本 『茶の本』岡倉天心 ★・・・・・ この本の解説で、 『東洋の理想』・『茶の本』の 冒頭を比較検討 ★::::: 『東洋の理想』の冒頭では 東洋と西洋の文明的特徴を比較しているが 天心の浪漫的な詩人の資質があらわれている ★∴∴∴ 『茶の本』の冒頭になると 音調は詩的でありながら、 ある沈痛なひびきを印象づける ★<<<<< 岡倉天心は、 明治31年、東京美術学校の校長の職を追われ、 官学に対抗する在野アカデミーの日本美術院も、数年後には幻滅に終わっている ★+++++ その後の1902年(明治35年)<40歳>から1906年(明治39年)<44歳>にかけて 『東洋の理想』・『日本の覚醒』・『東洋の覚醒』・『茶の本』を英文で出版 近代の西洋文明に対してアジアの美と宗教にもとづく文明の理想を情熱的に語っている ★~~~~~ 西洋文明が押し寄せてきた時代にどのように対応するか 産業革命・高度経済成長・グローバリズムと続く 何を理想とするのか、現代ともリンクする ★☆彡 その一方で 世の中が動く中で 人々の心も揺れ動く 岡倉天心 『茶の本(英文収録)』 講談社学術文庫 840円+税
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