- 作者: 奥田 英朗
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/11/17
- メディア: 文庫
あらすじ
自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。
財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、
わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。
それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、
美術詐欺のアガリ、10億円
をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?
直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。
(amazonより)
アメリカヒーローのような身体的特殊能力には
あまりときめきませんが、異常に記憶力が良いなどという
ちょっとした、でも実はかなりすごい能力に惹かれる私ですので
ミタゾウのキャラクターが非常に魅力的でした。
ストーリーも視点が変わりながら進んでいって
それぞれの感情が理解しやすくて読みやすいです。
久しぶりに続きが気になって一気読みしてしまった本でした。
ワクワク感とロマンとちょっとした裏社会の入り交じった
面白いミステリーだったと思います。
因みにこの小説はWOWOWでドラマ化もされましたので
そちらの方ももちろん見ました!
原作に忠実なドラマ化でそれぞれのキャラクターもイメージ通りで
さすがだなぁと思いました。
個人的な意見ですがWOWOWドラマで外れたこと無いなぁと思います。
それほど見たことがあるわけじゃないんですけどね(汗)