第三部「マリユス」。頑固な祖父にさからって、ひとり下宿生活をはじめたマリユスは、窮乏の生活の中で、しだいに共和主義に傾倒してゆく。そのころ、彼が毎日散策に出かける公園で必ず出会う親娘があった。誇り高く純真な青年マリユスは、その未知の少女の清らかなまなざしにとらえられ、可憐な姿に憧れをいだく。娘は、ジャン・ヴァルジャンに養われているコゼットであった。(Amazonより抜粋)『レ・ミゼラブル 第2巻』に続く3巻目です。前巻からもう1ヶ月もたってしまったんですね。 『レ・ミゼラブル 映画版』に出てこないシーンばかりでしたね。映画のイメージが強いので、先に進んでしまってから後で戻ってきたいと思うような巻でした。映画ではそれほどスポットがあたっていなかった「コゼット」の恋の相手マリユスのことが詳しく書いてあるため、やはりサイドストーリーのイメージが。でも、最後は面白かったです。
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レ・ミゼラブル (3)
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