573 真夜中の散歩道
574 路地裏の吸血鬼
575 肌色のポートレート: 杉原爽香〈41歳の秋〉
杉原爽香シリーズ 第27弾
2013年09月 光文社文庫 |
![]() 肌色のポートレート: 杉原爽香〈41歳の秋〉 (光文社文庫)
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更新記録
2014年11月の更新 2012年04月出版の「振り向いた悪魔」 (光文社文庫)を落としていたので、554として組み入れ、それ以降のナンバリング等を修正しました。 2014年10月 怪異名所巡りシリーズ第6弾「恋する絵画」が集英社文庫に収録されました。 2014年11月 マザコン刑事シリーズ第3作「マザコン刑事の逮捕状」の新装版が徳間文庫から刊行されました。 2014年11月 「さすらい」が角川文庫に収録されました。 2014年9月の更新 マザコン刑事シリーズ第2作「マザコン刑事の探偵学」の新装版が徳間文庫から刊行されました。 杉原爽香シリーズ最新刊「肌色のポートレート」が光文社文庫で刊行されました。 「いつか他人になる日」が角川文庫に収録されました。 2014年8月の更新 6月に吸血鬼はお年ごろシリーズ「吸血鬼愛好会へようこそ」が集英社文庫に収録されました。 7月に吸血鬼はお年ごろシリーズ最新刊「路地裏の吸血鬼」がコバルト文庫で刊行されました。 マザコン刑事シリーズ第1作「マザコン刑事の事件簿」の新装版が徳間文庫から刊行されました。 8月に「禁じられたソナタ」が角川文庫で刊行されました。 「清く正しく、殺人者」の新装版が双葉文庫から刊行されました。 大貫警部シリーズ「百鬼夜行殺人事件」が講談社文庫に収録されました。 2014年6月の更新 三姉妹探偵団シリーズ「三姉妹と忘れじの面影 三姉妹探偵団22」が文庫化されました。 三毛猫ホームズシリーズ「三毛猫ホームズの花嫁人形」が角川文庫で刊行されました 花嫁シリーズ「売り出された花嫁」が文庫化されました。 「授賞式に間に合えば」の新装版が光文社文庫から刊行されました。 2014年5月の更新 「真夜中の散歩道」をアップしました 「孤独な週末」が徳間文庫で再刊されました。 2014年4月の更新 鼠シリーズの最新刊「鼠、狸囃子に踊る」をアップしました。 永井夕子シリーズ「幽霊注意報」が文庫化されました。 2014年2月 ここまでの作品を、ひとまずアップ完了しました。 恋する絵画 怪異名所巡り 6 (集英社文庫)
「キケン (新潮文庫)」を読みました!!
「キケン (新潮文庫)」を読みました!
成南電気工学大学のサークル「機械制御研究部」略して「キケン」 部長は「成南のユナ・ボマー上野直也」、 副部長は「苗字を一文字隠した大神宏明」 そこに入部した新入生、元山高彦と池谷悟、 キケン部の黄金期の話! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 有川浩作品ということで購入しましたが・・・ もはや安心して読める有川節たっぷりの爽快さ満点の作品でした。 つまり、面白かった!!!!!!!(笑) 学園祭の「お店の子」の話が好きだったな~ あとは、最後の黒板のシーン!!!ちょっとじわ~ってきた(笑) 昔を振り返る形で描かれているんだけど、それが最後の最後で生きて花開く! もう最初からこうなるために描かれていたんだな~ってよくわかる完璧な展開でした~ 軽く爽快にさくっとよめて面白い、素敵な有川作品らしい作品でした! 映像化しそうだけど(映像化は面白くないのでいやですが)、部長上野のせいでできなさそうだな(笑)11/22発売文庫ピックアップ

からくさ図書館来客簿 第三集 ~冥官・小野篁と短夜の昔語り~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 仲町六絵
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/11/21
- メディア: 文庫
11/22発売ノベルピックアップ

乙女ゲームの悪役なんてどこかで聞いた話ですが (レジーナブックス)
- 作者: 柏 てん
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2014/11
- メディア: 単行本

転生者はチートを望まない 2―No More Cheat! (レジーナブックス)
- 作者: 奈月 葵
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2014/11
- メディア: 単行本

異世界で『黒の癒し手』って呼ばれています 4 (レジーナブックス)
- 作者: ふじま 美耶
- 出版社/メーカー: アルファポリス
- 発売日: 2014/11
- メディア: 単行本
西加奈子さんの「ふくわらい」ってなぜか文庫本がないんだよね
私にしては珍しく、文庫本じゃなくて単行本で読みました。 西加奈子さんの「ふくわらい」です。 映画の「きいろいゾウ」があまりにも強烈な印象だったんで、 西加奈子とは何者?と思って読んでみたのね。 向井理さんと宮崎あおいさんの映画「きいろいゾウ」は 最初はなんて退屈な作品だろうって思ってたんだわ。 でも最後まで飽きずに見られた。これが不思議だったんです。 最初は宮崎あおいさんの演技力のせいだと思ってたのね。 でも思い返すと…これ作品そのものが面白いんじゃないか?って。 そう感じ始めて、たまたま「ふくわらい」を選んだんです。 ストーリーは…、 ある体験のせいで人との関わりを嫌うようになった女性編集者。 彼女は、顔や外見にまつわる苦しみをもつ人々と語ることで、 自身の世界観が大きく変わっていきます。 友情や恋、誰かとつながっているというすばらしさ。 彼女が幸せになるためにとった行動とは…。 という感じかな。 読後感を一言でいうなら、「きいろいゾウと似た感覚」です。 なんていうのかな、まわりの時間がじっと止まったままで 心の中だけが動いているような。 そして不意にそばにいる人の声が聞こえて、というか感じて、 その内なる声が物語を紡ぐ感覚。 映画もそうだったけど、あんまり情景描写がないのよ。 「ふくわらい」では状況的にちょっとエグい場面も出てくるんだけど、 想像力を働かせすぎず冷静に読めば、 描写自体がエグいわけじゃないことに気づくんです。 この「ふくわらい」は、主人公を含め登場人物たちがみな ちょっと普通と違う環境にいたり、変わった体験をした人たちです。 良くも悪くも “エキセントリック” という言葉が当てはまりそうな。 なので、余計な美辞麗句がなくても、力強い文体の語りだけで ぐいぐい引き込まれている自分に気づきます。 このあたりも映画「きいろいゾウ」の感覚と同じでした。
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Mの正体が明らかに【人類資金4】
前作では十兆円もの金をだまし取る直前に邪魔が入り、その困難からどうやって抜け出すかが本作のスタートだ。落ちぶれたヤクザの酒田との駆け引きも魅力的だが、本作では、詐欺を成功させるために、最後の最後でMのとった手段というのが強烈だ。謎に包まれていたMの正体が明らかとなり、十兆もの金を手に入れ実現させるべきことの一端が描かれている。
本シリーズも中盤を越えたのだろう。登場人物たちが、かなり絞られてきた。市ヶ谷代表として出張ってきていた美由紀の正体が明かされ、舞台から退場する。Mの正体が明らかとなると、財団の理事や真の管理者の存在など、巨大な組織をイメージするのに十分すぎるほど素材はそろっている。何よりMの正体が判明したことで、物語は急加速している。
■ストーリー
思いがけずロシアで出くわしたのは、6年前から真舟を恨み執拗に追っていたヤクザ酒田だった。間一髪逃れた真舟だが、『M資金』を盗み出す大博打の最終局面で再び窮地に陥る。観念した真舟の前に姿を現したのは―。「世界が変わる瞬間をあなたに見せたい」。真舟に告げた“M”の正体は、計画の真の目的は?
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わかった!運が良くなるコツ-ウソだと思ったら、ためしてみよう
この本も、何度も何度も読んでいる本の1つ。 愛読書に近いかな。浅見さんの『あなたは絶対に運がいい』シリーズは、発売当初からずっと買い続けいて、何度も読んでいる。 今回、ちょうど節目的な時期なので、この1冊前に読んだものもそうだけど、なんとなく気づきが欲しくて読み返してみようと思い立った。
こちらも、やはり歳と共に書簡は変わるんだな~と実感。 ただ、浅見さんの本はだんだん同じ内容の繰り返しになってきていたので、やはり読み返すならば基本の方が良かったのかも? 今は別の本を読んでいるけど、経年変化を知ることも大事かも。
そもそも、この本の初版が既に12年前・・・この事実に驚愕してしまったよ。( ̄ω ̄;)
おススメ度: ☆☆☆

わかった!運がよくなるコツ―ウソだと思ったら、ためしてみよう
- 作者: 浅見 帆帆子
- 出版社/メーカー: 広済堂出版
- 発売日: 2002/10/01
- メディア: 単行本
進化する麺食文化
夢見るとき (ペニー・ジョーダン) R-0957


「税金を払わない巨大企業」富岡幸雄著
深田恭子 写真集
スエズ運河を消せ
小説「宇宙軍士官学校」
墨染の鎧【恵瓊の見立てはえぇ~け~のぅ】
今回は「天地人」でお馴染み、火坂雅志氏の「墨染の鎧」をご紹介します♪
「信長之代、五年、三年は持たるべく候。明年辺は公家などに成さるべく候かと見及び申候。左候て後、高ころびに、あおのけに転ばれ候ずると見え申候。藤吉郎さりとてはの者にて候」 信長の絶頂期に信長の将来が危ないことを予測して、多くの家臣団の中から秀吉が台頭してくることを予測していたことで有名な安国寺恵瓊が主人公です。戦国時代には大名同士間の交渉を行う外交僧が多くいましたが、恵瓊も毛利家の外交僧として活躍した人です。ただ、他の外交僧と違うのは大名の出身ということ。恵瓊は名門安芸武田氏の出身でお父さんが毛利元就の攻め滅ぼされた後、父親の敵である元就に仕えることになります。 恵瓊が世に出るようになったのは、羽柴秀吉が備中高松城を水攻めにしていた際の毛利側の交渉役を務めていたころですかね?その最中に本能寺の変が起き、信長が死んだことを知りましたが、秀吉の世の中が来ることを予測していた恵瓊は小早川隆景と共に秀吉を追わなかったといわれています。 そのことが評価されたのか、秀吉の出世と共に恵瓊も出世していき、とうとう伊予6万石の大名にまでなります。 秀吉の死後、恵瓊は豊臣家を守るために石田三成とともに反家康派として、主君の毛利輝元を西軍の総大将に担ぎ出すことに成功しましたが、関が原の戦いでは、恵瓊軍の前に東軍と誼を通じていた吉川広家が戦いに 参加しなかったため、結果的に軍を動かすことができず、西軍は敗退。京都に逃げた恵瓊は捕まり、三成、小西行長と共に斬首されました。 その後、毛利家は大幅に領地を減らされたため、恵瓊はその張本人とされ、しかも頭でっかちの僧だったためかなんとなく悪役のイメージがついてますが、田舎者(失礼!)の集まりの毛利家に京都の東福寺で修行をしていた恵瓊が中央での情報を持ってきていたからこそ、毛利家は存続したのではとも考えられます。 さてこの小説、若いころの全国を旅する恵瓊が描かれるなど興味深い内容になっています。しかも最後には恵瓊にとんでもない秘密があることが!! 戦国時代ブログランキング参加中!「秘密って何??」という方は応援クリックお願いします!! ↓
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古市憲寿×小熊英二『真剣に話しましょう』①
『真剣に話しましょう』①古市憲寿×小熊英二
先月発売された小熊英二の対談集『真剣に話しましょう』を読みました。対談「集」とあることから皆様お察しのように、対談相手が多いです。本書は、今回の記事の対談相手の古市憲寿氏を始め、東浩紀氏、上野千鶴子氏…と総勢12名の対談相手との12本の対談を集めた書籍となっています。一回ごとのテーマもかなり離れたものであるので、記事では対談一つ一つを要約していった方が焦点が絞れていいだろうと思い、このような形とさせていただきました。ということで12回シリーズの『真剣に話しましょう』要約第一回目の対談相手は現在29歳、対談時点でなんと26歳の若手論客、古市憲寿氏です。この対談は氏の著作『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)の刊行記念に行われたものです。
以下に本対談の内容をざっくり要約していきます。
「いんちきおもちゃ大図鑑―中国・香港・台湾・韓国のアヤシイ玩具」いんちき番長+加藤アングラ
「いんちきおもちゃ大図鑑―中国・香港・台湾・韓国のアヤシイ玩具」 著者:いんちき番長+加藤アングラ 発行:社会評論社 いんちき番長氏+加藤アングラ氏の作品。 いんちき番長(玩具冒険家) 世界番長連盟公認番長。好きなサラリーマン:林さん。 本人自身がいんちきの塊のような存在で、玩具の他にも「芸人の偽者としてCSのバラエティ番組に登場」「偽レスラーを集めたイベントを開催」など、いんちきについては枚挙にいとまがない。 加藤アングラ(フリーライター) アトランタ・オタリンピック金メダリスト。 好きな妖怪:ヤッシー。サブカル誌やゴシップ系月刊誌など多方面でアジアのオタクカルチャーや玩具についてのコラムを執筆する。 現在は『オタナビ』(コアマガジン社)で連載中。 子供の頃、お小遣いやお年玉を貯めて、野球のグローブを買った。 それまでは、兄弟から譲り受けた「おさがり」の物を使っていたため、新品を手に入れたときの感動は忘れられない。 新品の硬いグローブを練習で慣らしている最中、球友からそのグローブは「パチもの」だねと言われたことがある。 正直ピンとこなかったが、あまり気にはしなかった。 今となっては真贋はどうだったのかわからない。 その頃は、グローブだけではなく怪獣の消しゴムやメンコなどでも明らかに怪しい物を手に入れ、「パチもの」だと語り合ったものである。 本書はアジア各国で販売されているフィギュア、変形・合体ロボット、食玩などの写真、寸尺、素材、特徴などを図鑑のようにまとめた書き物である。 日本の有名なアニメや漫画のキャラクター、アメリカ映画の主人公などを模した(パチもの?)おもちゃが紹介されている。 キャラクターの色を変えたり、丸みをつけたり、他のキャラクターの特徴を重ねてみたりと悪戦苦闘しているようにも見える。 どこかユーモラスで憎めない物も見受けられるが、やはり複製は違法なことである。 たくさんのいんちきおもちゃのコレクションを堪能できた。

いんちきおもちゃ大図鑑―中国・香港・台湾・韓国のアヤシイ玩具
- 作者: いんちき番長
- 出版社/メーカー: 社会評論社
- 発売日: 2009/10
- メディア: 単行本