随分とアップがたまってしまった・・・うっかり4冊も貯めてしまった。（￣□￣；）！！ 仕方ない・・・今日は朝からまとめて書きますか。
最近、怒りが抑えられないことがずっと続いていた。 あまりに理不尽すぎて、我慢できなくて会社のトイレで涙が出たこともあった。 そんな中で出会ったこの本。 ムカついたり、ねたんだり、悔しんだり、悲しんだり・・・こういう『負』の感情を、仏道では『怒り』という。 怒りは心を見出し、能力を曇らせ、体内に有害物質を生み出してしまう。 しかもそれは他人にも伝染するという。 その怒りをどうやったら手放せるのか? ということをお坊さんの立場からわかりやすい現代の言葉で解いてくれる本。
なかなか簡単に実践できることばかりではないのだが、理屈は理解できた。 だからほんの少しではあるが、心が楽になり、怒りが体から離れて行ってくれた。 腹立たしいことは未だに多いことは確かだが、何度も読んで、体得していきたいと思う。 不条理な会社のせいで、自身を傷つけることはしたくないから。 怒りを手放す人生を歩きたいものである。
おススメ度： ☆☆☆☆
- 作者: 小池 龍之介
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/01/14
- メディア: 文庫