今日の本 「最強の武道とは何か」(ニコラス・ペタス/講談社+α新書:13年)
リリースから少し時間が経ってしまいましたが、ようやく手にしました。
著者はニコラス・ペタスさん。極真の大山倍達氏の内弟子であり、その後、
K-1でも活躍したペタスさんの著作です。
本書、10章から構成。
まずは、極真、そしてK-1における、ペタスさん自身の経験を語り、
その後、ある番組の出演依頼をきっかけに触れることになった、
6つの武道について、その魅力などを伝える内容。
で、6つの武道とは、空手~柔道~相撲~合気道~剣道~弓道。
弓道も入っております。
(なぜか弓道を体験するペタスさんの写真はないのですが)
ラスト、締めの言葉はとても強く心に残ります。
「優れた武道家は、みな優しい。痛みを知り、自分自身を深く
理解しているからだ。」
「誰もがお互いを尊敬できるようになれば、世の中は今より
もっといいものになるはずだ。」
外国人であっても、深く日本の武道を理解しているペタスさん。
もっと広く、伝えてほしいですね。
すでにペタスさんは引退しているわけですが、指導者としての、
今後のご活躍に期待しております。
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今日の本 「最強の武道とは何か」
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