人の部屋も数部屋…があった。 その一番奥の部屋が、自分の部屋。 私物が置いている。 部屋を出ても、こんな場所にも人がいた。 「あの…先輩、トイレなら、玄関のあっち側にありますよ。」 「あーそう?」 酔っ払っていて、ベロベロになりながら、私の指した方のトイレに向かって行った。 はー…明日の掃除は大変そう…。奇跡的に物が壊れてないのは助かった。さすが、大人の集まり。 と、わずかなメリットだけで自分を支えた。 洗濯室に使用したタオル類を放り投げ、乾燥室も念の為チェック。変な事になってないかしら? 部屋を一つずつチェックして、ユニットバスを覗いたらみなみちゃんがいた。 「みなみちゃん!?大丈夫!?」  先輩たちに潰されベロベロになっていた。 ひゃーなんてひどい事を! 「うんー。」  少しくったりしてる…。 「奥の私の部屋で休む?」 「大丈夫だよ―…お水飲んでくるね。」  と、へらへら笑いながら、起き上がってフラフラ居間の方に行ってしまった。  …大丈夫なのかなあ…あれはあれで、楽しめているのかな…?  ふと、ユニットバスを見ると水浸しになっていた。 きっと、誰か使ったのだろう…。ここの排水悪くて、詰まりやすいんだよな…。  ふう。とため息が出た。 「うわ、ひどいね。」 「わ!」  頭の後ろから声がして、びっくりした。  近藤さん! 近い!やばい! 突然の登場、後ろと言えど、息がかかりそうな距離にいて、それ以上振り向けない。   何だかさっきの事を意識しそうで、この一瞬うろたえた。  冷静に!自分!何でもない事だ。 しかしこの人…、  「これどうしたの?」  はぁ? 「ここ、排水が悪いんです。」 「へえ…どうするの?」 「どうするって…」 何を言っているのだ、この人は。  悠長な発言に、耳を疑い、うろたえた自分の気分を改めて仕切りなおした。 「勿論、掃除しますよ。」 「へえー大変だね。」  そう。大変です。けど?それで? 「あの近藤…さん?みんなに探されるんじゃないんですか?あっちに戻っていて下さい。私、少し片づけあるので。」  面倒なやりとりをしたくないので、早く追い払いたかった。 でも、排水の詰まりを軽く掃除している間も、まだ話しかけてくる。 「何で、こんな所に住んでいるの?」 「だから…管理しながら住んでくれれば、家賃も安くするよって、不動産屋で紹介されてたので…それで、とりあえず住んでいます。」 「へえー。」  何故この人にそんな事を話さなきゃならないのだ。  排水の詰まりをとりあえず取り除き、手を洗い別な部屋へ移動した。 「こんな部屋があるんだね。この部屋は何?」 「洗濯室です。」  まだ、ついてきている。掃除後のタオルをここに放り投げた。 「この部屋は?」 「乾燥室。」 「この部屋は?」 「個人の部屋です。」 「小さくない?」 「え?充分ですよ。キレイだし。」  面倒くさいやり取りを、少々繰り広げながら、部屋から部屋へと私の後についてくる。 …この人は、ただ懐いているのか? これ以上、男女関係を要求しそうないやらしい雰囲気では無いかも。 …しかし、何故こんな所までついてくるのか?何に興味があるのだ? …いや、もしかして逆に嫌がらせ?バイトの私をからかおうとしているのか? …でも、内容はいじわるな事を言ってくるわけでは無いし…。この質問も、ただ単純に聞いているような感じもするし…。 色々、自分の考えが巡っている間もついて来てるけど、それ以上近寄ってもこないので、微妙に払いようが無いまま、とうとう一番奥の、自分の部屋にまで来てしまった。 「ここ、君の部屋?」 「そうですよ。はい、そこから入って来ないで下さい。」  と、言っても、めっちゃ部屋の中見てるし! 女性の部屋をじろじろ見るな!恥ずかしい!仮住まいだから、生活用品も揃ってないのよ!簡素な生活しているのだから! と、何故か心の中で言い訳をした。 …インテリア関係の職業の人だから、なんて思われるのだろう…。と思い、何故か心の中で言い訳をした。  とりあえず言われた事は素直に聞いているみたいで、開いたドアの入り口に腕組みして立ったままで、中を覗き込んでいた。 「この部屋、狭くない?」  確かに。だけど… 「でも、キレイだから充分ですよ。隅々まで部屋が使えます。」  と、答えた。 「ふーん。」  …デザインや設計する人だから、間取りとかに興味があるのかな?   私は、服を着替えたかった。いや、本当はここで、少し休みたかったのだが…。さっき掃除した為に袖を濡らしてしまったので、その着替えをしに来た。  はっ! 部屋に誘った訳ではない! 「あの…着替えるので、出て行ってくれませんか?」 「?どうぞ?見ないから。」  は?え?あ、そう?そう。 「え?はあ…。…じゃあ。」  そのまま着替えろという事?そちらもそんな事は気に留めて無いって事ですか。 …確かに、何を期待するのもおかしな話か。  そうかそうか。  何だ。  自分の考えすぎだったね。   と、カバンの中から、上着のシャツを探し、着ている物を脱いで、新しいのを着た。 そもそも、中にちゃんと半袖シャツをちゃんと着ているわけだし。 ハイ。一瞬で終わった。 何だったんだ。と、思いながら振り返ると、まだ入り口にいた。あちこち見ながら微妙に中に入っている。 濡れたシャツを洗濯室に持っていく為、持っていかなきゃ…。 「…終わりましたよ。戻りますよ。」  立ち上がって、部屋から出るよポーズで、入り口に迫った。 「もう?」 …名残惜しそうな表情で腕組みして…動かない。  狭い部屋で立ち上がると、微妙に距離が近い感じがして、さっきの緊張感を思い出した。   …ヤバイ。あまり長く個室に二人っきりでいると、意識して赤面しそう。 早くこの場を立ち去りたい。   強行突破で、正面きって出ようと「ほらほら」と迫ったものの、動かない。 しょうがないので、かわそうと左右に振っても動かない。 ちらっと顔を見ると、その私の様子を見て何だかにやにやしている。 …わざと意地悪をしているのか、からかっているのか…。 彼の胸元ばかりが視界に入る。 くそー!こうなったら、微妙に空いた隙間から強引に出てやる。 私はしかめ面で、近藤さんと、ドアの隙間をぬって出ようとした。 多少ぶつかったら、跳ね返そう。というつもり。  左に行くと見せかけて、右の隙間へ…と、思ったら、動きを読まれていたのか、近藤さんが体を後ろに引いて、道をあけた。 出られるぅ! と、ほっとした瞬間、隙間を抜けた腕を取られ、そのまま彼の胸の中へすっぽり引き寄せられた。  ぱちくり。  時が止まったみたいに、動けない。    何となく、温かい彼の身体の温度が伝わる位、しっかりとぴったりと抱きしめられた。  胸板の厚さ、腕の感じ、体のラインもお互いわかるくらい…。  抵抗出来ない。  何故か、身体がぴたっと、くっついて…。  更にきゅっと、抱き締められると、自分の身体が少し沿って、体制が苦しくなってきた。   私はバランスを取るのに、彼の腰に掴まろうとして…そして「はっ」と我に返った。 今日出会ったばかりの人と何故抱き合おうとしているのだ!  そこで、少しためらったけど、相手の脇腹を軽くついた。 「あっ!」  と、近藤さんが驚いて、身体を逸らせた瞬間に、彼の腕から離れて、部屋から出た。 「も、もう戻りますからねっ!」 と、私は言い捨てると、振り返りもせず、早歩きで廊下を歩いて行った。 途中、手に持っていたシャツを洗濯室に放り投げ、息切れ切れに居間のどんちゃん騒ぎに紛れた。  落ち着けぇー落ち着くんだぁ!自分!! 「あ、市川さん、どこに行っていたの?あのね、今あの人がねー。」  と、みなみちゃんが話かけてくれて、「ああ、そうなの?」と、平然と会話に参加した。 今の現在の話で、感覚を現実に戻した。 正確には、さっきの感覚を忘れようと努力していた。  少したってから、近藤さんが戻って来た。 私は気づいたけど、気づかないフリをして、極力、努めて、見ないようにした。  気にしない為に、私の方が、テンションが変になっていたかも。  それともあいつが静かになったのか?  それとも、慌てている私を見て、からかいがいがあったと、薄ら笑っているのか?  それからの事は、気が散漫としてあまり覚えていない。  お陰で、終電もいつの間にか過ぎ、お開きの時間を迎えていた。 酔いも少し覚めたみなみちゃんは、先輩の一人に送ってあげると、声を掛けてもらえたようで… 「同じ方向だから送ってくれるってー。市川さん、今日は色々どうもありがとう、帰るね。」 …と、みんなで無事に帰って行った。 …はああああああーっ!!! 色んな事がありすぎて、神経がすり減ったぁ! みんなが家を出たあと… 私は、カギを掛け、何もせず、そのまま居間に戻って、ソファーに横になった。 翌日はお休みだったが、一日中部屋の掃除になった。 掃除をしながら、この胸のもやもやを…あの事の処理をどうしようかと、一人でもやもやした。 そして、掃除をしながら、私の心の中のもやもやも、一つ一つ整理した。 物が片付いて行って、すっきりしていくうち、私の最終的な結論は「無かった事」にした。 明日の仕事には、この感情は持ち込まない。 だいいち、もう直接関わる事の無い人なのだから、全然気にしなくて良いのだ。 そう思うと、その日は安心して眠りにつけた。

...Denn eben, wenn man Probleme, die nur dynamisch erklärt werden können, ...

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596. ...Denn eben, wenn man Probleme, die nur dynamisch erklärt werden können, beiseiteschiebt, dann kommen mechanische Erklärungsarten wieder zur Tagesordnung. (Johann Wolfgang von Goethe) …なぜなら、動的な方法でのみ説明できる諸問題をわきへどけると、機械的な説明方法が再び日常茶飯事となる。(ヨーハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)

2013年読書まとメーター

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2013年の読書メーター
読んだ本の数:159冊
読んだページ数:37695ページ
ナイス数:591ナイス chart.gif
森見登美彦の京都ぐるぐる案内森見登美彦の京都ぐるぐる案内
読了日:12月29日 著者:森見登美彦
青の祓魔師 12 (ジャンプコミックス)青の祓魔師 12 (ジャンプコミックス)
読了日:12月29日 著者:加藤和恵
愛蔵版 動物のお医者さん 6 (花とゆめCOMICSスペシャル)愛蔵版 動物のお医者さん 6 (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:12月29日 著者:佐々木倫子
愛蔵版 動物のお医者さん 5 (花とゆめCOMICSスペシャル)愛蔵版 動物のお医者さん 5 (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:12月29日 著者:佐々木倫子
f植物園の巣穴 (朝日文庫)f植物園の巣穴 (朝日文庫)
読了日:12月24日 著者:梨木香歩
CD付き ノラガミ(9)限定版 (月刊マガジンコミックス)CD付き ノラガミ(9)限定版 (月刊マガジンコミックス)
読了日:12月18日 著者:あだちとか
夜さん 2 (ゼノンコミックス)夜さん 2 (ゼノンコミックス)
読了日:12月18日 著者:佐原ミズ
コンパニオンバード No.20: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)コンパニオンバード No.20: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)
読了日:12月17日 著者:
エナガのねぐらエナガのねぐら
読了日:12月17日 著者:松原卓二
ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)
読了日:12月14日 著者:末次由紀
ありがとう! わさびちゃん:カラスに襲われた子猫は天使になったありがとう! わさびちゃん:カラスに襲われた子猫は天使になった
読了日:12月12日 著者:わさびちゃん
さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)~要介護探偵の事件簿 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
読了日:12月11日 著者:中山七里
魔法の夜: 竜宮ホテル (徳間文庫 む)魔法の夜: 竜宮ホテル (徳間文庫 む)感想
今はホテルとして営業はしてはいないけど心優しい人たちが暮らす「竜宮ホテル」のクリスマスのお話です。心に傷があって、それと向き合いながら懸命に生きている住人達に幸せになってもらいたい・・・と思いながら読了しました。小さな頃、クリスマスはプレゼントが貰える嬉しい日でした。もう少し大人になると大好きな人と過ごす嬉しい日でした。今は・・・「どうか皆が幸いでありますように」と誰かのために祈る日だったら素敵だな、と思いました。なかなかそうはいかないですけどね(^^;) ほろほろと泣けるシーンあります。ご注意を(笑)。
読了日:12月6日 著者:村山早紀
小泉八雲集 (新潮文庫)小泉八雲集 (新潮文庫)
読了日:12月4日 著者:小泉八雲
思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車 (集英社文庫)
読了日:11月29日 著者:谷瑞恵
渡りの足跡 (新潮文庫)渡りの足跡 (新潮文庫)感想
梨木さんの著書を読む度に日本語って美しいなぁ、といつも思う。自然を表現するのにこんな言葉を使うのか、と驚きつつも妙にぴったりとくる。訪れた事の無い北海道の風景や雄大な空を滑空するワシタカが目に浮かぶ。 梨木さんが観察した渡り鳥を紹介するといった内容だけれど、それだけにとどまらない。そうか、梨木さんのおっしゃる通り、私たちもみた事のない場所を目指す渡りの途中にいるのかもしれない。それから各章の最後に梨木さんの文章で紹介されている鳥の写真をググって調べるのがとても楽しかった。写真が入ってない事が良かった。
読了日:11月25日 著者:梨木香歩
怖い絵  (角川文庫)怖い絵 (角川文庫)
読了日:11月22日 著者:中野京子
ダチョウは軽車両に該当します (文春文庫)ダチョウは軽車両に該当します (文春文庫)
読了日:11月21日 著者:似鳥鶏
ノラガミ拾遺集 壱 (月刊マガジンコミックス)ノラガミ拾遺集 壱 (月刊マガジンコミックス)
読了日:11月17日 著者:あだちとか
パラダイス パイレーツ 3 (花とゆめCOMICS)パラダイス パイレーツ 3 (花とゆめCOMICS)
読了日:11月17日 著者:山口美由紀
HUG!friends: セラピーフォトブック (小学館SJムック)HUG!friends: セラピーフォトブック (小学館SJムック)
読了日:11月15日 著者:丹葉暁弥,ひすいこたろう
午後からはワニ日和 (文春文庫)午後からはワニ日和 (文春文庫)感想
今年の2月にU動物園で大人のための1日飼育員体験に参加してきました。 こちらの著書にもありますが、動物園の飼育員さんのお仕事の大半はお掃除みたいです。私もほとんどお掃除をして1日を過ごしました。 印象的だったのは飼育員さんが本当に動物が好きでたまらないという感じいっぱいでお仕事されていた事。相当に狭き門ですもんね。 動物園が好きな方にはぴったりのミステリーです。登場人物もキャラが立っていてイメージ膨らみます。ただもう少し動物が活躍したらもっと面白いかも。・・・ってムリか(笑)。作中の解説が面白いです。
読了日:11月14日 著者:似鳥鶏
愛蔵版 動物のお医者さん 4 (花とゆめCOMICSスペシャル)愛蔵版 動物のお医者さん 4 (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:11月11日 著者:佐々木倫子
愛蔵版 動物のお医者さん 3 (花とゆめCOMICSスペシャル)愛蔵版 動物のお医者さん 3 (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:11月10日 著者:佐々木倫子
月魚 (角川文庫)月魚 (角川文庫)
読了日:11月8日 著者:三浦しをん
牡牛座の君へ 牡牛座の君が、もっと自由にもっと自分らしく生きるための31の方法 (12星座の君へシリーズ)牡牛座の君へ 牡牛座の君が、もっと自由にもっと自分らしく生きるための31の方法 (12星座の君へシリーズ)
読了日:11月7日 著者:鏡リュウジ
インコとおしゃべり: キモチがわかれば、もっとなかよし!インコとおしゃべり: キモチがわかれば、もっとなかよし!
読了日:11月3日 著者:
インコ語レッスン帖―もっともっとインコに愛されたいあなたへインコ語レッスン帖―もっともっとインコに愛されたいあなたへ
読了日:10月31日 著者:
鳥のはなし~人と鳥の心温まる物語~鳥のはなし~人と鳥の心温まる物語~感想
鳥の保護施設、TSUBASAの代表“鳥爺”こと、松本壯志さんの著書です。人それぞれに物語があるように鳥達にも物語がありますよね。私たちを幸せにしてくれる鳥達に少しでも幸せをお返しできたらいいなぁ、と思います。
読了日:10月31日 著者:松本壯志
政と源政と源感想
東京の下町に暮らすおじいさんふたりのお話です。 読みながらくすっと笑ってしまったり、うるっとしてしまったり、かわいらしい登場人物達が愛しくなりました。 続編があるといいなぁ。
読了日:10月30日 著者:三浦しをん
マンガでわかるインコの気持ち  インコの心がだいたい人間と同じってホント?遊んでほしい、かまってほしいときのサインは? (サイエンス・アイ新書)マンガでわかるインコの気持ち インコの心がだいたい人間と同じってホント?遊んでほしい、かまってほしいときのサインは? (サイエンス・アイ新書)
読了日:10月30日 著者:細川博昭
清須会議 (幻冬舎文庫)清須会議 (幻冬舎文庫)
読了日:10月29日 著者:三谷幸喜
×××HOLiC・戻(1) (KCデラックス)×××HOLiC・戻(1) (KCデラックス)
読了日:10月27日 著者:CLAMP
宇宙兄弟(22)限定版 (講談社キャラクターズA)宇宙兄弟(22)限定版 (講談社キャラクターズA)
読了日:10月25日 著者:小山宙哉
とりぱん(15) (ワイドKCモーニング)とりぱん(15) (ワイドKCモーニング)
読了日:10月24日 著者:とりのなん子
竜が最後に帰る場所 (講談社文庫)竜が最後に帰る場所 (講談社文庫)感想
鳥が大好きなのでカバーイラストに惹かれて購入しました。あとで気がつきましたが、こちらの著者の本は「草迷宮」を読んだ事がありました。ジャンルでいえば、ファンタジーです。でもベタベタなファンタジーではなく、日常に紛れ込んだ多少の違和感のような…リアルに近いファンタジーといったらいいのか不思議な感じの短編集です。ちなみに鳥はあまり関係なかったかも(笑)。
読了日:10月20日 著者:恒川光太郎
ノラガミ(8) (月刊マガジンコミックス)ノラガミ(8) (月刊マガジンコミックス)
読了日:10月19日 著者:あだちとか
妖怪アパートの幽雅な日常8 (講談社文庫)妖怪アパートの幽雅な日常8 (講談社文庫)
読了日:10月14日 著者:香月日輪
愛蔵版 動物のお医者さん 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)愛蔵版 動物のお医者さん 2 (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:10月10日 著者:佐々木倫子
百鬼夜行抄 22巻 特装版 (Nemuki+コミックス)百鬼夜行抄 22巻 特装版 (Nemuki+コミックス)
読了日:10月10日 著者:今市子
愛蔵版 動物のお医者さん 1 (花とゆめCOMICS)愛蔵版 動物のお医者さん 1 (花とゆめCOMICS)感想
連載当時に雑誌で読み、コミックス版、文庫版も持っていますが、カバー絵が書き下ろしで、カラーページがちゃんとカラーで収録されているので、また購入(笑)。なんど読んでもおもしろいですねー。登場人物達の服装に時代は感じますが、物語は色褪せませんね。
読了日:10月9日 著者:佐々木倫子
マギ 18 (少年サンデーコミックス)マギ 18 (少年サンデーコミックス)
読了日:10月8日 著者:大高忍
ソウルメイトソウルメイト
読了日:9月18日 著者:馳星周
花咲ける青少年 特別編 4 (花とゆめCOMICSスペシャル)花咲ける青少年 特別編 4 (花とゆめCOMICSスペシャル)
読了日:9月15日 著者:樹なつみ
DVD付き ちはやふる(22)限定版 (Be・Loveコミックス)DVD付き ちはやふる(22)限定版 (Be・Loveコミックス)感想
DVDでは菫ちゃん大活躍w
読了日:9月14日 著者:末次由紀
いくえみさんちの白い犬 (愛蔵版コミックス)いくえみさんちの白い犬 (愛蔵版コミックス)
読了日:9月13日 著者:いくえみ綾
風光る 34 (フラワーコミックス)風光る 34 (フラワーコミックス)
読了日:9月8日 著者:渡辺多恵子
人として大切なことはチンパンジーが教えてくれる人として大切なことはチンパンジーが教えてくれる感想
動物園での「飼育」というお仕事は、動物好きならたいへんあこがれますが(私もその1人かも)、嬉しい出来事の何倍も大変辛い事や悲しい事があるんだと改めて思いました。 頭の良いチンパンジーならではご苦労もあるかと思います。 先日C市動物公園でとても残念な事件があり、動物園に少し不信感を持ってしまいましたが、飼育しているチンパンジーを家族同然と書かれているこの著書のおかげで少し安心しました。 今度、多摩動物公園を訪れたらチンパンジー舎の前から動けなくなりそうです。 カバー絵はしょこたんです。
読了日:9月6日 著者:
山椒茶屋 インコつづきました。山椒茶屋 インコつづきました。
読了日:9月1日 著者:よんよん
山椒茶屋 インコはじめました。山椒茶屋 インコはじめました。
読了日:9月1日 著者:よんよん
<完本>初ものがたり (PHP文芸文庫)<完本>初ものがたり (PHP文芸文庫)
読了日:8月19日 著者:宮部みゆき
死神の精度 (文春文庫)死神の精度 (文春文庫)感想
再読。ハードカバーで刊行された新刊時に読んだので内容をすっかり忘れていました。「死神の浮力」を読む前におさらい。
読了日:8月13日 著者:伊坂幸太郎
宮部みゆきの江戸怪談散歩 (新人物文庫)宮部みゆきの江戸怪談散歩 (新人物文庫)
読了日:8月11日 著者:宮部みゆき
大人のスキンケア再入門   美容皮膚科医が教える「美肌」と「枯れ肌」の分かれ道 (知恵の森文庫)大人のスキンケア再入門 美容皮膚科医が教える「美肌」と「枯れ肌」の分かれ道 (知恵の森文庫)
読了日:8月9日 著者:吉木伸子
青の祓魔師 11 (ジャンプコミックス)青の祓魔師 11 (ジャンプコミックス)
読了日:8月4日 著者:加藤和恵
BLEACH―ブリーチ― 60 (ジャンプコミックス)BLEACH―ブリーチ― 60 (ジャンプコミックス)
読了日:8月3日 著者:久保帯人
龍のすむ家 第二章 氷の伝説 (竹書房文庫)龍のすむ家 第二章 氷の伝説 (竹書房文庫)
読了日:8月1日 著者:クリス・ダレーシー
文庫版 龍のすむ家 (竹書房文庫)文庫版 龍のすむ家 (竹書房文庫)
読了日:7月29日 著者:クリス・ダレーシー
0能者ミナト〈3〉 (メディアワークス文庫)0能者ミナト〈3〉 (メディアワークス文庫)
読了日:7月25日 著者:葉山透
いつも彼らはどこかにいつも彼らはどこかに
読了日:7月22日 著者:小川洋子
夏目友人帳 16巻 フィギュアストラップ付き限定版 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 16巻 フィギュアストラップ付き限定版 (花とゆめCOMICS)
読了日:7月6日 著者:緑川ゆき
泣き童子 三島屋変調百物語参之続泣き童子 三島屋変調百物語参之続感想
三島屋変調百物語シリーズ「おそろし」「あんじゅう」と長編でしたが、3冊目は連作短編でした。どんどんおちかちゃんが頼もしくなっていくのでなんだか嬉しかったです。それにしても今回は短篇なのに(だから?)前2作に負けないほど怖かったです。特に表題作の「鳴き童子」!夜中に読んで失敗しました。前作で登場した謎の人物がちらっと姿を現してきたので、今後もこのシリーズは続くようです。すごく楽しみです!
読了日:6月30日 著者:宮部みゆき
宇宙兄弟(21)限定版 (プレミアムKC)宇宙兄弟(21)限定版 (プレミアムKC)
読了日:6月22日 著者:小山宙哉
コンパニオンバード No.19: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)コンパニオンバード No.19: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)
読了日:6月20日 著者:
七つの大罪(3) (少年マガジンコミックス)七つの大罪(3) (少年マガジンコミックス)
読了日:6月19日 著者:鈴木央
ノラガミ(7) (月刊マガジンコミックス)ノラガミ(7) (月刊マガジンコミックス)感想
祝・アニメ化ww
読了日:6月19日 著者:あだちとか
ちはやふる(21) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(21) (Be・Loveコミックス)
読了日:6月15日 著者:末次由紀
星間商事株式会社社史編纂室星間商事株式会社社史編纂室
読了日:6月11日 著者:三浦しをん
岩合光昭と動物園・水族館を歩く岩合光昭と動物園・水族館を歩く
読了日:6月9日 著者:岩合光昭
必ず知っておきたいインコのきもち―幸せな関係を築くために (コツがわかる本)必ず知っておきたいインコのきもち―幸せな関係を築くために (コツがわかる本)感想
オールカラーで写真がたくさん使ってあり、とても楽しい本でした。読み応えもあります。初めてインコさんと暮らす方にぴったりですね。と、いうか、うちのインコさんが(小さい小さい写真で^^;)載っているのでそれだけで幸せでした!
読了日:6月9日 著者:松本壯志
悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版 (プレミアムKC)悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版 (プレミアムKC)
読了日:6月8日 著者:いなだ詩穂
テガミバチ 16 (ジャンプコミックス)テガミバチ 16 (ジャンプコミックス)
読了日:6月8日 著者:浅田弘幸
漫画・日本霊異記 (メディアファクトリー新書)漫画・日本霊異記 (メディアファクトリー新書)
読了日:6月7日 著者:ichida
BLEACH―ブリーチ― 59 (ジャンプコミックス)BLEACH―ブリーチ― 59 (ジャンプコミックス)
読了日:6月4日 著者:久保帯人
0能者ミナト〈2〉 (メディアワークス文庫)0能者ミナト〈2〉 (メディアワークス文庫)
読了日:5月23日 著者:葉山透
マギ 17 (少年サンデーコミックス)マギ 17 (少年サンデーコミックス)
読了日:5月18日 著者:大高忍
マリアビートルマリアビートル
読了日:5月17日 著者:伊坂幸太郎
魔法使いのハーブティー (メディアワークス文庫)魔法使いのハーブティー (メディアワークス文庫)
読了日:5月16日 著者:有間カオル
0能者ミナト (メディアワークス文庫)0能者ミナト (メディアワークス文庫)
読了日:5月13日 著者:葉山透
なにかのご縁―ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る (メディアワークス文庫)なにかのご縁―ゆかりくん、白いうさぎと縁を見る (メディアワークス文庫)
読了日:5月13日 著者:野崎まど
神様のカルテ2 (小学館文庫)神様のカルテ2 (小学館文庫)
読了日:5月10日 著者:夏川草介
([か]8-1)北里大学獣医学部 犬部! (ポプラ文庫)([か]8-1)北里大学獣医学部 犬部! (ポプラ文庫)感想
動物愛護については色々な主義主張があって、答えはきっとないんだと思います。ただ、著者があとがきで書いているように家族として動物を迎えたなら天国に旅立ってゆくその瞬間まで一緒にいてあげる事。そして迷子にさせない事(災害時の備えも)。それがなによりも大切なんだと思いました。それだけで奪われる命がどんなに減るのか、とても考えされられました。いつか世の中から動物の殺処分がなくなりますように。そして、動物を物ではなく命として法律が認めてくれる日が訪れますように・・・。
読了日:5月8日 著者:片野ゆか
竜宮ホテル (徳間文庫)竜宮ホテル (徳間文庫)
読了日:5月7日 著者:村山早紀
月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ! (コバルト文庫)月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ! (コバルト文庫)感想
学生時代、夢中になって読んでいた氷室冴子さんの本が刊行されていたと知り、急いでお取り寄せ。しかも「クララ白書」の番外編まで!「ざ・ちぇんじ」は当時読んでいましたが、今でも十分楽しめましたし、「月の輝く夜に」は大人の読み物として十分読みごたえがありました。「少女小説家を殺せ!」は「少女小説家は死なない!」を読んでいたら火村センセと米子さんとの再会に感激すると思います。もっと氷室さんの小説が読みたかったなぁ。読み返したいけどコバルト文庫ほぼ絶版なのですね~本当に残念(;;)
読了日:5月5日 著者:氷室冴子
ネネコさんの動物写真館 (新潮文庫)ネネコさんの動物写真館 (新潮文庫)
読了日:5月2日 著者:角野栄子
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
読了日:5月1日 著者:三上延
Team・HKTeam・HK
読了日:4月29日 著者:あさのあつこ
七つの大罪(2) (少年マガジンコミックス)七つの大罪(2) (少年マガジンコミックス)
読了日:4月27日 著者:鈴木央
ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~ (メディアワークス文庫)
読了日:4月27日 著者:三上延
ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
読了日:4月25日 著者:三上延
七つの大罪(1) (少年マガジンコミックス)七つの大罪(1) (少年マガジンコミックス)
読了日:4月24日 著者:鈴木央
うちのインコ: インコあるあるフォトエッセイうちのインコ: インコあるあるフォトエッセイ
読了日:4月24日 著者:
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
読了日:4月23日 著者:三上延
夜の底は柔らかな幻 下夜の底は柔らかな幻 下
読了日:4月22日 著者:恩田陸
RDG5 レッドデータガール  学園の一番長い日 (角川文庫)RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日 (角川文庫)
読了日:4月21日 著者:荻原規子
RDG4 レッドデータガール    世界遺産の少女 (角川文庫)RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (角川文庫)
読了日:4月20日 著者:荻原規子
RDG3 レッドデータガール  夏休みの過ごしかた (角川文庫)RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (角川文庫)
読了日:4月19日 著者:荻原規子
RDG2 レッドデータガール  はじめてのお化粧 (角川文庫)RDG2 レッドデータガール はじめてのお化粧 (角川文庫)
読了日:4月18日 著者:荻原規子
つばさのおくりもの (一般書)つばさのおくりもの (一般書)感想
「リボン」に登場するリボンちゃんの語る物語です。オカメさんのあんよは対趾足・・・内容がとても素敵なだけにイラストが間違っているのはとっても残念・・・。
読了日:4月15日 著者:小川糸
リボン (一般書)リボン (一般書)感想
オカメインコのリボンちゃんが繋ぐ物語。小川糸さんは埼玉県にある鳥の保護施設にも取材に行かれたそうで、鳥の事をとてもくわしく丁寧に描いていらっしゃると思います(それだけにイラストのオカメインコさんの足が違うのが痛い・・・)。リボンちゃんはもちろん、物語に登場する人々の幸せを願わずにはいられませんでした。そして、私もインコさんと暮らしているので万が一がないように気を引き締めたいと思いました。
読了日:4月15日 著者:小川糸
夜の底は柔らかな幻 上夜の底は柔らかな幻 上
読了日:4月14日 著者:恩田陸
世界の美しい鳥世界の美しい鳥感想
カバーの小鳥に一目惚れして、レジに連れていってしまいました(笑)。本当に鳥たちの色のバリエーションの豊かさには驚くばかりです。パステルカラーに蛍光色、かと思えば黒一色だったり…。何度みても飽きません。
読了日:4月12日 著者:
重版出来! 1 (ビッグコミックス)重版出来! 1 (ビッグコミックス)
読了日:4月12日 著者:松田奈緒子
県庁おもてなし課 (角川文庫)県庁おもてなし課 (角川文庫)
読了日:4月11日 著者:有川浩
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)
読了日:4月8日 著者:森見登美彦
もの思う鳥たち―鳥類の知られざる人間性 (いのちと環境ライブラリー)もの思う鳥たち―鳥類の知られざる人間性 (いのちと環境ライブラリー)
読了日:4月5日 著者:セオドア・ゼノフォンバーバー
海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)海街diary(うみまちダイアリー)5 群青 (flowers コミックス)
読了日:4月3日 著者:吉田秋生
海街diary 4 帰れない ふたり(flowers コミックス)海街diary 4 帰れない ふたり(flowers コミックス)
読了日:4月3日 著者:吉田秋生
世界で最も美しい書店世界で最も美しい書店
読了日:4月2日 著者:清水玲奈
雪猫雪猫感想
真っ白いネコ、タマオくんの一人称で語られる物語です。あのサビ猫ちゃんも登場します。猫ちゃんに限りませんが、あの子達はなんて一途なんだろう・・・と切なくもなり、暖かくもなり。もちろんこのお話はファンタジーですけど、夜空を見上げたら猫が飛んでるかもしれないなぁ、なんて思ってしまいました。
読了日:3月29日 著者:大山淳子
海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)
読了日:3月27日 著者:吉田秋生
海街diary 2 真昼の月 (フラワーコミックス)海街diary 2 真昼の月 (フラワーコミックス)
読了日:3月27日 著者:吉田秋生
海街diary 1 蝉時雨のやむ頃海街diary 1 蝉時雨のやむ頃
読了日:3月27日 著者:吉田秋生
とりぱん(14) (ワイドKCモーニング)とりぱん(14) (ワイドKCモーニング)
読了日:3月24日 著者:とりのなん子
植物図鑑 (幻冬舎文庫)植物図鑑 (幻冬舎文庫)感想
「甘い、甘すぎる・・・けど、私も拾ってみたい、こんな男子なら~」と「お腹がすいたー」という気持ちが交互に波のように押し寄せてきました(笑)。小さい頃に食べたノビルが出てきてすごく懐かしくなりました。あの頃はまったく美味しいと思えなかったんですが、大人になった今なら美味しいって感じられるんですかね?
読了日:3月23日 著者:有川浩
ガソリン生活ガソリン生活感想
すごくかわいいお話でした(良く考えてみたら起きた事件はかわいくないけど)。車たちが愛おしくて、私に運転を教えてくれた赤いシビックを思い出してしんみりしました。登場人物(車)達の軽妙な会話も健在。最後まで楽しくほっこり読みました。ワイパー動いちゃう♪
読了日:3月22日 著者:伊坂幸太郎
かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (角川文庫)感想
万城目作品の中でナンバーワンです!とても優しく懐かしく感じました。
読了日:3月21日 著者:万城目学
てふてふ荘へようこそ (角川文庫)てふてふ荘へようこそ (角川文庫)
読了日:3月19日 著者:乾ルカ
ちはやふる(20) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(20) (Be・Loveコミックス)
読了日:3月16日 著者:末次由紀
幻想郵便局 (講談社文庫)幻想郵便局 (講談社文庫)
読了日:3月14日 著者:堀川アサコ
猫弁と透明人間猫弁と透明人間
読了日:3月12日 著者:大山淳子
桜ほうさら桜ほうさら
読了日:3月10日 著者:宮部みゆき
パラダイス パイレーツ 2 (花とゆめCOMICS)パラダイス パイレーツ 2 (花とゆめCOMICS)
読了日:3月7日 著者:山口美由紀
家庭教師ヒットマンREBORN! 42 (ジャンプコミックス)家庭教師ヒットマンREBORN! 42 (ジャンプコミックス)
読了日:3月5日 著者:天野明
BLEACH―ブリーチ― 58 (ジャンプコミックス)BLEACH―ブリーチ― 58 (ジャンプコミックス)
読了日:3月5日 著者:久保帯人
『般若心経』 2013年1月 (100分 de 名著)『般若心経』 2013年1月 (100分 de 名著)
読了日:3月3日 著者:
ノラガミ(6) (月刊マガジンコミックス)ノラガミ(6) (月刊マガジンコミックス)
読了日:3月2日 著者:あだちとか
ノラガミ(5) (月刊マガジンコミックス)ノラガミ(5) (月刊マガジンコミックス)
読了日:3月2日 著者:あだちとか
ノラガミ(4) (月刊マガジンコミックス)ノラガミ(4) (月刊マガジンコミックス)
読了日:3月2日 著者:あだちとか
ノラガミ(3) (月刊マガジンコミックス)ノラガミ(3) (月刊マガジンコミックス)
読了日:3月2日 著者:あだちとか
ノラガミ(2) (月刊マガジンコミックス)ノラガミ(2) (月刊マガジンコミックス)
読了日:3月2日 著者:あだちとか
ノラガミ(1) (月刊マガジンコミックス)ノラガミ(1) (月刊マガジンコミックス)
読了日:3月2日 著者:あだちとか
ナミヤ雑貨店の奇蹟ナミヤ雑貨店の奇蹟
読了日:3月1日 著者:東野圭吾
晴天の迷いクジラ晴天の迷いクジラ感想
窪美澄さん初読です。川の流れのないところに入り込んでしまった水が行き場を失って溜まって澱んでしまっているような前半。読むのが辛くて遅々として進みませんでした。でも溜まりに溜まって決壊してしまうと後は壮快であっという間に読了しました!ただ、元の流れに戻っただけで戻っていく現実はなにも変わっていないんだな、と思わせるラストが切なかったです。
読了日:2月25日 著者:窪美澄
宇宙兄弟 20 (プレミアムKC)宇宙兄弟 20 (プレミアムKC)
読了日:2月24日 著者:小山宙哉
書店員あるある書店員あるある
読了日:2月22日 著者:書店員あるある研究会
マギ 16 (少年サンデーコミックス)マギ 16 (少年サンデーコミックス)
読了日:2月21日 著者:大高忍
マメシバ一郎 オフィシャルフォトブックマメシバ一郎 オフィシャルフォトブック
読了日:2月21日 著者:関由香
猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷
読了日:2月18日 著者:小路幸也
ヒア・カムズ・ザ・サンヒア・カムズ・ザ・サン
読了日:2月17日 著者:有川浩
まる文庫 (講談社文庫)まる文庫 (講談社文庫)
読了日:2月15日 著者:有限会社養老研究所
ネコに金星―ニッポンの猫写真集ネコに金星―ニッポンの猫写真集
読了日:2月15日 著者:岩合光昭
夢違夢違感想
読了しても謎が謎のまま・・・でも全てに回答を与えてしまったらきっと面白くなくなってしまうんだろうなぁ。すごくドキドキしながら読み進めるんですけどラストは何事もなかったように日常に戻っていく感じ。でも日常に紛れ込んでいるだけで事象は変わらずにそこにあります。本当に怖い事は日常とそんなに遠くないところにあるのかもしれません。「月の裏側」にも似てるかな?
読了日:2月14日 著者:恩田陸
とりぱん(13) (ワイドKCモーニング)とりぱん(13) (ワイドKCモーニング)
読了日:2月7日 著者:とりのなん子
黒子のバスケ 21 (ジャンプコミックス)黒子のバスケ 21 (ジャンプコミックス)
読了日:2月6日 著者:藤巻忠俊
残り全部バケーション残り全部バケーション感想
私の好みの伊坂さんが帰ってキターーっ!という感じでした。会話部分が本当に良いです。
読了日:2月6日 著者:伊坂幸太郎
京都・社寺参拝入門 (らくたび文庫 No. 7)京都・社寺参拝入門 (らくたび文庫 No. 7)
読了日:2月4日 著者:
よろず占い処 陰陽屋へようこそ (ポプラ文庫ピュアフル)よろず占い処 陰陽屋へようこそ (ポプラ文庫ピュアフル)
読了日:1月31日 著者:天野頌子
神去なあなあ夜話神去なあなあ夜話
読了日:1月28日 著者:三浦しをん
伊勢神宮 きちんとおまいり (たびカル)伊勢神宮 きちんとおまいり (たびカル)
読了日:1月25日 著者:
神去なあなあ日常 (徳間文庫)神去なあなあ日常 (徳間文庫)
読了日:1月23日 著者:三浦しをん
一鬼夜行 枯れずの鬼灯 (ポプラ文庫ピュアフル)一鬼夜行 枯れずの鬼灯 (ポプラ文庫ピュアフル)
読了日:1月18日 著者:小松エメル
風光る 33 (フラワーコミックス)風光る 33 (フラワーコミックス)
読了日:1月16日 著者:渡辺多恵子
小説・夏目友人帳 (花とゆめCOMICS)小説・夏目友人帳 (花とゆめCOMICS)
読了日:1月14日 著者:村井さだゆき
私の家では何も起こらない (幽BOOKS)私の家では何も起こらない (幽BOOKS)感想
連作短編集です。丘の上に建つ1件の家にまつわるお話。怪談なんですけど怖い話が苦手な私でもさらさら読めました。直接的な怖さというよりはふと思い出した時に「あれ?よく考えたら変じゃない?」という曖昧な恐怖でした。
読了日:1月11日 著者:恩田陸
みんなのふこう〜葉崎は今夜も眠れない (ポプラ文庫ピュアフル)みんなのふこう〜葉崎は今夜も眠れない (ポプラ文庫ピュアフル)感想
久々の若竹さんです!事件?の中心人物であるところのココロちゃんのふこうを周りの人たちが語っていく、というストーリーでした。ココロちゃんの周りに集う人々の善意と悪意の物語です。作中の人物たちのように私もココロちゃんのその後が知りたくて一気に読んでしまいました。葉崎のお話を読んでいる方は思わずニヤっとしてしまうであろう登場人物が出てきたりして違う意味でも楽しめると思います。それにしても・・・ココロちゃん最強。
読了日:1月9日 著者:若竹七海
コンビニたそがれ堂 空の童話 (ポプラ文庫ピュアフル)コンビニたそがれ堂 空の童話 (ポプラ文庫ピュアフル)感想
物語を生み出した作家さん、編集さん、本として製作した版元さん、販売した取次さん、書店さんはもちろん、もしかしたら面白いよと薦めてくれた友人・知人がいたかもしれないですし、読メで偶然見かけた感想がステキだったからかもしれません。とにかく「本」はとてもたくさんの人たちと長い時間をかけて私の元にたどり着くんですね。「本が大好きで本当に良かったなぁ」としみじみ思いました。小さい頃に大好きだったあの本が無くなってしまっていても心の一部になっているんですね。きっとこの「たそがれ堂」シリーズもそんな本になると思います。
読了日:1月6日 著者:村山早紀
夏目友人帳 15 (花とゆめCOMICS)夏目友人帳 15 (花とゆめCOMICS)
読了日:1月5日 著者:緑川ゆき
青の祓魔師 10 (ジャンプコミックス)青の祓魔師 10 (ジャンプコミックス)
読了日:1月4日 著者:加藤和恵

読書メーター

◆第【一】章 1981夏(1)~(4)◆ with【合唱曲】わが里程標・かどで・大地讃頌

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禅セラピー:仏教から心理療法への道

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『禅セラピー:仏教から心理療法への道』
デイビッド・ブレイジャー(アミダ・トラスト)
コスモスライブラリー(2004)
原題:Zen Therapy 1995 得ることは迷いです。手放すことは悟りです。 精神を制御する最善の方法は身体を制御すること 大悲とは、植物や自然界の事象を含む、 生きとし生ける物が 必要とするものと一体となるという意味です。 仏教徒の経済学者、シューマッハー博士 もし仏教が現代に心理療法として紹介されるならば、仏陀のメッセージは正確に理解されると言えよう。Punnaji。プンナジ比丘 I would say that if Buddhism is introduced into the modern world as a psychotherapy, the message of the Buddha will be correctly understood. 覚者は、世界をあるがままに知覚する人です。 A buddha is one who perceives the world just as it is. 身体が完全に制止すれば精神は静まります。 When the body is perfectly still, the mind quietens down. セラピーの目的は、仏教の観点からすれば、精神が条件づけられた状態を脱することができるよう援助し、精神を解放することです。 The aim of therapy, from a Buddhist perspective, is to liberate the mind by enabling it to let go of the conditioned states. 解放された精神状態は涅槃と呼ばれます。条件づけられた状態は輪廻と呼ばれます。 The liberated state of mind is called nirvana. The conditioned state is called samsara. 己のためにできる最善のことは、他者への愛を発見すること。 The best thing I can do for myself is to discover my love for others. 自分の弟子に礼拝できない師は仏陀に礼拝できない。鈴木 A master who cannot bow to his disciple cannot bow to Buddha. 悟りとは、通常それを求めることで得られるものではありません。 Enlightenment is not generally obtained by seeking it 悟りとは、現実が私たちに与えてくれる、すべきことを為すことによって得られる副産物です。 Enlightenment is a by-product of doing what reality gives us to do. (般若は)語源的には、私たちの「診断」という言葉に近いです。 (prajna) Etymologically this word is quite close to our own word "diagnosis". 道元の四つの智慧。布施、愛語、利行、同時 four wisdoms: generosity, loving words, goodwill and identifying ourselves with others. 公案とは、何か問題に取り組むということです。 The koan is something to work on. ・今日の一言(本文より) Zazen is like allowing a glass of muddy water to clear. The water will clear by itself if we stop agitating it for a while. 坐禅は、一杯の濁った水を澄ませることに似ています。私たちがかき混ぜることをやめたなら、水はひとりでに澄んでいくでしょう。 좌선은 한잔의 흐려진 물을 맑게 하는 일과 비슷합니다. 우리가 휘젓는 일을 그만두면 물은 저절로 맑아질 것입니다. 坐禅就像澄清一杯浊水一样。要是我们停止搅合,水自然地会澄清。

「スーパー!」「ドラフィル!(2)(3)」「神の起源(上)(下)」「1995年」=読み終わった本(2013.12)

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読み終わった本、2013年12月分です。 ▼読み終わった本
*「スーパー!」
渡部千春・著、飛鳥新社
スーパー!

スーパー!

  • 作者: 渡部千春
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2013/11/22
  • メディア: 単行本
世界各国のスーパーに並ぶ商品のパッケージや棚の様子を写真で紹介する本。 お国柄が出ていて、面白くよみました。 日本国内の「県民」についての番組でも、「へえ、この県ではこんな食べ物があるんだ」とか「こんな商品がたくさん売ってるんだ」と驚くときがありますが、それをワールドワイド(笑)にした感じ。 途中から印刷がモノクロになるのがちょっと残念でした。 私も海外に行って時間があったらスーパーに行くので、今度からもっと面白がって見ようと思います。 ▼読み終わった本
*「ドラフィル!〈2〉竜ケ坂商店街オーケストラの革命」
*「ドラフィル!〈3〉竜ヶ坂商店街オーケストラの凱旋」
美奈川護・著、メディアワークス文庫
ドラフィル!〈2〉竜ケ坂商店街オーケストラの革命

ドラフィル!〈2〉竜ケ坂商店街オーケストラの革命

  • 作者: 美奈川 護
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: 文庫
ドラフィル!〈3〉竜ヶ坂商店街オーケストラの凱旋

ドラフィル!〈3〉竜ヶ坂商店街オーケストラの凱旋

  • 作者: 美奈川 護
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2013/03/23
  • メディア: 文庫
1巻に続き一気に読みました。 まあ人間関係や楽器についての「謎」がだんだん解き明かされて行きいますが、やっぱり設定にいろいろと無理があるような気がしました。 まあライトノベルですから細かいことは気にしなくてもいいと思いました。 ▼読み終わった本
*「神の起源(上)」
*「神の起源(下)」
J・T・ブラナン著、棚橋志行・訳、ソフトバンク文庫
神の起源(上)

神の起源(上)

  • 作者: J・T・ブラナン
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2013/07/19
  • メディア: 文庫
神の起源(下)

神の起源(下)

  • 作者: J・T・ブラナン
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2013/07/19
  • メディア: 文庫
イギリスの軍歴のある作家、ブラナンのデビュー作だというSF・サスペンス小説。
ダン・ブラウンあたりの路線を狙っているんでしょうか?
帯の宣伝文句は「ダン・ブラウン×Xファイル」と謳ってます。
若干先が読めてしまう感じがあるのですが、まあまあ面白く読みました。

▼読み終わった本
*「指揮者の知恵」
藤野栄介・著、学研新書
指揮者の知恵

指揮者の知恵

  • 作者: 藤野栄介
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2010/09/22
  • メディア: 新書
いろいろ考えさせられることが書いてありました。
例えば…<以下引用>
なぜ同じオーケストラなのに、指揮者によって出てくる音楽が違うのでしょうか?
この違いをあえて言葉にするならば、
(1)基礎的能力や指揮法などのアンサンブルを合わせる能力
(2)楽曲を読み取る力(スコアリーディング力)
(3)オーケストラをエンロールする(巻き込む)力
(4)何が何でも目指すレベルに導いて行くという意志の強さ・実行力<引用終わり>
なんてあたりはじめ、勉強になることがたくさん。
オーケストラをやる人は必読だと思います。

▼読み終わった本
*「1995年」
速水健朗・著、ちくま新書
1995年

1995年

  • 作者: 速水 健朗
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2013/11/07
  • メディア: 新書
1995年という年にスポットを当て、どんな出来事があって、歴史というか現代の社会においてどんな意味があったのかを問うた本。
この年、阪神・淡路大震災と地下鉄サリン事件というおおきな災害・事件があったのは言うまでもありません。
さらには、インターネットが日本で(世界で?)本格的に普及し始め、ウィンドウズ95の売り出しが社会現象になった年でもあります。
そして、少年ジャンプが史上最高の発行部数を記録しているとのことで、バブルが崩壊してはいたものの、非ネットのいろんな文化が最高潮を迎えていた時期らしいことが分かりました。
そういえば、以前「昭和33年」や、「1989年」という本も読んだんですけどね…。
「歴史の節目になる年」ってあるんでしょうね。

▼読み終わった本
*「クラシック音楽は『ミステリー』である」
吉松隆・著、講談社+α新書
クラシック音楽は「ミステリー」である

クラシック音楽は「ミステリー」である

  • 作者: 吉松 隆
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/12/22
  • メディア: 単行本
作曲家、吉松隆氏による、クラシック音楽の裏に隠されたメッセージの謎などに迫る本。
ショスタコーヴィチについての「二重人格のファウスト」との章や、モーツァルト「ドン・ジョバンニ殺人事件」、プッチーニ「トゥーランドットの謎」など、とても勉強になりました。
去年2月にショスタコーヴィチの交響曲10番を演奏したのですが、その前に読んでおくべきだったかも。

▼読み終わった本
*「オーケストラ」
アラン・ルヴィエ著、山本省&小松敬明・訳、文庫クセジュ
オーケストラ

オーケストラ

  • 作者: 山本 省
  • 出版社/メーカー: 白水社
  • 発売日: 1990/04
  • メディア: 単行本
元パリ音楽院の院長、ルヴィエ氏の手になるオーケストラ・管弦楽法に関する本。
当然ながらドイツだけでなく、フランスやその他の国の作曲家についても詳しく紹介しています。
ただ、20世紀(後半)のロシアやアメリカの作曲家について触れていないのがちょっと残念なところ…。

ネクストライフ 2 購入特典イラストシート

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1/2 2014初日のFXは3万以上とかなりいい儲けが出せたのですが 儲けが出せたのをいいことに104台のショートをポジションをいくつか損切り そのため1日の儲けは¥12194へ減ってしまいましたがまあ1日¥5000の目標はクリアしてるので問題なし
n2260.JPG
ヒーロー文庫 ネクストライフ 2巻の購入特典イラストシート イラスト担当は鵜飼沙樹氏 ネクストライフ 2 (ヒーロー文庫)

ちょっと長くかかると思うけど、いつかまた。。。たぶん(汗)

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みなさま。。。 あけましておめでとうございます。 いろいろ思うところがあって しばらくこのブログをお休みさせていただく事にしました。 といっても。。。 すでに休んでいる状態ですが(汗) いつか、戻る日のために この場所は、このままにしておくことにします。 みなさまのご活躍や作品は しっかりと拝読させていただいておりまして 感激したり 感動したり 感心したり いつも、勉強させていただいてます。 それに引き替え。。。私の情けないことと言ったら ぁゎゎ・゚・(;´゚д゚)ゞ・゚・ぁゎゎ・・ このところ。。。 書くことがだんだん 楽しくなくなってきて 書けないことが 重たくて 素人なんだから 楽しめばいい。。。 ずっとそう思ってやってきましたが いつのまにか 書くことを楽しんでない自分がそこにいました。 それに気づいたので しばらく、徹底的に休んでみようと決心しました。 今まで、本当にありがとうございました。 我儘で申し訳ありません。 風が変わって ここにまた、たどり着くことを信じて さよならの代わりにこんな言葉で ひとまず、この場所でのケジメをつけようかと思います。 みなさま。。。 また、必ずお会いしましょう。。。     風まかせ過ぎる。。。春待ち りこより

☆人生相談2

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コント「人生相談」 その2 (1) 元川 芹香 次の相談者は24歳の〇男君。アニメ 『ちびまるこ』 に登場する学級委員長のように、あの地震の時も教科書を離さなかった。 この彼に、一度飴をあげて以来 「アメ、アメ」 と手を出して擦り寄ってくる。「ずっと勉強しているでしょう?たまには息抜きしないと」 と仕方なしに必需品のアメチャンを渡す。 「ROMとRAMの違い分かりましたか?」 「なんだっけ?居眠りしちゃってたからわからないわ」 「だめじゃないですか。それはですね……」 またも、貴重なトイレ休憩が潰された。〇男君は毎回授業が終わる度、講師に質問する。初めのうちは快く答えていた講師も、余りのしつこさに授業が終わると逃げるように教室を出る。 検定のため、誰よりも朝一番に登校し勉強しているはずなのに、なかなか成果がでない。我が息子を見ている様でつい 「がんばってね。きっと自分のものになる日がくるから」 と励ます。 「どうしたら、合格するですか?今まで勉強しなかったからツケがまわってきたんですかね~」 「ツケじゃなくて、今が勉強する時だと考えればいいんじゃないの?」 「なるほど。暗記するには書くのが一番だって言うから、ほらっ」 と真っ黒に書き潰されたノートを見せる。「すごいわね。家でもこんなに勉強しているの?」 「そりゃそうです。職歴ないから切り札っての手に入れないと。他にいい方法はないですか?」 「息子は予備校で音読ばかりしているって。聴覚からの情報は視覚よりも記憶に残りやすいみたい。 (つづく).

関節運動等の呼称について 1

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 合気道の事に関して前に記述したものとの関連から、大まかな関節等の運動学的な語句の解説の意味でこの一文を設けます。「股関節の伸展」とか「肩の内転」とか云う語句に対して、それがどのような運動を意味するのかよく判らないと云う指摘があったためであります。合気道の動きに主要となる関節及び身体部位の運動形態を指示する用語であります。  先ず「正中線」でありますが、これは人体を正面から見て二次元で左右に等分割する線であります。また人体を横から見てこれを前後に二分割する線は「前額線」であります。当然人体を三次元の立体で捉えれば「正中面」「前額面」となります。  また直立姿勢で「正中線」は「体軸」及び「重心軸」と重なりますが、「前額線」は必ずしも「重心軸」とは重なりません。ここで云う「体軸」とは動き或いは様々な姿勢の中で人体を前後左右に等分する線で、「重心軸」とは人体の重心の乗っている線であります。  人体はやや前重心に在るので、頭頂部やや後ろから発した「重心軸」は足首やや前で、地表に対して垂直に落ちます。人は自然状態では少し前傾して立っていると云う事であります。一方「体軸」の方は地軸に対して有角度であっても構わないと云う事であります。また「重心軸」上の仙骨三番辺の高さに重力の中心があります。これが「重心点」であります。「臍下丹田」と云われている部位は、要はこの「重心点」なのでありましょう。  頸の運動では、俯くように頸を垂れるのが「前屈」或いは「屈曲」、上を向くように動かすのが「後屈」或いは「伸展」であります。頸を左右に回し捻る運動は「回旋」で、右を向くのは「右回旋」で、左を向くのが「左回旋」となります。また頸を傾げるように横に倒す動きは「側屈」で、右に頭を倒すのが「右側屈」、左に倒せば「左側屈」であります。  腰に関しては、お辞儀するように上体を前に倒す動きが「前屈」或いは「屈曲」で、上体を後ろに反らすような動きが「後屈」或いは「伸展」となります。腰部を軸に上体を左右に回し捻る動きが「回旋」であり、右方に回すのは「右回旋」、左方に回すのは「左回旋」となります。また上体を左右に倒す動きは「側屈」と云い、右方に倒せば「右側屈」、左方に倒せば「左側屈」であります。また腰の動きとは云っても、それは骨運動としては腰椎、仙骨、腸骨、場合に依っては大腿骨や肋骨等の運動が微妙に連動する動きであります。  肩甲骨の動きとしては、腕を前に突き出して伸びをするような、左右肩甲骨間を開くような動きが「屈曲」又は「外転」、胸を張るように両肩甲骨を寄せるような動きが「伸展」又は「内転」、首を竦める時のように肩を持ち上げる動きが「挙上」、肩を下げる動きが「引き下げ」、腕を横から上に挙げるような時に同調して回る動きが「上方回旋」、持ち上げた腕を横から下げるような時に同調して回るような動きが「下方回旋」であります。しかし肩甲骨の場合動きの連動性が高く、「挙上」する時に同時に「上方回旋」も行われ、「引き下げ」の時に「下方回旋」が同時に引き起こされます。また肩甲骨は肋骨の上に、靭帯に依って貼りついているようなもので、動きの大きさはないにしろ自由度は高いと云えます。 (続)

第二章 発展  ~ そのいち ~

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「おはよう。」 「紗己子さん、この前はありがとうね。」 「楽しかったねー。」 「あの後、大変だったでしょう?」    翌日、仕事に行くと、いつもと変わらない穏やかな職場の雰囲気がそこにあった。  私はほっとして、 「楽しかったねー。大丈夫だったよ、意外とすぐ綺麗に片付いたよ。」  と余裕風で答えた。 無心で掃除したからな…。 その日は、午前は資料のコピーをしたり、午後は、個室でバイトたちが集まって模型を作ったりしていた。  ちょっと、手が空いた所で、今井さんに呼ばれた。 「市川さん。ここにある資料、資料室の本棚に戻すから手伝ってくれる?」 「わかりました。」  二人で、山盛りの本を資料室へ運んでいる時だった。 「この前、ごめんね、みんなで押しかけて。あのあと大変だったでしょう。」 「いえいえ…大丈夫でしたよ。でも、びっくりしましたよー。いっぱい来て。」 「だよねー。皆悪乗りがひどくて。ごめんねー。」  はははーとお互い笑った。  お互い、大人な対応である。 「実はね、ちょっと頼みごとがあって…。」 「え?」 「あの、すごい本棚…君の持ち物じゃ無いと思うんだけど、その中に資料になりそうな、珍しい本があって…。」  ああ…。そう言えば今井さん、あの喧騒の中でも、飲みながら静かに本棚の方ばかり見ていたなあ…。 「はい…。」 「貸してもらう事って出来るかな?」 「あー…。」  私の眉が少し悩んだ。 目をいつもよりキラキラさせて今井さんがお願いしている。 しかし…私の持ち物じゃ無いし…。 と、迷っている私に、追加。 「家の主って、いつ帰ってくるの?」 「…それが…わからなくて…。とりあえず、三か月分は家賃払っているので、その間は、帰って来ないと思うのですが…。」  この先輩が、こんな図々しい頼みごとするなんて、よっぽど珍しい本だったのかな…。 「三日間でいいんだ!綺麗に返すから!今日借りに、家に寄ってもいい?」  うーん…と、渋っていたが、 「お願い!」  という一押しに、「はぁ…。」と、しぶしぶ承諾してしまった。  あの家に住んでからの、私の利用されっぷりがひどいなぁ…。出来るだけ早くあの家は出よう。 と、心に思うのであった。  私の退社時刻は午後5時。今井さんは、午後7時ごろになる。 というので、先に家に帰って来ていた。 夕食も済ませ、余計な私物を片づけながら、先輩が本を取りに来るのを待っていた。 ―ピンホーン  来た。 「はいー。」  訪ねてくる人は分かっているので、迷わずドアを開けた。 「あ」  ドアを開けて、思わず凄く低い声が出てしまったので、慌てて口を手で塞いだ。 「こんばんは。ああ、一緒に行きたいって言うから、連れてきちゃった。ごめんね。」 「どうも。」  そこには、にこっと笑った近藤さんがいた。  今井さん…人はいいのに…人が良すぎるよ…。何でいつも近藤さんの言う事聞くんだか…。 「あはっ。」  先日の事は、無かったことにする。 と、言う事で、過剰に拒否する事もできず、寛大な心で了承しようと、苦笑いするしか出来なかった。  まあ、二人居れば、変なことはされないか。 歳を取っても、女性なら貞操の危機は守らねば。  今井さんが、ガラス窓と反対側に設置されている、壁全体が本棚になっている所を眺めている間、近藤さんは、中央のソファーに当たり前の様に座った。 「夕食はまだですか?」 「途中済ませて来たよ。」 「…何か飲みます?」 「じゃあ…コーヒーある?」 「あ、はい、わかりました。」  はいはい、コーヒーね。 「今井さんは?」 「え?俺は大丈夫。」  そう?  台所に行って、お客様用のコーヒーを用意した。いらないって事は、すぐ帰ってくれるって事だよね。 とりあえず、1人分だけ用意し、近藤さんへコーヒーを出した。 「あ、ありがとう。」  近藤さんは、深く座っていた身体を起こして、すぐそれに口を付けた。  コーヒーを持ちながら、今井さんの方を向いた。 「あった?」 「見つけた。あ…これも気になるんだよなぁ…。」 「おいおい、幾つ持っていく気だよ。」 「はは。」  などと、話している。  今井さんは、目的の本を手にして、一度中身をパラパラ開いた。 「うん、これ。悪いね。市川さん、借りていくよ。」 「あ、はい。」 「じゃ、僕はこれで。」 「あ、はーい。」  良かった。すぐ終わった。  玄関の方へ進む今井さんを送ろうとしたら…ん?動かない人がいる…。  今井さんも、気づいて、振り返って声を掛けた。 「近藤は?」 「俺はもう少しいる。」  と、本棚を見ながら、コーヒーを軽くあげた。  え?  今井さんの方を見ると、 「そう。じゃあ、お先に。」  いや、「そう。」じゃなくて、ちょ…ちょっと待て! 「それじゃ、市川さん、ありがとうね。」  と、今井さんは、目的の本が手に入って、目をキラキラ輝かせ、颯爽と玄関から出ていき、帰ってしまった。 その、今井さんの背中を玄関で見送りながら、私はひたすら突っ込んでいた。 いや、今井!(もはや呼び捨て)、おかしいだろう。あいつも連れて帰れよ! 私も一緒に玄関に飛び出たい気分。 しかし、行くところが無い。 「…はあ。」  仕方ない。コーヒー飲み終われば、帰るだろう。  心を落ち着かせて居間の方に戻った。   近藤さんは、相変わらず悠長に、本棚を眺めていた。 「…それ飲んだら帰って下さいね。」  と、私が言うと、ちらっと、こっちを見て、「冷たいなあー」という困った表情をした。  何か…、前に一度来たからって、やけに、くつろいでいませんか? でも、今回はお客様待遇しませんからっ。  前回の事があるので、勿論、気を許していない私。  距離を取って、警戒していた。 「そんなに、怖い顔して見られると、こっちが緊張するな。」  はっ! 本棚を見てると思ってたが…睨んでいるのがばれてたか。  話を逸らそうと、自分も目線を本棚にやった。 「…近藤さんも、何か気になる本でもあるんですか?」 「まあね…。大体は読んだつもりだけど、こうして見ていると、まだ読んで無いのも、結構あるなあ…。」 読んだつもり? ふと、本棚を見上げた。 建築関係や洋書等が並んでいる。近藤さんは仕事の関係でこういった本を大体読んでいるのか。 「君は、この中の本見た?」 「…はあ…幾つか開いてみましたけど…。」 初めて手に取って見た時を思い出した。 「面白そうだと思ったんですけど、どれも難しい本ばかりで…結局、写真しか見ませんでした。」  と、苦笑いした。 「そうか。確かに。」  と笑った。  あら、可愛い顔もするでは無いか。  二人で本棚に向かっていたけど、しん…と静かになったので、つい、彼の方を見てしまった。  あちらも、こっちを見ていた。 「…」  やばい。 じっと見られると、間が持たなくなる。  体の向きもこちらに変えて、ゆっくり近寄ってくる。 「な、何ですか?」  一定の距離を保ちながら、私もゆっくりと下がった。 「いや、別に…。」 コーヒーを飲みながらも、ゆっくりだが、近寄って来た。 本棚の端に壺を置いた台がある。 いくら、広い部屋でも、後ろに下がって行くうちに、とうとうそれに当たって、それ以上、下がれなくなっていた。 …これ以上近寄られたら、どうしよう! 「え、あ、あの…」 と、視線を右往左往していたら、とうとう、目の前まで来て…! 「あ!」  彼が、その台の壺に手を掛けた。  ヴーン…  と、音を立てて、本棚が動いた。 「あー…。」  と、二人で動く本棚を見ていた。  本棚が開いて、その中に、キングサイズのベッドが置かれた隠し部屋が、丸見えになった。 「あ…やばい…。」  と、つい口走った。  不動産屋さんから、ここの部屋は、住人以外に知られちゃいけないと言われていたのだ。  あの壺は、隠し扉のスイッチになっていて、それを彼が動かしてしまったわけで…。  頭の中がぷちパニックになっていた。 「はー、凄いねえ。ここに、カップ置こうとしたんだけど。」  ふと、近藤さんの視線の先を追った。 目線の先が自分方を向いていた。その自分の手を見て、はっとした。  自分の物凄い警戒っぷり。  手をグーにして、ファイティングポーズを取っていた。思わず、手をパーに開いて、下に降ろした。 ヤダヤダ。「凄いねえ」って、私の事? 「怖いなあ…。」  と、近藤さんは、くすっと小馬鹿にしたように笑って、その部屋に入って行った。  は、恥ずかしい。意識し過ぎたてると、思われたかしら?

第二章 発展  ~ そのに ~

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「あの、勝手に入らないで下さい。不動産屋さんから、他人は入れるなと言われてるんです。」  と、言っても勿論無視。  部屋の中にどんどん入って、あちこち見回っている。  また、部屋の中を興味深く見まわしているのか? 「この部屋、使ってる?」 「ほとんどは…使って無いですけど…。」  と私が言うと、彼は窓枠の何かを見て「そうみたいだね。」と言った。  あれ、あそこ掃除して無かったか。 「ベッドあるけど、普段ここで寝てるの?」 「たまには。」 「え?」  と、何故か驚かれた。なんで? 「怖くないの?」  ちょっと、その反応に可笑しかった。  大の大人が「怖い」って。まあ、 「確かに…ちょっと、怖いかも…。天井高いし、広すぎて…。でも、この本棚をオープンにして、真っ暗にしたら、居間から夜景の明かりが入るから、それはそれで、そんなに怖くないですよ。」  と言った。  私は何の解説しているのだ? 「と、とにかく、あまりあちこち触らないで下さいね!くれぐれも、私の物では無いので、 主が別にいるので…。」  と、言っているそばから、ベッドに上り込んで横になった。 「だから!ここには入らないで下さい!」  と、私は横になっている近藤さんをベッドから引き揚げようと、腕を引っ張った。  いくらひっぱっても、うんともすんとも動かない。意外と重い!  私のその姿を楽しんでいるように見ている。  むうー!っと、睨み付けた。  けど、笑いながら、 「ああ、怖い。ほら、君も上がって。」  と、逆に手を引かれた。  ピンっとしていたシーツがぐしゃぐしゃーっとなって、私はベッドにひっぱり上げられた。 上げられても、私はめげずに、切々と説明していた。 「だから、ここには、別に主がいるので、私の物では無いんです。」 「うんうん」と、近藤さんは横になって片肘ついて、にこにこしながら私の説明を聞いている。  …このやろー! 「…本気で聞いてます?」  と、私は今にもキレそうだった。  でも、その姿に笑っている。声を出して笑ってはいないが、今にも笑い出しそう。 「大丈夫だよ。」 「はあ?」  こいつは何故そう言い切れるのだ? 「僕がその主だから。」  はあ?ふざけるな…はあ?

第二章 発展  ~ そのさん ~

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「実は、僕がその主だよ。だから、別に大丈夫だよ。」 と、言った。 「…っ」  私は、口をパクパクさせて、指を振りながら、空気を飲んだ。 「何をふざけてるんですか!冗談言っている場合じゃない!」 と、言いたかったけど、本当の主だったら? …と、思うと、それ以上失礼な発言も出来ない。 知らないのよ、私。 誰が主かなんて。  私は、始めはパクパクしながら、そのうち無言で、眉をしかめたり、目を丸くしてみたり、首をかしげて考え出した。 すごい表情を変化させ、思考を整理している私の姿を見て、近藤さんは、とうとう吹き出して爆笑し始めた。 …むうー… 一応遠慮したのか、爆笑を堪えようと、顔を伏せていたが、身体を揺らして笑っていた。  色々思い返すと、何となく納得かも…。 だから、最初から皆で押し掛けたり、部屋のあちこち見て行ったり、先輩に本を貸すのも一緒についてきたり、本は殆どが読んだことあるし、あげく、この部屋の開け方も知っていた訳で…! そして、我に返って近藤さんの方を見ると、 「ん?」  と、一通り笑い終え、涙目になりながら呑気にすかした顔をしていた。  むぅ…でも、一応確認… 「しょ、証拠は…?」  すると、うーん、と少し考えて言った。 「不動産屋に、持ち主の名前を確認してもらってもいいけど…  てっとり早く言うと、この部屋のそこの窓に、もう一つ隠し扉のスイッチがある。けど、君は気づいて無いようだったね。さっき見た時、埃まみれのままだった。中には僕の私物が入っているんだけど…開いて見てみる?」  これでいい?と言った余裕な感じ。 「け、結構です。」  と、何故か断ってしまった。  何だかそこをついた所で、勝敗は明らかなような気がして…。  私物がそんな中に隠れていたのか!  だから、生活感が全く見当たらなかったのか!  男か、女か、年寄か、若いのか、全く主の姿が想像できないはずである。 「もしかして、会社の人たちは、この家の主の事を知っていたんですか?」  もしかして、私だけが知らなかったのかな? 「みんなは知らないよ。知っているのは今井とか、あと数人位かな?」  そうか。やはり今井もグルだったか。  ん? というか、近藤さんが、ここの住人なのは会社に秘密なの?何で…。 家持っているのを隠したいのか? 何故、こんな高級マンション持っているのだ?ここまで高収入な会社には見えなかったけど…。 …宝くじが当たった成金か、株の副業で設けたけど会社では副業を許してないとか、…ヤバイお金で収入があるとか? 何で、何で?   そこを聞くのは、個人情報で答えてくれないだろうと思ったので、別の質問にした。 「どうして、普段ここには住んでいないんですか?」 「うーん、ここ、一人じゃ怖いからさ。」  と、あっさり答えた。  さっきも言っていたけど。一体何歳ですか!  しかも、別に住んでいる家があるって事でしょ? もしかして、この人は、妻子持ちなのか? ドキドキしていた場合では無いではないか! この人の素性がわからない。 「一人じゃ怖い」って事は、一人で住む為…独身か…バツイチという事も…? でも…じゃあ、今は何処に住んでいるのだ? 「…近藤さんは、いつもは別の家に住んでるって事ですよね?」 「ん?そう、実家に住んでるよ。」  と、さらっと答えた。 実家…という事はやっぱり独身であろう。結婚していたら、自宅って言うよね? 指輪もしていないようだし…。 とりあえず、奥さんが勘違いして怒鳴り込んで来たり…なんて、おかしな関係にはならなさそう。  何だか、他にも府に落ちない疑問は沢山湧いているが…。 すると、突然、変な事を言い出した。 「今日はこっちに泊まっていこうかなー。」 「は?」  何を言い出すのだ! 「主がここにいちゃまずい?」 「うっ」  道理が変だけど、逆らえない。 「なんでまた…。」 「君が、そんなに夜景が綺麗だって言うから。それなら、怖くないかも。」  と、さらっと、私の手を掴んで言った。 「それは…」  私より暖かい手で掴まれると、何も断れなくなる。  主である以上、ここにいるのはやむ得ないし、どうしよう…。 あ…なんだ、別に大丈夫か。  私は自分の部屋で寝ればいいじゃないか! 「そうですね。どうぞ、どうぞ。私は、自分の部屋に戻ってますね。ごゆっくりして行って下さい。」  と、私はベッドから降りようと足を下して、行こうとした。 した、けど手を掴まれたままだった。 「あの…。」 「ここにいて。」  一瞬ドキっとした。 「一人じゃ怖いから、一緒にいて。」 「な…」  にを、そんなに正直に告白しているんだい?  と、ベッドの淵で返事に戸惑っている私のそばに、起き上がってやってきた。 「何もしないから。」  いやいや、 「その…そういう問題じゃなくて…。」  断りにくそうに断っていたら、 「それとも、何かしてほしい?」  と、ふざけた事を言うので、 「しなくて結構です。」  と、即答した。  はは、と彼は笑った。  ちょっと、真剣だったので、こちらも無下に断れず…。 いや、断固として断るべきなのだろうけど。 そう、少し可哀想に見えたのかもしれない。 「何もしないなら、夜景を見るくらいは付き合いますけど…。」  と、思わず了承してしまった。 「でも、私は一人じゃ無いと、眠れないので。寝る時は、ちゃんと自分の部屋に戻りますからね。」  と、念押しした。 そう。それは確かに。 神経質なのか、誰かがいると、気になって眠れないのだ。だから私は一生独身だなと思っている。誰かと一緒に寝るなんて、考えられない。 「わかった。」  交渉成立。そこで、やっと彼は私の手を放した。 あ、掴まれてたんだった。 「その代り、俺が寝付くまではいてくれる?」 「えー…。それは保障しませんよ。」  そこは、きっぱり嫌そうに答えたけど、彼は、それでも笑っていた。 気を使って睡眠不足になって、明日の仕事に差し支えるよりか、こうなったら、肝を据えて、自分の睡眠を確保しよう。  と、あくまでもドライに、冷静に、頭を切り替えた。

第二章 発展  ~ そのよん ~

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「朝は何時に起きますか?私は早出ですけど、朝起こしましょうか?」 「いや、起こさなくていいよ。明日はゆっくりだから。一度家に戻るつもりだし。」  夜も十時位になると、いつも寝ている時間なので、自分は既にぼーっと、眠くなっていた。  …この人は何時に寝る準備をするつもりなのだろう?  部屋の照明は、全部、間接照明にして、ぼんやりと外の明かりが見える程度だった。    近藤さんは、ベッドに横になっていた。  私は、隣で、上半身だけ起こして、三角座りで外を眺めていた。  …何だ。この状況は。  この状況がどういう事なのか、わかるように誰か説明してほしい。    静かに考え事していた。 静かに考え事が出来るなんて? ふと、近藤さんの方を見たら、既に寝ていた。  あらら…。   何だか、嫌味なことも言わなそうな、可愛い顔をしてすーすー眠っている。  ちょっと、覗き込みたい衝動に駆られたが、目が覚めて急に掴まれるかも。 と、まだ警戒して近寄らずに見ていた。   …好みの顔立ちでは無いが、お肌はつやつやしていて、綺麗な顔立ちはしているんだよなー。派手という訳ではないが、こうして見ると、優しそうな雰囲気にも見える。  …しゃべり出すと、そんな風貌を忘れてしまうが…。  少し皮肉めいた事を言うくせに、たまにドキッとさせる事を言う。無駄に色気を出してくる時もあるし…。対応に戸惑う。  掛布団の上にそのまま寝そべっていたので、掛けるものが無い…。 しょうがないので、そっと、ベッドを降り、奥の自分の部屋から、自分用のフリースの毛布を持ってきた。この部屋には、かなり違和感な明るいピンク色の、可愛い花柄の入った毛布。  そっと、掛けた。 …笑える。  その様子に少し笑いをこらえた。   さて、部屋に戻るか。  その前に、何だか今日も疲れたなぁ、と、ごろんとその場で、一度横になって、天井を見た。 全く今日も何だったんだ。 ほっと、目を閉じた。   一瞬のつもりが、私はそれっきり、夢の中に入ってしまった。    よっぽど、疲れていたのでしょう。  と、私は後で、努めて冷静に、自分に言い聞かせてあげる事になる。   気がついたら外が明るかった。 はー良く寝た。 と、伸びをして、左横を向いてはっとした。 隣で彼が寝ていた。 (あれ?)  健やかに彼が寝ている。  昨日、近藤さんに掛けたはずの、フリースの毛布が、横向きで私の方にも伸びて掛けてあった。  …なんて心地良く眠ってしまったのだ!  あんなに、他人とは眠れない。と断言しながら、自分、めっちゃ爆睡しいてたのか? そんな自分にびっくり&がっかりだわ!   しかも、自分の方にも、フリースが掛けられている。と言う事は、きっと途中で近藤さんが掛けてくれたのだ。 ここで寝ていた事が完全にばれてるし! は、恥ずかしい! と、目が覚めてそのままの姿勢で、一人であれこれ言い訳していた所、目の前で近藤さんの目がゆっくり空いた。  もう遅―い! 「おはよう。」 「…おはようございます。」  動揺を隠して!あとはなるようにしかならない! 「良く寝れた?」 「…はい。」  うーん、と、伸びをしながら近藤さんは上を向いて「それは良かった。」と言った。 「昨日あのまま寝ちゃったよ。服着たままだった。そこのシャワー使いたいんだけど、いい?」  と、ゆっくり上半身を起こしながら、居間の浴室を指して言った。  私は、それより少し先に飛び起きて、 「どうぞ!私は、あっちのシャワー使いますから!支度して来ます!どうぞごゆっくり!」  と、言い切り、部屋を飛び出した。   ああー…なんで、あんなにぐっすり…安心して眠ってしまったのだ…。 反省。 寝起きもすっきりする位。 反省。 きっと、あのベッドは高価なものだったのだろう。  この家が広くて良かった。  私は、奥の部屋でひたすら洗面、身支度を整えた。  …ど、どんなタイミングで居間に戻れば良いのだ。  お陰で、いつもより早く支度が出来て、余裕ができてしまった。でも、早く家を出よう。    居間の扉をそーっとあけて、「あのー」と、声を掛けた。  浴室からは出ているようだ。 「私、先に出ますねー。」  と、遠くへ声を掛けた。 「何してるの?入っていいよ。」 「わ!」  扉のすぐ横の台所にいた。コーヒーを入れていた。 「飲む?」 「あ、いえ…。私は、お水取りに来ました。」  と、台所の中に入って冷蔵庫のペットボトルを取った。  ちらっと、その姿を盗み見ると、近藤さんも、既に支度を終えていた。  あら?着ている物が、昨日と違う。 「あ、そうだ。ここに、タオル置いてあったんだけど、移動させた?」 「…あ、この前みんな来た時に使って…?」 その後、どこにしまったたかしら? 「ああ、使っていたね。わかった。いいよ。」  急に主っぽい事を言ってー! 「…探しておきます。」  と、言いながら、居間の中央に向かい、家のカギを取った。 ふと、ベッドの置かれた部屋の景色がいつもと違う気がして見てしまった。 ベッド頭の壁が開いていて、その奥にウォークインクローゼットが出現していた。  そこには紳士物の衣類がずらり…。  あ… 「あそこ、俺の私物あるから。この部屋、ホント住むには面倒だよね。」  わっ  気づいたら、また私のすぐ後ろに来ていて、頭の上の方から不意打ちで話しかけらた。 その位置に来ないでー! 「わ、わかりましたよ!あそこは開けませんから!」  と、すかさず距離を取った。   やはり、ここの主だというのは、本当のようだ。 「私は先に出ますから!」  …そういえば…? 「…あの…この部屋の鍵って…持ってますか…?」  と、念のため聞いてみたが、あっさり。 「持ってるよ。」  そう…でしょうね。薄目で彼を見た。 「私の部屋に入らないで下さいよ!三か月間は、私だって私物置いてますから!」  と、逆切れしてみた。  その私のいきり立った様子を見て、彼は笑った。  先に家を出た。  後でさっき見た光景を思い返してみる。  ベッドの上には、私のピンクの毛布が綺麗に畳まれ、置かれていたような気がした。

366 ふるえて眠れ、三姉妹 三姉妹探偵団〈15〉

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三姉妹探偵団シリーズ 第15弾
1998年05月 講談社ノベルスふるえて眠れ、三姉妹―三姉妹探偵団〈15〉 (講談社ノベルス)
2001年05月 講談社文庫ふるえて眠れ、三姉妹 三姉妹探偵団(15) (講談社文庫)

367 三毛猫ホームズの暗闇

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三毛猫ホームズシリーズ 第32弾
1998年05月 カッパノベルス 三毛猫ホームズの暗闇―ミステリー傑作集 (カッパ・ノベルス)
2001年07月 光文社文庫 三毛猫ホームズの暗闇 (光文社文庫)
2010年06月 角川文庫 三毛猫ホームズの暗闇 (角川文庫)

368 本は楽しい 僕の自伝的読書ノート

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