「愛とは与えるものだから」

・愛とは与えるものだから／中原一也　シャレード文庫

シリーズ最終巻！ とうとう、このしりーずも、この巻で終わり。 実は、1.2巻めを読んだ時、これで終わりだと思っていた。 ら、次から次へと続きが出て。 とうとう6巻目になったよ。 最終巻は、5巻目の続き。 とうとう斑目が診療所に行くことを決心する、最後に。 生活保護者の支給問題で、坂下診療所にいやがられが。 あることないことネットの掲示板に書きこみされ、週刊誌にもあることないこと書かれ、診療所に投石されたり水浸しにされたり。 世間って、冷たいよね。 そして、現実的だよね、この問題は。 働けなくて貰っている人もいれば、働けるのに貰う人もいる。 いい人ぶって、書きこみする。 おそろしいや。 坂下と斑目。 お互い、相手がいるから、頑張られる。 人の痛みに共感し、優しくできるし、強くもなる。 愛しているからこそ、離れていても一つの目標に頑張られる。 早く、二人で診療所ができるといいね。 頑張れ～！ ★★★☆