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マタイによる福音書 4章1~11節

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<すると、イエスは言われた。「退け、サタン。『あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ。』と書いてある。そこで、悪魔は離れ去った。すると天使たちが来てイエスに仕えた。(10.11節)> ヨハネから洗礼を受けられた主イエスは、荒れ野で40日間昼も夜も断食された後、空腹を覚えられた。 ユダヤ人は罪を悔いていることを表すために、特別な断食の期間を設定した。ここで主イエスが行われた断食は、モーセと同じように神への献身を示すためであった。「40日間」の「40」は、荒れ野の40年という表現同様、聖書では特別な意味を持つ。 すると誘惑する者が主イエスのもとにきて「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ」と言った。神に頼らずとも、自分の力で空腹を満たせるだろうと。 しかし、主は「主はあなたを苦しめ、飢えさせ、あなたも先祖も味わったことのないマナを食べさせられた。それは、人はパンだけで生きるのではなく、人は主の口から出るすべての言葉をあなたに知らせるためであった。」と申命記に記される主がモーセに言われた御言葉を告げて退けられた。 すると次は、神殿の屋根に主イエスを立たせ、ここから飛び降りたあなたを神が助けられるかどうか試してみるがよいと言った。主イエスは同様に「マサにいた時のように、あなたたちの神、主を試してはならない」と申命記の御言葉を言われ彼を退けられた。 すると今度は、主イエスを高い山の頂上に連れて行き、世のすべての国々とその繁栄ぶりを見せて、自分を礼拝するなら全世界を支配する力が与えられるだろうと言った。主イエスは「あなたの神、主を畏れ、主にのみ仕え、その御名によって誓いなさい。」と申命記の御言葉をもってサタンを退けられた。 「サタンの誘惑は、代々の教会と信仰者が今日も試みられ、戦っている課題であります。サタンの誘惑に主イエスは三度とも聖書の御言葉をもって対抗されました。御言葉への正しい服従によって、執拗な悪魔の誘惑を退けられたのです。」と藤田牧師は説かれる。 説教では「信仰を盾として生きる」とよく聞く。多くの都民が正義感溢れる彼に信頼を寄せ知事として選んだのに、彼はサタンの罠に簡単にはまってしまった。誰でも体の中にサタンを住まわせていることを覚えていなければならない。


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