先日、上司からおりきシリーズの最近巻の催促があった。( ̄ω ̄;) ま、これも円満に会社生活を送るためのエッセンスと思えば・・・ ま、買おうと思っていたのだけど、本屋でもなかなか出会えず探していたところ、ブックオフで見つけた!! 催促もあったので、購入後すぐに読み始め読了。
おりきシリーズ14弾。 もう14冊にもなるのね!? 花見客や参勤交代でにぎわい大忙しの品川宿。 そんな中、三吉が立場茶屋に帰ってきた! 善爺が亡くなってから初めての墓参り。 おきちと三吉の再会も涙・涙であった。 そしておまきがとうとう立場茶屋から巣立っていくことに・・・。 嫁ぐわけではないが、おまきが納得して家に入ることを決めたため、おりきたちはおまきを心から祝い送り出すことに。 巳之吉の料理と皆の言葉に送られ、おまきはやっと幸せの道へと歩き出す。 おまきの後釜として雇い入れた女が、実は盗みを働き逃げてしまった・・・。 おりきは動揺を隠しきれなかったが、茶屋衆たちの団結もあり、何とかことは丸く収まった。 そして変わった一見客を受け入れたが、どうやらおかしな二人に、おりきは何かを感じ取った・・・。
まー、いろいろ起こりますなぁ。(笑) やはり三吉・善爺の話は涙なしには読めませんね。 通勤で読み始めたんだけど、バスの中で泣きそうになり、その部分をとりあえず端折って読み進めるが、またすぐに泣きそうな場面があり・・・なかなか読むのが大変であった。(´;ω;`) そしておまきが・・・幸せになってくれるといいな~と本当に思う。 なんだか名前が一緒だからちょっと思い入れがあるんだよね。 がんばれ、おまき! そしてこうめ・鉄平夫婦に子供が! 足の悪かったなつめが養女にもらわれていったりと、なかなか盛りだくさん。 おりき自身の話が最近遠ざかっているので、気になるといえば気になるのだが・・・やっぱり巳之吉とだけはくっついてほしくないなぁ。 鬼一郎、カムバーーーーク!(笑)
おススメ度: ☆☆☆☆☆ やはり三吉&善爺に五つ星捧げます!
品の月 立場茶屋おりき (ハルキ文庫 い 6-22 時代小説文庫 立場茶屋おりき)
- 作者: 今井 絵美子
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 2013/03/07
- メディア: 文庫